SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

早春の風景  絵になる構図シリーズ

2013年03月12日 | 先生からのブログ

講師の田伏勉です
Photo_2 散歩の途中印象派の絵に出てきそうな現場を見ました。天気もよく家庭菜園でしょう。(耕す人)で一枚描けます8から10号サイズがいいですね
Photo_3 菜の花が黄色の美しい花を咲かせています、水彩で描けば爽やかでしょうね
Photo_4 この二枚の写真は上は農道で素朴な味わいが出ます。後の一枚は陸橋ですが坂になっていてシャープさが好きな人にはいいでしょうねこの道は少し大きいサイズ20から30号でいいと思います。画材はどれでもいけますね重厚な仕上げだと油彩ですね、クレパスもいいでしょう


いつも少年のような感受性で

2013年03月12日 | 先生からのブログ

いつも少年のような感受性で
講師の弓手研平です。

サクラアートサロン大阪で絵を学ばれている志賀保太さんが、全国公募のアートサロン大賞展で見ごと大賞を受賞され、今朝の新聞にちょっとイイ話とともに紹介されていましたのでココでも紹介させていただきます。

記事(写真)にもありますように、志賀さんは大賞賞金で、東日本大震災の被災地石巻市の小学校へ、 “クレパス” を児童数分購入され寄贈されました。

昨日は大震災からちょうど2年が経ち、本日の各紙朝刊では追悼記事が多く掲載されました。産経新聞朝刊奈良版では、生駒市在住でもおられる志賀さんが、被災地の小学生を温かく励まされたこのことが大きく写真入りで、追悼記事の一つとして紹介させていました。

志賀さんは、教室でも明るくそして、少年のような感受性で、絵画的な理屈など通り越したかのような、魂を揺さぶる不思議な訴求力のある作品を描かれます。

2年前のあの日直後には、伝えられる被災地の状況にたまらず現地を訪ねられ、志賀  “少年” の感受性に鋭く突き刺さるものがあったのでしょう。その後構想を巡らせ、半年がかりで20号作品『望郷』を、記事にもありますように「童謡を口ずさみながら」描き上げられ、見ごと大賞を受賞されました。

「先生!コレ大賞トルかもしれまへんわ!」

と実は有言実行でありました。おそらく、志賀さんの少年のような心の中には、大賞をトってそのことで直に見た被災地の皆さんを励ますとともに、賞金で被災地の子供たちにナニかできるのではと、まさに少年のように純粋に向き合った成果であったと思います。

Photo

志賀保太さん作品 『望郷』油彩画・F15号

第22回全日本アートサロン絵画大賞展

写実表現部門 大賞

志賀保太さんに拍手!!