香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

小さな思いやり

2017-12-13 00:45:15 | 持続可能な社会のために



香り工房"結"のKatoです


先日、仕事の帰路のバス停での出来事

私より、少し年上の方かな?と

思ったので列の順番を

「お先にどうぞ」と促しました

その男性は「近いし、急がないから」

と、私の後ろに並んだのです

その方は、席に座れたのですが

降り際、ドアの横に立っていた私に

「親切にしてくれて、ありがとう」

「ありがとう」と

何度も後車のドアが開くまで

言っていました

そして、降りてからも会釈して

手まで降ってくれて

こんな小さなことで、

こんなに喜んでくれるなら何度でも


そんなこと、当たり前のはず

もしその方が、自分の親なら

席だって譲るだろうに


何故他人になるとできないのか

一声かける勇気が出ない?

のかも、しれない


帰りは特に疲れていて、

人に席を譲るどころか譲ってほしい

なんて、思うこともあるだろう



以前、こんなことがありました

日中の電車でのこと

私の隣に座っていた女子高生の前に

ご老人が立ちしました

私が立って、その方に

「どうぞ」と言って席を立ちました

ご老人は「ありがとう」と言って

席に座りました

その直後に隣の女子高生2人が

顔を見合わせて

「立場ないじゃん」と

ちょっと怒ったように言ったのです


その"立ち場" ってなに?

と思い、今でも気になる言葉





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2 コメント

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そんな (ままちゃん)
2017-12-13 01:20:46
そんなことを捨て台詞のように言う女子高生たちは、一体どのような育ち方を、子供時代を過ごしたのだろうかと思いました。おそらくあなたがお立ちにならなければ、二人とも席を譲らなかったでしょう。あなたには、なにひとつ気にしなければいけないことはありません。そのおやさしいお気持ちを大切になさり、今後もどうぞ必要な人には手を差し伸べられるお方でいらっしゃいますように。たった一言のどうぞを言えなかった女子高生は、いつの日か本当は立場がない、などという言い訳をつまらないことだと気が付くといいのですが。嫌味は平気で言えるのに、やさしい言葉は言えないのは、悲しいですね。
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Re:そんな (aromadeyui)
2017-12-13 06:59:44
恥ずかしさから出た言葉、と思いたいですね
日本人は神社仏閣にお願い事には言っても本来の信仰の意味や教えを学んでいない
躾は本来家庭で行うのですが、平気で学校にそれを要求する親もいるのだそうです
聖書の一節や詩を空で吟じられることに、今更ながら憧れを感じます、本当の豊かさとはそういうことたな、と
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