金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 4月8日~9日

2023-04-09 17:20:46 | 競馬

 土曜日は福島2R芝1200mを勝ったリオンディーズ産駒セレッソデアモール好スタートから2番手追走へ。4コーナー手前から先頭に立って、そのまま後続を突き放して3馬身差で圧勝。良の勝ちタイムは1分8秒9。2着には、中団から差してきたダイワメジャー産駒マイネルラッシュ、1/2馬身差の3着には、逃げ粘ったディーマジェスティ産駒ドーバーホーク

 阪神4R芝2000mを勝ったブラックタイド産駒トラストエムシー好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るハーツクライ産駒ジーニアスバローズの横に並びかけて、追いかけます。ゴール前でジーニアスバローズを1/2馬身差交わして勝利。重馬場の勝ちタイムは2分1秒6。2着ジーニアスバローズから1馬身1/4差の3着には、後方から追い込んできたキズナ産駒ジューンアヲ二ヨシ

 中山5R芝2000mを勝ったルーラーシップ産駒ハガネ中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からブラニスフェリオが先頭に立ちますが、すぐにその横にドゥラメンテ産駒オクタヴィアヌスとハガネの2頭が並びかけて、これを交わします。この2頭の競り合いの結果、ハガネがクビ差だけ前に出てゴール。稍重の勝ちタイムは2分3秒0。2着オクタヴィアヌスから1馬身差の3着には、後方から追い込んできたマクフィ産駒スピーディブレイク

 福島7R芝2600mを勝ったロードカナロア産駒レッドヴァジュラ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るブラックタイド産駒ダックダイヴの横から、レッドヴァジュラが並びかけて、ゴール前で3/4馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは2分42秒1。2着ダックダイヴからクビ差の3着には、中団から差してきたゴールドシップ産駒アオラキ

 

 阪神5Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったレガーロ産駒アウトレンジ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、2番手からゴッドブルービーが並びかけてきますが、すぐにこれを突き放して、そのまま後続に2馬身差をつけて完勝。ダート不良の勝ちタイムは1分51秒9。2着には、4番手から差してきたトーセンジョーダン産駒バリアントバイオ、1/2馬身差の3着には、3番手からマジェスティックウォリアー産駒サンテックス

 阪神6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったビッグアーサー産駒カンチェンジュンガ最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るビッグアーサー産駒イイヒニナルを交わして、2番手からキタサンブラック産駒ベルビューポイントが先頭に立ちますが、すぐにこれをカンチェンジュンガが鮮やかに差し切って、2馬身1/2差で快勝。稍重の勝ちタイムは1分9秒0。2着ベルビューポイントから3/4馬身差の3着には、逃げたイイヒニナル

 中山7R芝1800m牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったミッキーロケット産駒ミッキーゴージャス好スタートから3番手追走へ。直線に入るとミッキーゴージャスが早め先頭に立ちます。外からモーリス産駒アップトゥミーが迫りますが、逆にこれを突き放して1馬身1/4差で快勝。稍重の勝ちタイムは1分49秒5。2着アップトゥミーから4馬身差の3着には、5番手からハービンジャー産駒メランポジューム勝ったミッキーゴージャスは、ミッキーロケット×ミッキークイーンという良血で、これでデビューから2連勝。オークスよりも、秋に向けて楽しみな存在という感じ。

 福島9R芝2000mひめさゆり賞(3歳1勝クラス)を勝ったスクリーンヒーロー産駒ソレイユヴィータ好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ってそのまま押し切りを図ります。外からマインドユアビスケッツ産駒トーアライデンとスクリーンヒーロー産駒ホウオウスーペリアの2頭が迫りますが、これをクビ差だけ凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分1秒0。2着にはトーアライデン、ハナ差の3着にホウオウスーペリア

 

 日曜日は福島2R芝1800mを勝ったハービンジャー産駒バレンタインソング5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からゴールドシップ産駒ウインルピナスが先頭に立ちますが、すぐにその外からバレンタインソングが鮮やかに差し切り、大外から追いすがるキタサンブラック産駒ノレッジビューティをクビ差抑えて勝利。稍重の勝ちタイムは1分50秒6。2着ノレッジビューティから3/4馬身差の3着にはウインルピナス

 中山4R芝1600mを勝ったキングマン産駒レッドアーバイン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、最内を突いてハービンジャー産駒アイソラシーが先頭に立ちますが、すぐに外からレッドアーバインが差し返して、そのまま1/2馬身差をつけて勝利。稍重の勝ちタイムは1分35秒5。2着アイソラシーからアタマ差の3着には、中団から差してきたビッグアーサー産駒カプリーヌメファ

 阪神4R芝1400mを勝ったルーラーシップ産駒アクートゥス好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。4番手からアドマイヤムーン産駒アイアンムーンが迫ってきますが、これを1/2馬身差抑えて勝利。稍重の勝ちタイムは1分21秒2。2着アイアンムーンから1馬身3/4差の3着には、中団から差してきたダノンバラード産駒パサージュ

 中山5R芝2000m牝馬限定を勝ったゴールドシップ産駒ヴァイルマティ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたロードカナロア産駒カップコルスとの激しい叩き合いに。残り50mのところでヴァイルマティが抜け出して、1馬身1/4差で完勝。稍重の勝ちタイムは2分3秒6。2着カップコルスから3/4馬身差の3着には、3番手からドゥラメンテ産駒バロンゾラーレ

 

 阪神5Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒マホロバ好スタートから2番手追走へ。4コーナー手前から早め先頭に立って、直線に入ると後続を突き放して、そのまま4馬身差の圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分24秒7。2着には、4番手からエピファネイア産駒レゾルシオン、2馬身1/2差の3着には、中団から差してきたパドトロワ産駒プリンスノット

 中山6Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったホッコータルマエ産駒メイショウフジ後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げて押し切りを図るスクリーンヒーロー産駒パープルナイトを追いかけて、メイショウフジが差を詰めていきます。ゴール前でパープルナイトをクビ差だけ交わして勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分54秒0。2着パープルナイトから1馬身1/4差の3着には、5番手から差してきたリアルスティール産駒レッドダンルース

 中山7R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒スピードオブライト好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るトレブランシュの横からスピードオブライトが抜け出して、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分8秒7。2着には、最後方から追い込んできたトーセンラー産駒トーセンエスクード、クビ差の3着には6番から差してきたシャンハイボビー産駒ペイシャフェリ

 

 阪神9R芝2000m忘れな草賞 牝馬限定(L)を勝ったキズナ産駒グランベルナデット好スタートから2番手追走へ。逃げたドゥラメンテ産駒ミッキーツインクルの前半1000mラップは1分0秒5で平均ペースに。直線に入ると、グランベルナデットが早め先頭に立って、そこから後続を突き放して、そのまま1馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分59秒2。2着には逃げ粘ったミッキーツインクル、1馬身1/4差の3着には、3番手からハービンジャー産駒ジェモロジー、1馬身差の4着には、6番手からルーラーシップ産駒マテンロウアルテ

 勝ったグランベルナデットは、自分の持ち味であるロングスパート力を活かした勝利でした。次はオークスに向かうと思いますが、前々の位置から、前半1000mを1分ちょうどのペースで逃げて、後半800mを46秒台のロングスパートで纏められれば、この馬がオークスを制する可能性も十分にあると思います。

 本日、桜花賞を完勝したリバティアイランドの1番の強敵は、忘れな草賞を勝ったグランベルナデットかもしれません。

 

 


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【競馬】 桜花賞(GⅠ) 牝馬三冠 第一関門を突破するのは、どの馬か⁉

2023-04-09 03:34:22 | 競馬

 さぁ桜花賞です。

 3歳牝馬路線の有力馬については、4月6日(木)の当blogでご紹介しましたので、詳細はそちらをご覧下さい。

 

 実績・実力ともに、何と言ってもNO.1は③リバティアイランド唯一の弱点は、飛びが大きいので、むしろオークス向きであること。本質的なマイラータイプが、前々の位置から回転の速いピッチで抜け出されると、脚を余して負けるリスクはあると思います。ただ、今年のメンバーで、そんなタイプはフィリーズRを勝った⑫シングザットソングくらいしかいませんし、⑫シングザットソングは本質的に1400mくらいがベストの馬なので、直線の長い阪神外回り1600mでは、ラストまで速いピッチはモタないと思います。

 そうなると、マイル適性に関係なく、実力の高い方から選んでいくのが、予想としては正解になると考えます。

 

 本命には、当たり前ではありますが、ドゥラメンテ産駒③リバティアイランドを指名します。ここを通過すれば一気に牝馬三冠も見えて参ります。

 対抗には、やはりディープインパクト産駒②ライトクオンタムこの馬も飛びが大きく、本来はオークス向き。仕掛けでモタモタすると脚を余して負けるリスクは、リバティアイランドと同じ。一方で、仕掛けるタイミングを間違えなければ、③リバティアイランドと②ライトクオンタムの2頭が、外から並走しながら抜け出して、後続に3~4馬身差をつけるシーンも目に浮かんで参ります。

 相手は、まず阪神JF組から、サトノダイヤモンド産駒シンリョクカルーラーシップ産駒ドゥアイズ。特に⑪シンリョクカについては、阪神JFの際は抽選を潜り抜けて出走して2着、今回も除外される予定が、直前にリバーラが出走回避したおかげで出走可能になっており、「運」の強さが目立ちます。かつてのブエナビスタウオッカに通じる「運」の強さです。それから、クイーンCを競り勝ったハーツクライ産駒ハーパー、フラワーCを豪快に差し切ったハービンジャー産駒エミュー、アネモネSを前々から押し切ったサトノクラウン産駒トーセンローリエ、そしてまだまだ見限るのは早いアルテミスSの勝ち馬、キタサンブラック産駒ラヴェル

 馬券は、本命③リバティアイランドと対抗②ライトクオンタムの2頭軸三連単24点 ③②⇒③②⇔⑪④⑤⑩⑱⑰

 

 さぁ、牝馬三冠に向けて一冠目を突破するのはどの馬か⁉

 


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