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アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

バカンスはいつもレイン

2013-05-19 | アークツアー 初夏

  最高気温21度。

 「二人で旅行に行くと、よく雨に降られます。だから、レイン・ウェアはマストです」

雨オトコ雨オンナ、ならぬ雨夫婦?

うーん、四万十川でも・・・やはり、降られちゃいましたねぇ。

でもこの雨は(雨が少ない初夏の)、田畑、植物、生き物たちにとっては、恵みの雨なのです。

 

 ほほを叩く雨が少しうるさい川を、カヤックで下り終えると、

2人の顔には、春の雨よりやわらかな笑顔が浮かんでいました。

また遊びにきてくださいね。

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春雨のカナディアン

2013-05-11 | アークツアー 初夏

 「カヌーとカヤックって、なにが違うのですか?」という質問をたまにうけます。

日本では「カヌー」を総称として使うことが多いようです。

 

 カヌーを大別すると、カヤックとカナディアンカヌーの二つに分けることができます。

これは使用するパドルの種類で分類されます(簡単に言うと)。

カヤックは、ダブル・ブレード・パドル(ブレード:漕ぐ面)。

カナディアンカヌーは、シングル・ブレード・パドルを使います。

 

 カヤック、カナディアンともに、

使用するフィールドや遊び方にあわせて、さまざまな形状、素材、性能の艇があります。

・シーカヤック・折り畳みカヤック・ゴムカヌー(ダッキー)

・レクレーションカヌー・ホワイトウオーターカヤック・極地遠征用カヤック などなど。

*欧米では、カナディアンカヌーをカヌーと呼ぶようです。なんだか、ややこしいですね 

 春雨にけむる川を、カナディアンで下ってきました。

川は、10日ぶりの雨。

でも、まとまった雨が20日以上降ってない四万十川は、その流れをうんと細くしています。

浅くなった水路では、水の流れをよく見て進路をとらないと、カヌーはあっけなく座礁してしまう。

水の透明度はナカナカ良いのですが。川面の水温20度。

 

 キシツツジの花が終わった岸べには、白い花(トサシモツケやウツギ)が咲いてます。

若葉をポツポツと、合羽をパツパツと鳴らす雨が、水面に無数の波紋をつくっている。

カヌーは、だれっちゃおらん春雨にけむる川を、ゆっくりと下ってゆきました。

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水色の空の川で

2012-06-06 | アークツアー 初夏

 最高気温30度。

 「ぴゅゅーうぅ・・・」

静かな夜を吹きぬけてゆく、一陣の風の音で目がさめました。

四国のはるか南海上を移動する台風3号の風が、ここまで届いたようです。

 

 カーテンのスキマから月明かりが差し込んでいる。

その明かりに誘われた僕は、ベランダに出てみました。

いつのまにか雨は止んで、夜空には一日遅れの満月がぽっかりと浮かんでます。

月しずむ谷。もうすぐ夜が明けてゆきます。

 少雨の5月に、痩せていた川。

昨日の雨で少しふくよかになった川に、僕らは、リバーピクニックにでかけました。

最高気温30度。川面の水温23度。水の透明度は、うーん、イマイチ・・・。

 

 ときどきサァーッと吹く北風が、カヤックで下る僕らの背中をぐいっと押します。

空は、水色。陽ざしは、もう夏。ふぅ、あつい!

僕たちは、パドルでバシャバシャ水をかけあいながら、

人気のない初夏の川をのんびりと下ってゆきました。

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いい塩梅な陽と風と水

2012-05-17 | アークツアー 初夏

 最高気温28度。

 五月の雨に洗われた空は、すっきりブルー。

まぶしい陽ざしが、日毎に緑深くなる山々をクッキリとみせています。

気温は、ジリジリと上がり、ほぼ真夏日に。

あまくかおる南風に吹かれながら、

僕らをのせたカヤックは、初夏の川をゆるゆると下ってゆきます。

 大型連休の中日から晴天が続き、少し痩せてた川は、おとといからの雨で良い水量に。

川面の水温20度。水の透明度も〇(この季節としては)。

手を足をひたす水が、にゃんとも気持ちがイイ!!

いい塩梅な陽と風と水の川を、僕らはビール片手にのーんびりと下っていきました。

かんぱーい。

目黒川。わぁ、また川原のカタチがかわっている・・・。昨年の増水で?。

岩間沈下橋。

また、遊びにきてね。

 トサシモツケ

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レイニーなフィールドでは

2012-04-19 | アークツアー 初夏

時々のち 最高気温20度。

 

 明日は二十四節気の「穀雨:こくう」です。

この頃は、穀物を育てる雨がシトシトと降り続くことからそう表されています。

 

 「まだ、もつべ・・・」と、お気楽な僕は、ネズミ色の空の下に走り出しました。

しかし、ぽつぽつと肩をたたきはじめた雨は、やがてザァザァ降りに。

家に戻るころにはパンツまでずぶ濡れに・・・わおっ。

僕にとっては、恵みの雨ならぬ「酷雨」となったのでした。

 

 さて、もうすぐゴールデンウィークですね。

春~初夏は、周期的に空が変わり、長い連休では雨にあたる日もあります。

 

GWの四万十川

雨天時の最高気温20度ほど(晴天時25度)。水温は20~23度くらい。

カヌーの服装は、基本的に雨天時を想定して用意するとベターです(山行でも一緒ですね)。

薄手のものを重ね着し(レイヤード)、

天候や気温によって、脱いだり着たりして調整します(脱いだものはカヌーに積みます)。

 

参考までに(雨天時) 

晴天時より、気温はぐっと低く、15度~20度といったところです。

インナーは、水着or速乾性の下着。

その上に、薄手(速乾性の)長袖シャツ&タイツ(レギンス)orジャージなど薄手の上下。

ミドルの上半身は、中厚手のフリースor中厚手のシャツ。

ミドルの下半身は、薄手の長パンツor短パン。

 

アウター上下は、レインウェア。

*インナーは、お手持ちの衣類で代用できますが、

一番外に着るレインウェアは、防水性の高いものをおススメます。

*晴天時は、Tシャツ(ロンT)&短パンでオッケーですが、

濡れて風に吹かれても寒くないように、レインウェアやウインドブレーカーは必携です。

足元は、ウオーターシューズ。

踵の止まるサンダル(クロックスのような)。底の薄いスニーカー。

 

晴天時は、紫外線も強くなります。

帽子(ヘルメットの下にかぶれます)や紫外線防止のクリームで、紫外線対策を。

眼鏡のかたは、眼鏡バンドを、あるいは使い捨てコンタクトをご用意ください。

しかしまぁ、沈してしまえば、水の泡なのですが・・・。

「ノー沈・ノーカヌーライフ?」

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新緑と薫る風のリバーピクニック

2010-05-05 | アークツアー 初夏

  最高気温28度。

 片方だけのビーサンが転がっている沈下橋の川原。

だれっちゃおらん川原を、ただ風だけが吹きぬけてゆきます。

円形に小石を積んだ水際の小さなプールは、はるか昔に廃れた遺跡のよう。

 

 連休も最終日。夕暮れの四万十川にいつもの静けさが戻ってきました。

連休中の国道は車とバイクで混みあい、沈下橋も多くの観光客の姿でにぎやかでした。

でも、今はがらんとしてます。ゲーム終了後のボール・パークのように。


 この連休の四万十川は、青空と良い水の流れに恵まれました。

連休前半は、北風が少し冷たかったけど、連休後半は、25度オーバーの夏日に。

そんな、ステキな五月の川に、僕らはカヤックで、リバーピクニックに出掛けました。

 

 4月27日の増水が落ちついた川は、水量が豊かで、瀬はもちろん

トロ場も平水時より流れが早く、カヌーは、パドルで漕がなくてもスイスイ下れてラクチンでした。

まだ、増水の残る川の水温は、平水時よりも5~6度低く、14度~16度といったところ。

ひとつだけザンネンだったのは、水の透明度が悪かったコト、です。

 

ツアーに参加してくれた皆さん。 

この、小さな川旅の一日が、

皆さんにとって良い思い出となったなら、ガイドを勤めた僕もとても嬉しく思います。

ぜひまた、四万十に遊びに来てくださいね

一番波が高い初っ端の瀬。いつもこれくらいの水量が欲しいところです。

豪快に沈することを轟沈と呼んでます。

新緑とシイの木の黄色い花。春の山の色彩に見とれてしまいます。

昼寝が気持ちイイ季節です。のんびりしていこう。

支流目黒川。透明度は良。子供たちが楽しそうに水と戯れていました。

川岸を、トサシモツケ、キシツツジ、ノイバラ、ウツギの花が彩っています。


岩間沈下橋下流 連休中日の今日が車も人もカヌーも一番多いですね。

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水と風と森のレビュー

2009-06-07 | アークツアー 初夏

 最高気温29度。

 「この春は雨があまり降らんねぇ」と僕。

「心配せんでも、そのうち、どん、とくる。ウシ、トラ、こうずい。

サル、トリあれて、イヌ、ぬくい、っていうがよ、知らんかよ」と、おばちゃん。

「知らん・・・」

「この辺りでは、昔からこう言うが」

おばちゃんの慶応生まれの(え、江戸時代?わおっ!)おばあちゃんがよう言うちょった。

丑、寅年は大水が出て、猿、酉年は世情が荒れて、戌年はおだやかな年ということ」

「へぇ~、じゃあ、丑年の今年は、増水に気をつけなくっちゃね」

 早朝、口屋内村「味の館」。

ゲストの到着を待つ間、僕は、ねえさん(おばちゃん)たちとおしゃべりです。

今日のツアーは、口屋内沈下橋スタートのBコース。

このコース、瀬は5箇所(1~1、5級程度)3つの沈下橋をくぐり景色もよい。

泳げる時期は、口屋内沈下橋&勝間沈下橋から飛びこみもできます。

 

 雨上がりのすっきりした青空、乾いてさわやかな空気。

山の木々は、くっきりとした緑を見せています。

昨日までの雨で川の水量は、30センチ増。

 

 午前中は、背中を押す北風と水の流れにカヤックをまかせ、

午後は、前方から吹く南風に向かってパドルを漕ぎました。

もう、夏を思わせる陽射しの中、

僕たちは、「水と風と森のレビュー」を、初夏の水面からのんびりと楽しみました。

ゆったりとした暖かい水の流れ。景色が良い四万十川。

水が気持ち良い季節となりましたねぇ。

ホタルブクロ。野に咲く花が気持ちを安らげてくれます。

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アーク・サマーツアー09 JUMP !JUMP!JUMP!

2009-06-05 | アークツアー 初夏

  最高気温23度。

 どんより雨雲に空が隠されて3日目。

四万十は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候が続いています。

しかし、少なすぎる川の水量をグンと増やすほどの雨量ではありません。

「うーん、ちとザンネン・・・」

ベランダから見える電線に、子ツバメがずらりと並んで、チィチィと鳴いています。

そこへ親ツバメが飛んで来て、口移しでエサを与えている。ほほえましいですね。

 

 今年の梅雨は、例年よりも少し遅れています。

四国の梅雨入りは、まだもう少し先になりそう。

でも、雨空のムコウには、もう真夏が待っています。

アークサマーツアー09 JUMP!JUMP!JUMP!

「体もココロも四万十川で高くジャンプ!!ココロの地図に四万十川を刻もう!」

水遊びが気持ちイイ四万十川で、カヌー&川遊び。

あつーい夏の1日を、ぬくい水とたわむれ楽しく過ごしませんか。

アークツアーは少人数制。「のんびり&たっぷり」川で遊びたい人向けのツアーです。

 

今年の夏のアークツアーは、1ディ(R1)がメイン(四万十川 1日コース)。

沈下橋から、飛び込んだり、水中眼鏡&シュノーケルで水の中をのぞこう。

手長エビや魚を追いかけ、ライフジャケットで川をプカプカと流れよう。

 

*江川崎スタートのAコース、

川の水量が少なく、岩間沈下橋の水深が浅い時は飛びこめないコトもあります。

*口屋内沈下橋スタートのBコースは、川遊びメイン。

黒尊川での川遊び&2つの沈下橋から飛びこめます。ツーリング距離6キロ

 

*キャンプツアーは、焚き火が心地良い季節に開催を検討しています。

(ただいま、この夏から使用予定のark遊びベースハウスでの「風キャンプ」検討中)

*宿泊まりの1泊2日で、それぞれ違うコースを下るコトも可能です。

アークツアーは繁忙期も少人数制です。お問い合わせ、ご予約はお早めにどうぞ

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風薫り、山萌える四万十にて

2009-05-07 | アークツアー 初夏

のち 最高気温25度。

 甘く薫る5月の風に、若葉とバラの花がゆれています。

黄金週間のアークツアーへ参加してくださったゲストの皆さん。

「ツアーへのご参加ありがとうございました」

四万十川&アークツアーを楽しめましたか?

 

 3日4日5日は、ぐずついた空と水量が少ない川でのツアーになってしまいました。

それでも、皆さんの沢山の笑顔が川の上で見れて良かったなぁ、と思います。

口屋内沈橋下流。

コーセイ船長。父ちゃんの雄姿を見よ。

今日の昼食は、テーブル&椅子&うどん&デザート&お茶&ジュース&ビール&お菓子付き

連休中は、沈下橋の上に人の数多し。

カヌーなら水の上からしか見れない景色を楽しめますね。

天気が悪ければ、向かい風も吹かず。

鏡のような水面を切り裂いてススムのだ。

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こいのぼり泳ぐ川で

2009-04-29 | アークツアー 初夏

 最高気温21度。

 初夏の山は、黄褐色(シイの木の花)に染まり、

川岸は、白い花(トサシモツケ)に彩られています。

 

 薫る風と初夏の陽が心地よい四万十は、カヌーとヒルネが気持よい季節です。

世間は、いよいよゴールデンウィークに突入ですね。

皆さん、いかがお過ごしですか?

 今日は、オジサントリオで、こいのぼり泳ぐ川をカヤックで下りました。のんびりと。

季節はずれの寒気が、晴れた川べにひやい北風を吹かせています。*ひやい:つめたい

 

 このところ晴天が続いた四万十は、雨量が少なく川の水量もかなり少なめ。

川面の水温は、21度。水の透明度は、やや不良。

コースは、口屋内出発のBコース。

このコースは、四万十川の雄大な景色&適度な瀬の流れ、が楽しめるコースです。

「ああ、あの、こいのぼりの中に入って一緒に泳ぎたいなぁ」なんてね。

風と光の中でカヤックを漕げば、僕達は少年の頃に還るのだ。

お久しぶりにark佐野参上。ブタ面ガイドでごめーんねと・・。ぶひっ。

初めて瀬を下る時は、心臓がどきどきしますね。

四万十川には、鯉が沢山います。時々、水面で跳ねます。

もうすぐ勝間沈下橋。

僕は、今、この空の下にいる。

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初夏の川に咲く花

2009-04-19 | アークツアー 初夏

 最高気温25度。

 4月の光と雨がつくる川は、新緑のグラデーションが美しい。

いろとりどりの初夏の花が、岸べや山にいろどりを添えてます。

そんな花と新緑が輝く川に、僕らはカヤックでリバーピクニックです。

 

 ざぶんざぶん!と瀬をぬければ、

うっすらと汗ばんだカラダに、水しぶきが気持ちE!川面の水温は、21度。

甘くかおる風を、胸いっぱいに吸いこんで、艇の上で大きく深呼吸!ふぅ~。

そして、カヤックは、トロ場をゆるゆると下ってゆきました。

 

 ゆったりと気持ちもやわらかくなる、小さな川旅の一日。

初夏の四万十川マジックに、水の上でも2つの笑顔の花が咲きました。

満開のキシツツジ。

四万十に初夏を告げる、トサシモツケもそろそろ咲き出します。

今日の川は水量が少なく、瀬の入り口で座礁してしまいました。

1年の中でも、最も山が岸辺が華やかな季節。

今日のランチは焼きサンドにビーフシチューに小夏です。&アップルタイザー。

*日程や参加人数によっては、ランチは用意できる事もあります。(別料金)

水の上からしか見れない素敵な風景。arkツアーを見つけてくれてありがとう!。

 また遊びにきてね!

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初夏のリバーピクニック

2008-05-22 | アークツアー 初夏

 最高気温25度。

 まぶしい初夏のヒカリに輝く五月の川を、かおる風がわたってゆきます。

今日は、船腹が大きいカナディアンカヌーに、

サンドイッチ、コーヒー、椅子、テーブルを積みリバーピクニックに出発です。

僕の前を漕ぐのは、笑顔もステキなゲスト。

 

 風がない川は、鏡のような水面に新緑の山と青空をうつしています。

カヌーは、水面の風景を船首でスーッと切りさきながら、静かに進んでゆきます。

四万十川の水量は、平水。川面の水温は、21度。水の透明度は、イマイチ。

あたたかな陽のあたる支流の川原に上陸。

ザブン!!支流の小さな淵に飛び込んだ。そして昼食&コーヒータイム。

 

 じんわり肌に暑い午後の陽差し。

僕らは、水面に足を浸しながらカヌーを漕ぎました。

まだ少し冷たい水の上、かおる風、はつなつの陽も心地よい初夏の川でした。

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薫る風と水が出会うところで

2008-05-06 | アークツアー 初夏

最高気温25度。

 5月の庭で、ピラカンサがバニラ色の小さな花を咲かせはじめています。

遅い午前中に起きた僕は、ベランダに出てコーヒー片手に本を開く。

先日本屋によった時、題名にひかれチラ読みし購入したその本は、詩集「水と水とが出会うところ」です。  

 

「水と水とが出会うところ」レイモンド・カーヴァー著 村上春樹訳。

僕は小川と、それが奏でる音楽が好きだ。

小川になる前の、湿原や草地を縫って流れる、細い水流が好きだ。

そのこっそりと密やかなところが、すごく気に入っているんだ。

そうそう、水源のことを忘れちゃいけない!

源の泉くらい素晴らしいものがほかにあるだろうか?

とはいってもちゃんとした川だってやはり捨てがたい。

川が大きな河に流れ込む場所や河が海と合流する広い河口。

水と水とが出会うところ。

そんな場所は僕の中でいわば聖域のように際だっている。

ー中略ー

河を愛するっていいものだ。

ずっと水源にいたるまでそっくり好きだなんてね。

自分を膨らませてくれるものがそっくり好きだなんてね。

 

 「うーん、良いなぁー」

ゴールデンウィークツアーが無事終了し、ほっとしたココロと少しくたびれたカラダ。

その詩は、炭火のようなあたたかさで、僕のカラダとココロを包んでくれました。

 

 「アークゴールデンウィークツアー」へ参加されたゲストの皆さん、ありがとうございました。

四万十は遠い所ですが、ぜひまた遊びに来てくださいね。

*スペシャル サンクス テルミちゃん、陣中見舞いをありがとう!

轟沈!!四万十川に初沈を捧げてくれてありがとう!(笑)

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風薫る五月の川

2008-05-02 | アークツアー 初夏

最高気温23度。

 四万十川は、10日程まとまった雨が降ってません。

川の水は日に日に減り、その流れは痩せてきています。

水量が減り、水の透明度がよくなったのはいいけど、浅瀬が増え

喫水が浅いカヤックでさえ、船底を岩でガリガリとこすってしまいます。ふーむ・・・。

 

 今の(平水時)川の流れは、川を取り巻く、

川原、岸、山をふくめた谷(川全体)の風景から見ると、とてもに貧弱に見えます。

昔は、今よりも川の水位が高かった。

そのコトは、春~初夏にかけて川岸に咲く、キシツツジやトサシモツケが教えてくれます。

これらの植物は、通常水面から1メートル以内が生育環境(増水すると浸水する位置)。

しかし、水量が少なくなった近年、これらの植物は水面から遠い高い場所に生育しています。

 

 なぜそうなったのかというと。

・四万十川本流上流にあるダム・大きな支流のダム・周囲の山々や支流の乱開発など。

そのような要因で、山の保水力が落ち、川の水量が減った。また少しの雨で水が濁ってしまうように。

まだ頼りなく豊かな川は、年々少しずつ弱ってきてるように感じます。

 

 さてさて、明日から連休も本番ですね。

四万十川沿いの狭い国道(酷道?)441号も車が増え、混んできます。

特に江川崎~口屋内間は道狭く、地図で見るよりも時間がかかります。

運転には気をつけて!良い旅を!

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LOVE & CANOE

2008-04-26 | アークツアー 初夏

最高気温22度。

 ザバン、ザバン、わぁー!

どばっと落ちてきた波が、カヤックのフロントデッキをたたいてゆく。

いつもより少し波が高い初っ端の瀬を、僕たちはブジ漕ぎぬけました。ほっ。

 

 瀬おわりのゆるやかな流れに入り、パドルを漕ぐ手を休め、大きく深呼吸~。

甘くかおる風をあじわいながら、新緑やクリーム色に染まる山にうっとりと見とれました。

「ふぅー気持ちいいねぇー」と一同。

 

 川岸では、キシツツジの紫色の花が満開です。

一昨日の雨で四万十川の水量は多め。

支流広見川から流れこむカフェオレ色の水が、江川崎で四万十川に合流しています。

そのせいで、江川崎より下流の水は笹濁りに。川面の水温16度。

 

 今日は、(初夏のヒカリのようにまぶしく、若葉のようにやわらかな)

笑顔がステキなご夫妻と初夏の川を下ったのでした。

支流広見川の泥色と本流緑色のツートンいろの瀬。

近年は、四万十川本流の透明度の悪さも気になるところです。

いやっほー!

おっとっと・・・。

ハートマーク、いいですねぇー。

ちょっぴりうらやましいので、やや恥ずかしいブログタイトルにしちゃいました。

また、遊びにきてね。

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