SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

油彩画 アクリル画の方におすすめ!新発見☆日本画材

2013年10月22日 | ブログ

皆様、こんばんは。

台風がじわじわと近づいてきておりますが、

備えは大丈夫でしょうか?くれぐれも、お気を付け下さい。

さて、本日は、今回初めて一日講座にお目見えする・・・

日本画の講座をご紹介致します。

まずは、日本画の歴史から・・・。

奈良時代から平安時代にかけて、中国朝鮮半島などから渡来した技法や様式、

あるいはそれに倣い日本で描かれた図画が「唐絵」と呼ばれた。

・・・稲作や、漢字と同じように大陸から伝わってきたのですね。

これに対して日本的な主題を描くものが産まれ、「大和絵」と呼ばれた。

・・・日本独特の日本画と呼ばれるものの前衛的な形ですね。

その後、「漢画」に対する「和画」や、「唐画」に対する「和画」などと、

呼び方やその区分は時代によって異るが、

海外から新しく流入した画風に対し、

旧来のものを、日本の伝統的なものと、考えるパターンは繰り返されていた。

なるほど。

ところで、日本の伝統文化。

とは、他にはどのようなものがあるのでしょう・・・

生け花

Photo

着物

Photo_2

どの日本の伝統文化にも共通していることは・・・

繊細、かつ、優美な風合いをもち合わせていて、

ではなく、

ではなく、

・・・・というように、自然界の

「赤とも青とも言い難い、まさに、色彩、と表現するにふさわしい」

ような、まさに、ワビ、サビ、の世界です。

それでは、ここで、今回の講師、

北斗一守先生の作品を、ご覧いただきましょう☆

30

北斗一守先生作品。「夜雨」30号

日本画は、まさに、「何とも言えない色合い」

を表現する面白さがある絵画です。

チューブに入った絵具と違い、一から、自分で絵の具を作る。

定着剤も入っていないので、膠(にかわ)を混ぜて・・・・と、

チューブの絵具であれば、必要のない作業が必要になってきます。

どこまでも、自分だけの色を追及でき、「何とも言えない色合い」を

表現出来ます。

「できれば楽しいだろうけど、難しそう」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、

今回は、入門編として、

小作品を作っていきながら、岩絵の具を中心に日本画材料に触れて遊びたいと思います。

と、先生のコメントを頂いております☆

そして、北斗先生は、アクリルメディウムの上に岩絵の具をのせてみたり。。。と

伝統を大切にしながらも、新しいものを生み出していく・・・

ということも大切にしておられます。

Photo_3

北斗先生作品 「空」

確かに、古いものに囚われていては、新しいものは

絶対に生まれない、と美輪明宏さんも、おっしゃっていました。

まだまだ、お申し込み、間に合います!!!

是非、日本画に興味のある方、この機会にご参加ください。

Photo_4

お問い合わせ、お申し込みは、アートサロンまで☆

                        (歌姫)