アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

10月3日(火)のつぶやき

2023-10-03 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  おはようございます。

うろこ雲に覆われた今朝の四万十の空は、

晴れてるような、雲っているような、あいまいな空模様です。

涼しい風を切って、チャリで川沿いを走っていたら、バシッ!胸に何か小さな物があたりました。

ん?止まって路面を見る、とそこにはセミが。彼等の命の季節も終わる秋です。

今日の最低気温は、14、4度。

秋の岸辺に。

 

 最高気温28、3度。

薄曇りの空から、時折やわらかな陽ざしがこぼれる午後です。

「秋の四万十川の静かな水面、水鏡がなつかしいです。

いつかまた、四万十川をカヌーで下って、ぽけっと自分忘れの時間を過ごしたいです」。

これは、先日、ゲストの方とメールで交わした季節の挨拶のなかにあった一文です。

 

風のハイウェイでもある川は、

初夏から夏にかけて、(主に)南よりの強い風が、初冬から春にかけて、(主に)北よりの強い風が吹きます。

でも、秋の川は、風がおとなしい日が多く、凪いだ川は、水鏡のような水面をみせてくれます。

水の透明度もよくなるし。アユ釣り師のすがたもなくなるし(10月15日から禁漁)。

秋は、カヌーでのんびりと川を旅するには、とっても良い季節なのです。

そうそう、焚き火キャンプ、星空観察にも適してるというコトも忘れちゃいけませんね。

 

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松

 

読書の秋、芸術の秋、カヌーの秋。

秋の川の、水鏡のようなつるりとした水面にカヌーを浮かべ、(リラックスして)

明鏡止水の心境で、非日常の時間を過ごせば、何か新しい旅の発見があるかも、です。ぜひ。



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