本日は、京都嵯峨野の小倉山にある、日本で唯一の「髪」の神社である『御髪神社』をご紹介いたします。
ちなみに、私の嫁の実家のお墓がある常寂光寺から、すぐ近くにある神社であるため、その存在を知った次第。
ここに祀られているのは、藤原采女亮政之(ゆじわらのうねめのすけまさゆき)という方で、平安末期に御所の警備をしていた武士の家に生まれた方でしたが、諸事情により一家の生活が苦しくなり、『髪結いの職』をして家計を支えたとのこと。ちなみに、これが、我が国の髪結い職の起源と言われているそうです。
ちなみに、全国の美容師さんたちにとっても大切な場所で、美容師試験の合格祈願に訪れる方々で賑わうパワースポットになっている由。
そして、さらには『全国で髪の悩みで苦しむ人々』、まぁ判りやすく言うと「ハゲの方々」でありますが、密かに、彼らにとっても、大切なパワースポットに。
特に、この『御髪神』のお札から発せられる御光に向かって、髪の薄い部分をかざすと、あら何と不思議なことに、毛根が生き返る御利益があるとの噂が‥。
【注意】ちなみに、この「毛根が生き返る御利益」については、神社側としては全く「あずかり知らぬ話」とのこと。全く根も葉もない噂である可能性がありますので、ご留意。