垂れた稲穂が眩しいくらいに黄金色で、もう彼岸からもずいぶんと経っていますが曼珠沙華がちらほらとまだ咲いておりました。再び講師弓手です。
リニューアルしたチケット制・野外スケッチ入門の本日のお題は
『構図の基本』
でしたが、この(写真)の曼珠沙華と国宝の三重の塔の配置のように、あの有名な “黄金比” を現場で学び活かすという内容でした。
いつもの教室授業ではなかなか伝えにくい黄金比の使い方が、国宝の當麻寺の双塔を題材に、やはり目の前に広がる空間のなかでは、とても素直にご理解いただき実践していただけたのではと思っております。
さて次回10月19日(金)のチケット制・野外スケッチ入門は、大阪港の舟溜まりを題材に、主に鏡写しに映る水面を描く基本とテクニックをレクチャーいたします。
本日は遠方にも関わらず多数のご参加をいただきました。
誠にありがとうございました。
次回のご参加もお待ちいたしております。
皆さまお疲れさま。
本日も、なんとか秋晴れですね。
こんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。
今秋リニューアルしました 『チケット制・野外スケッチ入門』 ですが、本日は講師弓手の超お膝元、奈良県の當麻寺の遠望スポットが現場です。
リニューアルして毎回講師が推奨する画材とテーマと、スケッチテクニックのレクチャーを現場で行っておりますが、今回は超基本に戻りまして、
『構図の取り方』
を、弓手が高校生の頃から数え切れないほど練習し学んできました當麻寺の遠望スポットでレクチャーいたします。
當麻寺の北側に広がる丘陵地の田畑から、程よい距離感で国宝の二つの三重の塔が南側に見えます。背後には二上山から連なる葛城・金剛の山並みが広がっています。
構図の勉強としては、まずその国宝の双塔を画面上のどこに入れるとバランスが良いか。そして近景の田畑や遠景の山並みをどう配分するか。などなど、何通りもパターンがあって、しかも全てが見渡せるポジションとロケーションなので、おそらくは分かりやすく構図の勉強が出来るだろうと考えております。あえて基本に戻り学んでいただきます。