土曜日は中京2Rダート1400mを勝ったキングカメハメハ産駒スマートラプター。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入っても後続を寄せ付けない完勝。1分25秒1の勝ち時計も非常に優秀。ダート短距離路線に新星が現れました。2着は、5番手追走から差してきたホッコータルマエ産駒メイショウキッド。この馬も1分25秒3で、後続に7馬身離していますので、次は確勝レベル。
中京5R芝1600mを勝ったロードカナロア産駒サブライムアンセム。7番手追走から、直線は馬群を捌きながら、最後は1番外を追い込む。前で競り合うモーリス産駒ハギノモーリスとトーセンラー産駒バンデルオーラの2頭が、ゴール前でハギノモーリスの妨害によって横に寄れて、サブライムアンセムも影響を受けて2着入選。審議の結果、ハギノモーリスが3着降着となり、サブライムアンセムが1着、バンデルオーラが2着に。
東京5R芝2400mを勝ったディープインパクト産駒ダノンギャラクシー。前半1000mが1分3秒8の超スローペースの中、中団後方に待機。残り800mからロングスパートへ。直線に入ると、前々で粘るゴールドシップ産駒マイネルメサイアとスクリーンヒーロー産駒ロンギングエーオを1番外から豪快に差し切って、1馬身差で快勝。2分29秒8の平凡な時計ながら、ラストは1頭だけ33秒台の上り。勝ち馬は、どちらかと言うと菊花賞のダークホースのイメージですが、ここから2か月で化けるとダービーの穴馬になるかも。
小倉6R芝2000mを勝ったシルバーステート産駒リカンカブール。6番手追走から、直線では1番外から豪快に追い込んで、前で逃げ粘るハービンジャー産駒プリマヴィータと、3番手から粘るワンアンドオンリー産駒シャンバラを、きれいに差し切って快勝。2着はプリマヴィータ、3着にシャンバラ。
東京6R芝1800m新馬を勝ったキタサンブラック産駒ブラックノワール。好スタートからマイペースでの逃げへ。直線に入って、さらにスピードを加速して、後続の追い上げを抑え切って完勝。2着は、2番手から粘り切ったイスラボニータ産駒サニーバローズ。3着は、中団待機から追い込んできた1番人気のロードカナロア産駒エターナルタイム。
東京4Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったラニ産駒リメイク。好スタートから2番手追走へ。直線に入ってから早めに先頭に立つと、そのまま後続を離して圧勝。勝ち時計は1分25秒3。2着は、最後方から追い込んできたキンシャサノキセキ産駒アポロリヤム。3着は、3番手から粘ったパイロ産駒プリーチトヤーン。この1~3着も、ダート短距離路線では面白い存在。覚えておきましょう。
小倉9R芝1200mかささぎ賞(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒ゼットレヨン。雪が激しく降り続ける中でのスタート。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンを33秒7。直線に入っても、馬場の良い中央を選択して、そのままゴールへ。中団後方から追い込んできたトランセンド産駒エクロールをハナ差だけ抑えて勝利。3着も後方から追い込んできたゴールドシップ産駒ホワイトターフ。後ろから差す馬が有利な流れを逃げ切った勝ち馬は、かなり強いスプリンターです。
東京9R芝1400m春菜賞牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒シークルーズ。中団後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、1番人気のドレフォン産駒ハイアムズビーチが2番手から早め先頭に立っているところを、外から追いかけます。同じ中団後方の位置にいたバトルライン産駒フォロロジーとともに、競り合いながらの追込みが決まり、最後はクビ差だけ前に出たところがゴール。2着はフォロロジー、3着は前で粘ったハイアムズビーチ。勝ちタイムは、1分21秒9。
中京10R芝1600mエルフィンステークス牝馬限定(L)を勝ったジャスタウェイ産駒アルーリングウェイ。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早めに先頭に立って抜け出し、そのまま後続を寄せ付けずに1馬身1/4差をつけて完勝。2着は、4番手から内を突いてきたクロフネ産駒ママコチャ、3着は、最後方から追い込んできた1番人気のハーツクライ産駒ルージュラテール。
勝ったアルーリングウェイは、前走の万両賞では、シンザン記念を勝つマテンロウオリオンの惜しい2着でしたので、実力どおりと言えば実力どおり。これで、桜花賞の有力馬の1頭として名乗りを挙げたことになります。
日曜日は小倉5R芝2000m新馬を勝ったモーリス産駒ファンジオ。好スタートからマイペースの逃げへ。直線では、馬場の良い中央を選択、そのまま押し切る競馬。1800~2000mくらいで逃げる競馬が合いそう。2着には、2番手から馬場の悪い内を突いたシルバーステート産駒ストリートライフ。最後はクビ差まで詰め寄っており、惜しい2着。3着は、中団後方から勢いよく追い込んできたオルフェーヴル産駒ダイム。
中京5R芝2200mを勝ったディープインパクト産駒ダノンジャッカル。5番手追走から、直線では馬場の良い外へ持ち出して、一歩一歩前へ出る差し脚で、2馬身1/2差の完勝。ダノンプレミアムの全弟で、切れ味がないので、今日の稍重は向いていました。2000m前後が良いと思います。2着は、2番手から粘ったハービンジャー産駒ヒヅルジョウ、3着は、逃げて粘り切ったハーツクライ産駒ジーショウグン。
東京5R芝1600mを勝ったロードカナロア産駒ライラスター。2番手追走から、直線では残り200mで先頭に立って、そのまま押し切ろうとしたところに、5番手から差してきたゴールドシップ産駒カヨウネンカの追い上げをアタマ差だけ凌いで勝利。ロードカナロア×ハープスターの良血馬が3戦目で勝ち上がり。どちらかと言うと、じり脚なので、距離を短縮して逃げる競馬に転向するか、逆に思い切って2000mくらいを粘る競馬をするか。直観的には距離を縮める方が良いと思います。
小倉6R芝1200mを勝ったキズナ産駒アスターディゴン。4番手追走から、4コーナー手前でマクリ気味に前の位置へ。直線では、馬場の良い外側を豪快に突き抜けて1馬身差の快勝でした。2着は、逃げて粘ったエイシンフラッシュ産駒エムズフラッシュ、3着は、2番手から粘り切ったマクフィ産駒ディージェーサン。
中京6R芝1600m新馬を勝ったディープインパクト産駒ゼッフィーロ。4番手追走から、直線では、逃げるブラックタイド産駒ヴァリッドと2番手から粘るグランプリボス産駒モズベイパーコーンの2頭を、残り100mのところで豪快に差し切って、1馬身1/4差で快勝。2着はヴァリッド、3着はモズベイパーコーン。
東京6R芝1600m新馬を勝ったディープインパクト産駒ロールアップ。内々の中団後方で脚を溜める競馬。直線では、スローペースから逃げ切ろうとするノヴェリスト産駒ヤマニンフェリクスを、残り100mのところで豪快に交わして、また5番手から差してきたアドマイヤムーン産駒コズミックエッグを抑え切って、1馬身差で完勝。1頭だけ33秒台の異次元の上りでした。2着はコズミックエッグ、3着はヤマニンフェリクス。勝ち馬は桜花賞に間に合えば面白い存在に。
小倉7R芝1800mを勝ったエイシンヒカリ産駒パフィリア。最後方待機から、3コーナー過ぎにマクリ気味に前の位置へ。そのまま直線では、馬場の良い外側を選択して、早めに抜け出してそのまま押し切りました。2着は、3番手から馬場の内側を突いてきたディープインパクト産駒アイキャンドウイッ。3着は、5番手から差してきたドゥラメンテ産駒サンライズエース。
中京4Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったキタサンブラック産駒オディオン。3番手追走から、直線では、2番手にいたディスクリートキャット産駒メイショウユズルハとの激しい叩き合いとなり、1馬身1/2差前に出たところがゴール。稍重ダートで1分53秒4の勝ち時計。2着はメイショウユズルハ、3着は、中団後方から差してきたヘニーヒューズ産駒サンライズジャスト。
東京9R芝2400mゆりかもめ賞(3歳1勝クラス)を勝ったドゥラメンテ産駒レヴァンジル。4番手追走から、直線では、逃げて粘るジャスタウェイ産駒ポットボレットを追いかけて、ゴール前でクビ差だけ交わして勝利。勝ちタイムは2分27秒3。2着はポットボレット、3着は、中団後方から差してきたハーツクライ産駒グランシエロ。
勝ったレヴァンジルは、レース間隔が必要なだけに、ダービーというよりも菊花賞で面白い存在になるかもしれません。