金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 2月5日~6日

2022-02-06 16:33:58 | 競馬

 土曜日は中京2Rダート1400mを勝ったキングカメハメハ産駒スマートラプター好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入っても後続を寄せ付けない完勝1分25秒1の勝ち時計も非常に優秀。ダート短距離路線に新星が現れました。2着は、5番手追走から差してきたホッコータルマエ産駒メイショウキッド。この馬も1分25秒3で、後続に7馬身離していますので、次は確勝レベル。

 中京5R芝1600mを勝ったロードカナロア産駒サブライムアンセム7番手追走から、直線は馬群を捌きながら、最後は1番外を追い込む。前で競り合うモーリス産駒ハギノモーリスとトーセンラー産駒バンデルオーラの2頭が、ゴール前でハギノモーリスの妨害によって横に寄れて、サブライムアンセムも影響を受けて2着入選審議の結果、ハギノモーリスが3着降着となり、サブライムアンセムが1着、バンデルオーラが2着に

 東京5R芝2400mを勝ったディープインパクト産駒ダノンギャラクシー前半1000mが1分3秒8の超スローペースの中、中団後方に待機。残り800mからロングスパートへ。直線に入ると、前々で粘るゴールドシップ産駒マイネルメサイアとスクリーンヒーロー産駒ロンギングエーオを1番外から豪快に差し切って、1馬身差で快勝2分29秒8の平凡な時計ながら、ラストは1頭だけ33秒台の上り勝ち馬は、どちらかと言うと菊花賞のダークホースのイメージですが、ここから2か月で化けるとダービーの穴馬になるかも。

 小倉6R芝2000mを勝ったシルバーステート産駒リカンカブール6番手追走から、直線では1番外から豪快に追い込んで、前で逃げ粘るハービンジャー産駒プリマヴィータと、3番手から粘るワンアンドオンリー産駒シャンバラを、きれいに差し切って快勝2着はプリマヴィータ、3着にシャンバラ

 東京6R芝1800m新馬を勝ったキタサンブラック産駒ブラックノワール好スタートからマイペースでの逃げへ。直線に入って、さらにスピードを加速して、後続の追い上げを抑え切って完勝2着は、2番手から粘り切ったイスラボニータ産駒サニーバローズ。3着は、中団待機から追い込んできた1番人気のロードカナロア産駒エターナルタイム

 

 東京4Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったラニ産駒リメイク好スタートから2番手追走へ。直線に入ってから早めに先頭に立つと、そのまま後続を離して圧勝。勝ち時計は1分25秒32着は、最後方から追い込んできたキンシャサノキセキ産駒アポロリヤム。3着は、3番手から粘ったパイロ産駒プリーチトヤーンこの1~3着も、ダート短距離路線では面白い存在。覚えておきましょう。

 

 小倉9R芝1200mかささぎ賞(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒ゼットレヨン雪が激しく降り続ける中でのスタート。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンを33秒7。直線に入っても、馬場の良い中央を選択して、そのままゴールへ。中団後方から追い込んできたトランセンド産駒エクロールをハナ差だけ抑えて勝利3着も後方から追い込んできたゴールドシップ産駒ホワイトターフ。後ろから差す馬が有利な流れを逃げ切った勝ち馬は、かなり強いスプリンターです。

 

 東京9R芝1400m春菜賞牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒シークルーズ中団後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、1番人気のドレフォン産駒ハイアムズビーチが2番手から早め先頭に立っているところを、外から追いかけます。同じ中団後方の位置にいたバトルライン産駒フォロロジーとともに、競り合いながらの追込みが決まり、最後はクビ差だけ前に出たところがゴール2着はフォロロジー、3着は前で粘ったハイアムズビーチ。勝ちタイムは、1分21秒9

 

 中京10R芝1600mエルフィンステークス牝馬限定(L)を勝ったジャスタウェイ産駒アルーリングウェイ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早めに先頭に立って抜け出し、そのまま後続を寄せ付けずに1馬身1/4差をつけて完勝2着は、4番手から内を突いてきたクロフネ産駒ママコチャ、3着は、最後方から追い込んできた1番人気のハーツクライ産駒ルージュラテール

 勝ったアルーリングウェイは、前走の万両賞では、シンザン記念を勝つマテンロウオリオンの惜しい2着でしたので、実力どおりと言えば実力どおり。これで、桜花賞の有力馬の1頭として名乗りを挙げたことになります。

 

 日曜日は小倉5R芝2000m新馬を勝ったモーリス産駒ファンジオ好スタートからマイペースの逃げへ。直線では、馬場の良い中央を選択、そのまま押し切る競馬。1800~2000mくらいで逃げる競馬が合いそう2着には、2番手から馬場の悪い内を突いたシルバーステート産駒ストリートライフ。最後はクビ差まで詰め寄っており、惜しい2着3着は、中団後方から勢いよく追い込んできたオルフェーヴル産駒ダイム

 中京5R芝2200mを勝ったディープインパクト産駒ダノンジャッカル5番手追走から、直線では馬場の良い外へ持ち出して、一歩一歩前へ出る差し脚で、2馬身1/2差の完勝ダノンプレミアムの全弟で、切れ味がないので、今日の稍重は向いていました。2000m前後が良いと思います。2着は、2番手から粘ったハービンジャー産駒ヒヅルジョウ、3着は、逃げて粘り切ったハーツクライ産駒ジーショウグン

 東京5R芝1600mを勝ったロードカナロア産駒ライラスター2番手追走から、直線では残り200mで先頭に立って、そのまま押し切ろうとしたところに、5番手から差してきたゴールドシップ産駒カヨウネンカの追い上げをアタマ差だけ凌いで勝利ロードカナロア×ハープスターの良血馬が3戦目で勝ち上がり。どちらかと言うと、じり脚なので、距離を短縮して逃げる競馬に転向するか、逆に思い切って2000mくらいを粘る競馬をするか直観的には距離を縮める方が良いと思います。

 小倉6R芝1200mを勝ったキズナ産駒アスターディゴン4番手追走から、4コーナー手前でマクリ気味に前の位置へ。直線では、馬場の良い外側を豪快に突き抜けて1馬身差の快勝でした2着は、逃げて粘ったエイシンフラッシュ産駒エムズフラッシュ、3着は、2番手から粘り切ったマクフィ産駒ディージェーサン

 中京6R芝1600m新馬を勝ったディープインパクト産駒ゼッフィーロ4番手追走から、直線では、逃げるブラックタイド産駒ヴァリッドと2番手から粘るグランプリボス産駒モズベイパーコーンの2頭を、残り100mのところで豪快に差し切って、1馬身1/4差で快勝2着はヴァリッド、3着はモズベイパーコーン

 東京6R芝1600m新馬を勝ったディープインパクト産駒ロールアップ内々の中団後方で脚を溜める競馬。直線では、スローペースから逃げ切ろうとするノヴェリスト産駒ヤマニンフェリクスを、残り100mのところで豪快に交わして、また5番手から差してきたアドマイヤムーン産駒コズミックエッグを抑え切って、1馬身差で完勝1頭だけ33秒台の異次元の上りでした。2着はコズミックエッグ、3着はヤマニンフェリクス勝ち馬は桜花賞に間に合えば面白い存在に。

 小倉7R芝1800mを勝ったエイシンヒカリ産駒パフィリア最後方待機から、3コーナー過ぎにマクリ気味に前の位置へ。そのまま直線では、馬場の良い外側を選択して、早めに抜け出してそのまま押し切りました2着は、3番手から馬場の内側を突いてきたディープインパクト産駒アイキャンドウイッ。3着は、5番手から差してきたドゥラメンテ産駒サンライズエース

 

 中京4Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったキタサンブラック産駒オディオン3番手追走から、直線では、2番手にいたディスクリートキャット産駒メイショウユズルハとの激しい叩き合いとなり、1馬身1/2差前に出たところがゴール稍重ダートで1分53秒4の勝ち時計2着はメイショウユズルハ、3着は、中団後方から差してきたヘニーヒューズ産駒サンライズジャスト

 

 東京9R芝2400mゆりかもめ賞(3歳1勝クラス)を勝ったドゥラメンテ産駒レヴァンジル4番手追走から、直線では、逃げて粘るジャスタウェイ産駒ポットボレットを追いかけて、ゴール前でクビ差だけ交わして勝利。勝ちタイムは2分27秒32着はポットボレット、3着は、中団後方から差してきたハーツクライ産駒グランシエロ

 勝ったレヴァンジルは、レース間隔が必要なだけに、ダービーというよりも菊花賞で面白い存在になるかもしれません。


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【競馬】 東京新聞杯(GⅢ)ときさらぎ賞(GⅢ)!

2022-02-06 07:56:09 | 競馬

 まずは中京のきさらぎ賞。雪の影響が気になるところではありますが、このレースは、3歳牡馬クラシックロードの伝統的な一戦。ここの勝ち馬と上位馬は、そのまま春のクラシックはもちろん、秋以降、また古馬になってからの活躍馬が目立ちます。

 古くは、このレースが2戦目で3着だったのがハーツクライ。ここの勝ち馬には、ワールドエーストーセンスターダムルージュバックサトノダイヤモンド。2着には、サトノアーサーグローリーヴェイズヨーホーレイク。ご覧のとおり、サンデーサイレンス系、特にディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。ただし、今回はディープインパクト産駒の参戦はなし。

 となれば、ディープインパクトの直系の孫シルバーステート産駒⑥ストロングウィルを狙います。12月18日の阪神未勝利戦のメンバーレベルは高く、ここを快勝した実力を信じたいと思います。相手1番手ディープインパクト直系の孫キズナ産駒⑪メイショウゲキリン。マイペースで逃げ粘る力は、3歳牡馬トップクラスの馬たち(ジャスティンパレス・セレシオン・トゥデイイズザデイ)も認めるところ。

 その他は、東スポ杯2歳S4着の③ダンテスビュー、葉牡丹賞4着の⑤ショウナンシグマ、未勝利戦の勝ち方が良かった⑧セルケト⑩シェルビーズアイ⑦フォースクエアの順番ですが、ほとんど差がないため、全頭流しに

 馬券は、本命⑥ストロングウィルからの馬単総流し10点 ⑥⇒①②③④⑤⑦⑧⑨⑩⑪ と、⑥ストロングウィルと⑪メイショウゲキリンからの三連複総流し9点 ⑥⑪⇒①②③④⑤⑦⑧⑨⑩

 

 そして府中の東京新聞杯春のマイルGⅠを目指す馬たちが集うレースマイラーではないが、GⅠ路線で活躍してきた馬もいれば、マイル路線のGⅠ手前であと一歩という馬たちも集まってきています。実績だけ見ると、⑥ファインルージュ⑬ホウオウアマゾンカラテあたりに人気が集まると思いますが、実力はすべて僅差

 であるならば、11月の東京で活躍して、そのまま2月の東京開催までジックリ待っていた馬を狙います本命は、ハーツクライ産駒の4歳牡馬イルーシヴパンサー。そして相手1番手は、キングカメハメハ産駒の5歳牡馬アオイクレアトール

 馬券は、本命⑪イルーシヴパンサーの単勝⑪ と、⑪イルーシヴパンサーと①アオイクレアトールからの三連複総流し14点 ⑪①⇒②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑬⑭⑮⑯


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