アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

水ゆるむ春の川を

2012-04-03 | アークツアー 春

のち 最高気温21度。

 春の小さな嵐が、四万十の谷を駆けぬけていきました。

適度に雨がふる春。川は痩せずにすんでいます。

 

 ・水ぬるむ・風ぬるむ・大地ぬるむ・気ぬるむ。春は、いろいろとぬるむ季節です。

そんな、水ぬるむ春の川を、アユの子は群れて、

ツガニの子は、二カニカとハサミをふり、海からはるか遠い上流まで移動します(カニは、支流の上流に)。

川の上では、ぬるんだ風に、コイノボリもヒラヒラと泳ぎます。

 新しい命の旅もはじまる春。

そんな、水ぬるむ川を、カヌーでゆるゆると下って、命の洗濯をしてみませんか。

気がぬるみすぎると、沈しちゃうかもしれませんが。それもまたヨロシです。

「そんなにせかんで行かなくても、ええんとちゃうやろか」 

 

 ちなみに、ゴールデンウイークの川面の水温は、20度~23度(真夏は30度前後)。

クネクネ大きく曲がりながら、ゆったり流れる四万十川は、水温が高い川なのです。



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