暮れの朝日杯FSや、ホープフルSよりも、来年のクラシックに直結すると言われていた東京スポーツ杯2歳Sですが、ようやくGⅡ格付となりました。ここの勝ち馬は、ほぼ間違いなくGⅠ馬になっていきますので、まさにGⅠ登竜門のレース。今回も良いメンバーが揃いました。ここには、確かにジオグラフもコマンドラインも居ませんが、これこそ、2歳牡馬チャンピオンを決めるに相応しいメンバーが集まったと思います。
最初は、無敗メンバーから。まず7月の函館デビューで、まるでディープインパクトの新馬戦を見るようだったモーリス産駒⑩アルナシーム。今年の新馬戦のパフォーマンスNO.1牡馬はこの馬です。そして、新潟デビュー組に限ればNO.1と思われる、8月デビューのキタサンブラック産駒①イクイノックス。また6月の阪神デビュー組でNO.1の呼び声が高かったのが、ハーツクライ産駒⑤レッドベルアーム。
次は、強敵相手に負けもある経験豊富なメンバー。新馬はジオグリフの2着、未勝利はアスクビクターモアの2着、3戦目できっちり勝ち上がったカレンブラックヒル産駒③アサヒ。2戦目で4馬身差の圧勝、ジャスタウェイ産駒②テンダンス。初勝利はオープン特別のコスモス賞で、札幌2歳S3着のヴァンキッシュラン産駒④トーセンヴァンノ。10月のアイビーSで、ドゥデュースの僅差2着、1番人気アスクビクターモアに先着したハーツクライ産駒⑧グランシエロ。
この中で、本命に指名したいのは、キタサンブラック産駒①イクイノックス。正直言って、それほど期待されていなかった種牡馬キタサンブラックですが、産駒が少ないにも関わらず、勝ち数やAEIが高い上に、イクイノックスというチャンピオンホース候補を出してきました。社台SSをもビックリさせる結果をここでも見せてほしい。
相手1番手は、モーリス産駒⑩アルナシーム。この馬はモーリス産駒の中でも2000mまでは大丈夫だと思います。その他は、⑤レッドベルアーム、③アサヒ、②テンダンス、④トーセンヴァンノ、⑧グランシエロ。
馬券は、①イクイノックスと⑩アルナシームの2頭軸三連単20点 ①⑩⇒①⑩⇔⑤③②④⑧ で。