金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【兄の四十九日法要】 納骨を済ませて「ふ」と思ったこと。 自分の墓をどうするのか⁉

2023-04-12 04:36:58 | 雑感

 先週末に、2月に急逝した兄の四十九日の法要がありました。義姉も兄の子供たちも、まだ実感が湧かないまま、納骨の日を迎えておりました。かく言う自分自身、兄の逝去をまだ受け止め切れておりませんので、気持ちは判ります。

 

 ところで、私の実家のお墓は、次男だった私の父親が、所沢聖地霊園内に購入したもので、比較的新しいお墓であります。お墓の中で眠ってるのは、父親と一緒に田舎から東京に出てきた祖母(享年99歳)、お墓を作った父親(享年89歳)母親(享年92歳)、そして先日急逝した兄(享年67歳)の4名のみ。すべて平成以降に納骨した4名でありまして、まだまだピカピカのお墓であります。

 考えてみたら、自分がまだ実家に居た頃のメンバー5人のうち、自分以外の4名がもうこのお墓の中に入ったことになります。

 ちなみに、ワタクシ自身は次男坊なものですから、自分自身の墓がまだありません。嫁と息子が一人おりますが、この息子も34歳になっており、この先、結婚をするつもりがあるのか、ないのかも分かりません。そうなると、わざわざ2代で終了するお墓を別に用意する意味があるのか・・と、疑問に思えて仕方がありません。

 

 いっその事、実家の墓に入れてもらうことにするのはどうだろう?

 

 死んだ父親からは、「お前の墓はここではないから。自分で墓は何とかしろ」と言われ続けていたので、父親への後ろめたさはあるのだけれど、一緒に入れてもらえれば、墓守も共同で出来るし、合理的ではなかろうか?

 父親から注意されたのは、兄弟と言えども、他人の始まりだから、時代が経つにつれて疎遠になるもの。疎遠になっていく家族の墓が共同というのは上手くいかないのだと、言いたかったのでありましょう。

 

 しかしなぁ・・。このまま、2代限りの無縁仏状態になるのが必至なのに、わざわざ多額の費用をかけて別の墓を作るのか・・

 もともと同じ家で住んでいた末っ子の一家くらい、大目に見て欲しい気がいたします。

 

 早く決めないと、自分ももうすぐ63歳。突然ポックリ逝っても不思議な歳ではありません。いざ死んだら、墓が無い‼ ということになると、また我が家族に迷惑をかけてしまいます

 そろそろ、決めないと・・ね。

 


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