おはようございます。
うろこ雲に覆われた今朝の四万十の空は、
晴れてるような、雲っているような、あいまいな空模様です。
涼しい風を切って、チャリで川沿いを走っていたら、バシッ!胸に何か小さな物があたりました。
ん?止まって路面を見る、とそこにはセミが。彼等の命の季節も終わる秋です。
今日の最低気温は、14、4度。
秋の岸辺に。
最高気温28、3度。
薄曇りの空から、時折やわらかな陽ざしがこぼれる午後です。
「秋の四万十川の静かな水面、水鏡がなつかしいです。
いつかまた、四万十川をカヌーで下って、ぽけっと自分忘れの時間を過ごしたいです」。
これは、先日、ゲストの方とメールで交わした季節の挨拶のなかにあった一文です。
風のハイウェイでもある川は、
初夏から夏にかけて、(主に)南よりの強い風が、初冬から春にかけて、(主に)北よりの強い風が吹きます。
でも、秋の川は、風がおとなしい日が多く、凪いだ川は、水鏡のような水面をみせてくれます。
水の透明度もよくなるし。アユ釣り師のすがたもなくなるし(10月15日から禁漁)。
秋は、カヌーでのんびりと川を旅するには、とっても良い季節なのです。
そうそう、焚き火キャンプ、星空観察にも適してるというコトも忘れちゃいけませんね。
「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。
自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。
いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松
読書の秋、芸術の秋、カヌーの秋。
秋の川の、水鏡のようなつるりとした水面にカヌーを浮かべ、(リラックスして)
明鏡止水の心境で、非日常の時間を過ごせば、何か新しい旅の発見があるかも、です。ぜひ。
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