皆様、こんばんは。
台風がじわじわと近づいてきておりますが、
備えは大丈夫でしょうか?くれぐれも、お気を付け下さい。
さて、本日は、今回初めて一日講座にお目見えする・・・
日本画の講座をご紹介致します。
まずは、日本画の歴史から・・・。
奈良時代から平安時代にかけて、中国や朝鮮半島などから渡来した技法や様式、
あるいはそれに倣い日本で描かれた図画が「唐絵」と呼ばれた。
・・・稲作や、漢字と同じように大陸から伝わってきたのですね。
これに対して日本的な主題を描くものが産まれ、「大和絵」と呼ばれた。
・・・日本独特の日本画と呼ばれるものの前衛的な形ですね。
その後、「漢画」に対する「和画」や、「唐画」に対する「和画」などと、
呼び方やその区分は時代によって異るが、
海外から新しく流入した画風に対し、
旧来のものを、日本の伝統的なものと、考えるパターンは繰り返されていた。
なるほど。
ところで、日本の伝統文化。
とは、他にはどのようなものがあるのでしょう・・・
生け花
着物
どの日本の伝統文化にも共通していることは・・・
繊細、かつ、優美な風合いをもち合わせていて、
赤ではなく、朱
青ではなく、藍
・・・・というように、自然界の
「赤とも青とも言い難い、まさに、色彩、と表現するにふさわしい」
ような、まさに、ワビ、サビ、の世界です。
それでは、ここで、今回の講師、
北斗一守先生の作品を、ご覧いただきましょう☆
北斗一守先生作品。「夜雨」30号
日本画は、まさに、「何とも言えない色合い」
を表現する面白さがある絵画です。
チューブに入った絵具と違い、一から、自分で絵の具を作る。
定着剤も入っていないので、膠(にかわ)を混ぜて・・・・と、
チューブの絵具であれば、必要のない作業が必要になってきます。
どこまでも、自分だけの色を追及でき、「何とも言えない色合い」を
表現出来ます。
「できれば楽しいだろうけど、難しそう」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
今回は、入門編として、
小作品を作っていきながら、岩絵の具を中心に日本画材料に触れて遊びたいと思います。
と、先生のコメントを頂いております☆
そして、北斗先生は、アクリルメディウムの上に岩絵の具をのせてみたり。。。と
伝統を大切にしながらも、新しいものを生み出していく・・・
ということも大切にしておられます。
北斗先生作品 「空」
確かに、古いものに囚われていては、新しいものは
絶対に生まれない、と美輪明宏さんも、おっしゃっていました。
まだまだ、お申し込み、間に合います!!!
是非、日本画に興味のある方、この機会にご参加ください。
お問い合わせ、お申し込みは、アートサロンまで☆
(歌姫)