SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究 透明水彩 オレンジをつくるⅠ 

2013年03月17日 | ブログ

本日は、春めいたお天気

ご好評につき、再開講となりました、

「日曜画材研究、透明水彩 オレンジをつくるⅠ」

今日も全員参加で、皆さん熱心に、お勉強されておりました

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講師の先生は、渡辺聡先生。

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色の作り方だけでなく、実際に絵を描くときを想定した講義もして下さいます。

とても分かりやすく、実戦で役に立つ、

という、皆さまからの嬉しいお声も、聞かせていただいております

今回はオレンジをつくる。

ということで、まずは、絵の具の混ぜる割合などの説明から

パレットには、以下の色が準備されています。

カドミウムイエローレモン

コバルトブルー

インディゴ

カドミウムレッド

パーマネントマダーレーキ

ターコイズ

カドミウムイエローミディアム

大きく 赤・青・黄色の三色に分かれます。

これらの色の混ぜる割合を調整しながら、調子の違うオレンジを作っていきます。

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まずは、色見本作りから・・・

「反対色を上手く使って、色の調子を変えることも覚えてください」Dscn3677_2

と渡辺先生。

皆さん、メモを取られるなど、とても熱心に耳を傾けて

いらっしゃいました。

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「カドミウムイエローレモンとカドミウムイエローミディアムの使い分けは

どのようにしたら良いんですか?」

など、質問も飛び交い、皆さんのやる気が伝わってきます・・・

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絵の具の種類や配合なども書き入れながら

それぞれの色見本が完成していきます。

次は、グラデーションの練習。

「グラデーションを綺麗に見せるコツとしては、

‘先に塗っている色を残す‘ということですね。」

紙の上から下へ・・・・

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point:綺麗なグラデーションを作るには

先に塗った色の、上の部分は残しながら重ねていくと

グラーデーションが綺麗にできる

「今度は、紙の右半分を水で湿らせて、半分くらい乾いてから

同じように上から色を重ねてグラデーションを作っていきましょう」

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「水で湿らせてから描くと、色ムラができにくくなります。

絵を制作するときに、空の部分を塗る前に、水で湿らせて

少し乾かしてから描くと、色ムラが出にくく

綺麗に描けますね」

・・・と先生。

なるほど・・・・これは、使えそうですね。

ちょっとしたコツです

グラデーションの練習は、皆さん

「これでいいのかな・・・?難しいです」と

苦戦されている様子でしたが、とても楽しそうにされてました。

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休憩を挟み、お昼からは、小作品制作に入りまっす。

紅葉、柿、夕焼け、

とオレンジのものをブレダン紙に描いていきます。




まずは、先生の説明から。

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数時間、水に浸した紙にの上に

描いていきます。

「まずは、残す部分の色をざーっと塗ります。

その上に、暗い調子の色を重ねていく感じで・・・」

土台の部分ができた状態で、乾くのを待ちます。

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「注意すべき点は、

紙が濡れているので、塗り重ねるときは、

筆にふくませる水の量ではなく、絵の具の量を増やすようにしてください。」

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皆さん、色見本を見たりしながら、思い思いのオレンジ色を

作り、小作品を完成させてらっしゃいました。

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制作にとても役立つ、日曜画材研究をご紹介致しました

次回は!

3月31日

「(再開講)透明水彩 ムラサキをつくるⅠ」

です、どうぞ、お楽しみに☆

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                    (歌姫)