金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 有馬記念(GⅠ)!

2020-12-27 08:08:53 | 競馬

 波乱の1年だった2020年も終わろうとしています。一方、日本競馬界は、無敗の三冠馬と無敗の三冠牝馬が同時に生まれるという記念すべき年となりました。

 さて、何はともあれ、我が国は、有馬記念で、「無数の馬券が空中に高く舞い散る光景」がなければ年が暮れません。今年は、いつもより、リアルな馬券が舞い散るシーンはショボい光景になると思いますが、ヴァーチャルな馬券は、けっこうネット上で舞い散るのではないでしょうか? 不況の時ほど、一獲千金を夢見る人間が増えますのでね。

 さて予想ですが、今年のレースで、最もレベルが高かったのは、11月のジャパンカップ。何と言っても、三冠馬三頭が激突しましたので。そして、その次にレベルが高かったのが、10月の天皇賞秋普通に考えれば、この2レースの上位馬を馬券の中心に据えるべきでしょう。

 まずは、天皇賞秋の2着⑬フィエールマンと3着⑨クロノジェネシス。そしてJCの4着⑩カレンブーケドールと6着⑤ワールドプレミア。あと、少しレースレベルは下がりますが、エリザベス女王杯の1着⑦ラッキーライラック、2着⑭サラキア、3着④ラヴズオンリーユー。最後に、アルゼンチン共和国杯の1着⑫オーソリティこの8頭で十分かと。

 では、順番付ですが、状態面がいろいろ言われているものの、やはり天皇賞秋でアーモンドアイを追い詰めたフィエールマンクロノジェネシスの2頭が抜けていますこれを2頭軸に指名(一応、2着のフィエールマンが◎で3着のクロノジェネシスが〇)。あとJC組の上位2頭は、中三週のため評価を下げて、他の4頭と同格に

馬券は、三連単二頭軸24点 ⑬⑨⇒⑬⑨⇔⑩⑤⑦⑭④⑫ で

 

 

【おまけで、語呂合わせ馬券を1つ!】

「コロナ」が「変異」して、 ⇒ 「コロナ」「ジェネシス」

「感染者」が「増える」ぞと、⇒ 「フエール」「マン」

「専門家」が騒いでいる。  ⇒ 「オーソリティ」

 そこに「女神」が現れ、  ⇒ 「サラキア」

「奇跡」を起こす!     ⇒ 「キセキ」

 語呂合わせがお好きな方は、この5頭 ⑨⑬⑫⑭⑥ の三連複BOX馬券をどうぞ!


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【競馬】 ホープフルS(GⅠ)中山大障害(JGⅠ)阪神カップ(GⅡ)!

2020-12-26 07:55:20 | 競馬

 まずはJGⅠ、中山大障害オジュウチョウサンが休養中なので、ここはスズカマンボ産駒⑭メイショウダッサイのスタミナに賭けて、これを本命に指名相手は、ブライトクオーツ、⑪タガノエスプレッソ、①シンキングダンサー、⑤ヒロシゲセブン、⑧フォワードカフェの5頭馬券は、⑭メイショウダッサイ頭固定の三連単20点 ⑭⇒⑫⑪①⑤⑧⇒⑫⑪①⑤⑧ で

 次は阪神カップ昨年はここでグランアレグリアが復活の狼煙をあげ、その後の快進撃に繋がりました。今思えば、1400mでの5馬身差は衝撃的な勝利でした。さて、今年は、力ならインディチャンプ、スピードならばフィアーノロマーノでしょうが、ここは⑨サウンドキアラの復活に期待サウンドキアラは、寒くなって馬場が少し重めになると調子が戻る馬です。相手には、1400mが適距離と思われる⑥ダノンファンタジー、そして⑫インディチャンプ⑦ステルヴィオ⑧フィアーノロマーノの4頭馬券は、⑨サウンドキアラ頭固定の三連単12点 ⑨⇒⑥⑫⑦⑧⇒⑥⑫⑦⑧ で

 

 そしてGⅠ、ホープフルS。私にとって、2020年の新馬戦で衝撃が走ったレースは2つ。1つは、牝馬レフトゥバースが飛ぶように差し切った11月21日(土)の府中5R新馬戦。もう1つが、ダノンザキッドが右左に揺れながら楽勝した6月28日(日)の阪神5R新馬戦。このレースでは2着だったワンダフルタウンが、その後、GⅢの京都2歳Sを勝ちましたので、新馬戦のレベルは折り紙付。

 その時の衝撃を信じて、本命にはジャスタウェイ産駒⑩ダノンザキッドを指名相手には、2勝目の勝ち方が良かった順で、エピファネイア産駒①オーソクレースディープ産駒③ランドオブリバティ同じく②ヨーホーレイク同じく⑬シュバリエローズ。そして、前走はダノンザキッドの2着に敗れたドゥラメンテ産駒⑪タイトルホルダーを加えて全部で5頭馬券は、⑩ダノンザキッド頭固定の三連単20点 ⑩⇒①③②⑬⑪⇒①③②⑬⑪ で

 

 2020年の2歳リーディングサイヤー争いは、例年どおり、ほぼディープで決まりそうですが、もしタイトルホルダーが勝つと、ドゥラメンテの大逆転も有り得ます。そこも注目しております!


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【大山ヒルズ便り】 放牧中のコントレイルの独り言 ④

2020-12-25 06:52:16 | 競馬

 本日のコントレイル君の独り言のテーマは、最大のライバル『サリオス』

 

「今日は、サリオス君について、ですか‥」

サリオス君は強いです。皐月賞の時、自分は、はじめて本気で走りましたが、あれは彼の強さ故です」

彼の強さの根源は、まずはスピードの絶対値。そして、いつでも好位置が取れるレースセンスの良さです。彼が勝った朝日杯FSや、皐月賞の時は、その強さがすべて出ていました。ダービーの時は、珍しく、外枠が響いたのか、後方の位置取りとなりましたが、しっかり脚を溜めて、余裕の2着に差し込んできましたどんな形でもレースが出来るのが彼の良さだと思います」

「彼の力からすれば、毎日王冠の楽勝は当然と言えます。ただ、次のマイルCSは、さすがにマイルGⅠのラップの踏み方に戸惑ったと思います。2400mのダービーを走り、そのあとでスローの1800mを経験して、いきなりハイラップのマイルGⅠでは戸惑うのは当たり前。次のレースに注目しましょう。当然に変わってくると思います」

彼の適性距離は1600~1800mで、2000mでも強いレースが出来ると思います。マイル路線を進むのならば、次は1400mくらいのGⅡかGⅢを一度使ってから、安田記念あたりに行くのが良いのではないでしょうか」

「私の適性距離は1800~2200mあたりだと思うので、彼とはもう一度、1800~2000mくらいで再戦したいですね。大阪杯あたりならば、お互い良い勝負になると思います」

 

 同期の話を続けるうちに、コントレイル君に闘志が戻ってきた感じです。この独り言シリーズは、また年末年始にお届けしたいと思います。


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【大山ヒルズ便り】 放牧中のコントレイルの独り言 ③

2020-12-24 06:59:42 | 競馬

 本日のコントレイルの独り言のテーマは、『牝馬三冠馬デアリングタクト』

 

「デアリングタクトさんについて、ですか?」

「無敗の牝馬三冠の偉業は、立派の一言だと思います。自分が言うのは何なんですが、2歳戦・3歳戦は、毎レースが未知との闘いになるので、それをすべてクリアしてきたことが凄い。特に、桜花賞はドロドロの不良馬場、秋華賞も稍重の微妙な馬場だったので、馬場コンディションを問わない走法は本当に素晴らしい

一番の魅力は、一瞬の切れ味はもちろんですが、長く使える脚。これは、桜花賞・オークス・秋華賞、そしてジャパンカップでも見せてくれました。そして、並んだら負けないという勝負根性も

「敢えて、弱点を挙げさせて頂ければ、仕掛けてからの反応は、超一流馬のそれとは違います。父のディープインパクト、アーモンドアイさん、ドゥラメンテさん、そして恥ずかしながら、私もそうですが、仕掛けてからの反応が、瞬間移動のようなスムースさが超一流馬にはあります。彼女は、この点は足りないと思います」

「ジャパンカップの時、デアリングタクトさんも私も、仕掛けるタイミングは同時でしたが、次の瞬間に私がかなり前に出ていたと思います。ただ、そのあとで長く良い脚を使って、ゴール板の前では、私のすぐ後ろまで迫ってきたのにはビックリしました。ひょっとすると、彼女の適性距離は、私の適性距離よりも少し長いのかもしれません」

「お互い、このまま怪我をせずに、また対戦したいと思います。出来れば、2000mくらいの距離で、直線の長い方が、お互い走りやすいですかね。ドバイターフとか、天皇賞秋とか」

 

珍しく饒舌なコントレイル君、やはり同期の話題は嬉しいのでしょう。(続く)


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【大山ヒルズ便り】 放牧中のコントレイルの独り言 ②

2020-12-23 07:03:44 | 競馬

 本日は、コントレイル君に替わり、矢作芳人調教師の独り言です。テーマは『年度代表馬』

 

「え?『年度代表馬』? 過去、3歳牡馬三冠を達成した馬は、みな年度代表馬に選出されているんでしょう。でも、今年はジャパンカップで完勝したアーモンドアイが最有力だと記者たちは話しています。自分は負けた立場なので、何も言う資格はないと。投票する記者の皆さんの考えで決まるものなので」

「ただ、3歳クラシックは一度限りのチャンス。これを全て制覇することと、何回もチャンスがある古馬GⅠとは別に考えるべきだと自分は思います。これは、無敗で牝馬三冠を制したデアリングタクトの偉業も同じで、古馬GⅠ3勝と同列に扱ってはおかしいと思う」

「牡馬三冠の偉業と、牝馬三冠の偉業を、たった1回の直接対決で、それらすべての成果を全部一人占めするようにも見えます。それならば、安田記念でアーモンドアイに完勝したグランアレグリアの評価はいかが? 同じくGⅠ3勝で、あのアーモンドアイに完勝したのですよ。直接対決の意義を重視するのであれば、グランアレグリアがアーモンドアイより上に評価されるべきではないでしょうか?」

「競馬は、ブラッドスポーツ。だからこそ、まずは世代間でクラシックを争う意義がある。3歳クラシックは、ブラッドスポーツを続けていくための基本的な体系です。この体系を蔑ろにするのはおかしい」

「ちなみに、2年連続で三冠馬が生まれた1977年と1978年のアメリカでは、77年の三冠馬シアトルスルーと78年の三冠馬アファームドがそれぞれ年度代表馬なりました。78年には、三冠馬同士の対決が2度(GⅠマルボロカップとGⅠジョッキークラブゴールドカップ)行われて、1年先輩のシアトルスルーが直接対決を2度とも制しましたが、それでも78年の年度代表馬は1年後輩のアファームドとなりました。これは3歳クラシック体系を重視した選択だと思いますし、そういう見識がアメリカの競馬記者の間にはありました。一方、日本のマスコミは過度に世論に流され過ぎる嫌いがあると思います」

矢作調教師、かなりご不満の様子ですが、明日はコントレイル君の独り言に戻ります。(続く)


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