金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 根岸S・シルクロードS

2022-02-01 07:40:26 | 競馬

 まず府中ダート1400mの根岸S勝ったのは、サウスヴィグラス産駒テイエムサウスダン中団待機で脚を溜めます。オルフェーヴル産駒ジャスティンがスピードを活かした逃げで引っ張り、直線に入ってからも粘り切りそうになる中、馬場の中央を選択、オルフェーヴル産駒ヘリオスと一緒に豪快に追い込んで勝利2着はヘリオス、3着は最後方から追い込んできたヘニーヒューズ産駒タガノビューティー

 勝ったテイエムサウスダンは嬉しいJRA重賞初勝利いつもの先行ではなく、中団待機で新たな側面を見せた岩田康成騎手のファインプレーと言えます。このレースが出来るのならば、本番のフェブラリーSも楽しみです。2着のヘリオスも、逃げてもつのは1400mまで。この馬も本番が楽しみ。そして、3着のタガノビューティーですが、こちらは、さすがに最後方からの追込みは、本番では無理。もう少し前の位置を取りたいところ。

 

 そして中京芝1200mのシルクロードS勝ったのは、ミッキーアイル産駒メイケイエール好スタートから先頭に立とうとしましたが、池添騎手が抑えて3番手追走へ。外からビアンフェが、速いペースで逃げてくれたことも助かりました3番手に下げたところから2ハロンだけは、折り合って脚を溜めることが出来ました。直線に入ると、逃げるビアンフェを交わして、そのまま抜け出して1馬身差の完勝

 メイケイエールは、昨年のチューリップ賞以来の重賞制覇。3月の高松宮記念に向けて良いスタートが切れました。また、陣営の細かな努力と、池添騎手との相性の良さが相俟って、この馬には大きなプラスとなりました。

 2着は、中団待機から鋭く伸びたオルフェーヴル産駒シャインガーネット。この馬も5歳になって更に本格化。今年は1200~1600mの距離で大きな仕事をしそう。3着は、後方から豪快に追い込んできたゴールドアリュール産駒ナランフレグ。開催が進んで適度に荒れた馬場が、この馬には合っているようです。


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