香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

有るべくしてある 和の香り

2015-06-27 20:11:04 | 植物の恵み


今日の横浜、東京は梅雨~っ、ジメジメMAXでした
午後から新宿某所にて、原田裕子先生のワークショップ
「スッキリ!!塗香パウダーづくり」に参加しました
なんと参加者は私と同じくライブラ卒業生のFさんと二人
ゆったりと時間が流れます
それも二人、まず席について取り出すペットボトルは同んなじ、爽xx茶
着ている服もシンクロと^ ^

さて、テキストをもとに和の香りの歴史についての解説が始まりました

塗香(ずこう)、ご存じですか?
二人とも初めてと、いうことで
そしてこれから作る香りをイメージします
私は歴史の話を伺っている間に、森の中の朽ちた木々に苔むした景色を流れる瑞々しい風を感じました
まずは、露(つゆ)を感じて~~

和の香り、思い浮かぶのはなんでしょう
ベタではありますが、白檀ですね
私は朝からなぜか、桂皮(洋名:シナモン)が香っていたのです
出ました、桂皮

さらに丁子(洋名:グローブ)
今朝、うがいしました~~

そのほか、ちょっと珍しい香りも登場
原田先生
「臭いですよ~~」と手渡してくれた香りも、こっちの二人は、んっ、
「嫌いじゃない~~」と
「かなりマニアックね」と普通じゃない二人の香りの趣味に驚く原田先生

お椀の中に、それぞれの香りのパウダーを加えていきます
一つ一つ加えつつ、まぜまぜしつつ、香りながら
「おーっ」と、知っているようで知らなかった和の香りを堪能しながら、ブレンドしていきます

かなり盛ったところで、原田先生がブレイクタイムを

ずっと香っていると、感度が鈍くなってくるので、他の種類の香りで嗅覚をリフレッシュ

コーヒーをいただきながら、香りの話で盛り上がります

自分の香り「体臭」を嗅いで嗅覚をフラットに、ということで

だんだんイメージの香りが作られていきます
まさにピタッときました
幸せな香りの出来上がり
そうcompleteという感じです

かおりの名は「甘露(かんろ)」としました

私はインド産の老山白檀をベースに桂皮、丁子のボディに作り、アクセントをチョンチョンと足しました

塗香で使うパウダーはしっかり封をすれば長持ちするので、気軽に香りを作れますね
また、興味深いものに出会ってしまいました
作った塗香にコーンスターチを加えて、手軽にパウダーの出来上がり

塗香は植物そのものを粉状にしたものなので、成分としては濃いので、お肌の敏感な方は、アレルギー反応も起こりやすいので、より注意が必要、とのことでした

ワークショップ終了後に、ホットドリンクをいただきながら、香りのお話

私は、ご家族で楽しんでもらえる出張ワンコイン・ショート・トリートメントの話や、心身開放度の高さはやっぱりたっぷりトリートメントなどなど、を話しました

原田先生からは現代人の抱える「疲労」の話や、亡きご家族のためにオリジナルの線香づくりをされたご夫婦の心温まる話、My焼香、和の練香など、伺いました

そして、今回も集金を危うく忘れた原田先生
Fさんが「あのー受講料」と差し出す
「!!」なのでした

エレベーターまで送っていただいた原田先生に「次回はお線香づくりで!!」と宣言して
帰りは新宿駅まで、Fさんとお話しながら、最後の最後まで楽しい時間を過ごしました

加えて来る東京オリンピックに向けて、準備をする原田先生
私も加わりたい~~、の思いを告げて

6月は最後の最後まで楽しさ満載でした

写真は可愛い携帯ケースなど、込み込みのワークショップでありました






原田先生のサイトはこちら
aromaworks

このジメジメの日本には乾いた感じの和の香りがぴったりなのだ、と改めて感じました
今夜はMy塗香パウダーにて、熟睡いたします