金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月19日~20日

2021-06-20 16:49:04 | 競馬

 土曜日は東京1R芝1400mを勝ったシルバーステート産駒コムストックロード後方待機から、直線は外から差し脚を伸ばして、余力を残して完勝1週目のクレイドルが勝った新馬戦で、勝ち馬に競り負けて4着でしたので、あの新馬戦のレベルの高さを示した形。逆に今日1番人気だったサトノストロングが2着に負けた1週目の新馬戦で、6着7着10着に負けたハッピープリベイル、ジェイケイボス、ボルタドマールが、ここでは2着3着4着に。あのレースが激しかったため、前走上位馬は疲れが残っていたようです。新種牡馬の中では、シルバーステート産駒の仕上がりの早さが目立ちます。引続き注意。

 札幌5R芝1200m新馬を勝ったキングカメハメハ産駒ポメランチェスタート良く逃げて、そのまま直線も4馬身差で押し切りスピードの違いを見せつけて、1分7秒9のレコード勝ちキンカメ×サクラバクシンオーの血です。2着は外から差してきたジョーカプチーノ産駒ナムラリコリス、この馬も次は確勝レベル3着は先行して粘り切ったキンシャサノキセキ産駒フリートオブフット。勝ち馬のスピードが段違いだっただけで、次走は逃げて先手が取れそうで、これも狙えると思います。

 阪神5Rダート1200m新馬を勝ったドレフォン産駒フェズカズマ好位5番手追走から、直線は前がゴチャつきましたが、落ち着くのを待って真ん中を堂々と抜け出して完勝2着は外から差してきたディスクリーキャット産駒メズメライザー惜しかったのは、逃げて速めに抜け出したヘニーヒューズ産駒ハロースクロール。良いスピードを見せたので、次走は改めて狙えると思います。

 東京5R芝1600m新馬を勝ったハービンジャー産駒アライバル中団追走から、直線は早めに抜け出して完勝2着も前々から粘り切ったイスラボニータ産駒プルパレイ素質馬が揃った新馬戦で完勝したアライバルは、次は重賞候補へ2着のプルパレイも次は確勝レベル。2番人気で最後方から馬群を捌いて差してきたディープインパクト産駒マイシンフォニーは4着多頭数の新馬戦で最後方からという「?」な騎乗武豊騎手ですから馬の気持ちに逆らわなかったのでしょうが、何を教えたかったのか。2億6千万円の馬ですから、次は乗替り必至。

 札幌6Rダート1000m新馬を勝ったマジェスティックウォリアー産駒アーリーレッグ2番手追走から逃げるアドレマピュスを捉えて完勝2着には中団から差してきたバンブーエール産駒エムティゲラン逃げたアドレマピュスは次を狙っても面白い

 

 日曜日は札幌5R芝1200m新馬を勝ったのは、米国産馬のガンライナー産駒グランアブロウソ2番手追走から、逃げるドゴンを交わして、そのまま完勝さすがビリーヴの孫、スピードの違いを見せつけた形。2着には、中団から差してきたマクフィ産駒エーティーマクフィレースセンスが良く、次は有力でしょう。

 阪神5R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒ダノンスコーピオン超スローペースの瞬発力勝負になりましたが、直線で先に抜け出したハーツクライ産駒ルージュラテールとの激しい叩き合いを制して、最後に勝ち切りました次は、厳しいレースの流れでも対応できるかがポイント。瞬発力の持続性が、ロードカナロア産駒の分岐点になります。

 東京5R芝1400m新馬を勝ったロードカナロア産駒キミワクイーンこちらも超スローペースで、直線の瞬発力勝負になりました。勝ったキミワクイーンとキングカメハメハ産駒ロジスピードの叩き合いになりましたが、後方から追い込んできたダノンレジェンド産駒レッツリブオンが、ロジスピードにぶつかりそうになったところで、キミワクイーンが抜け出して勝利。2着がレッツリブオン、3着がロジスピードとなりましたが、不利がなければ、2着3着は入れ替わったかもしれません。


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【競馬】 ユニコーンS(GⅢ) JRAの3歳ダート王者決定戦!

2021-06-20 07:30:57 | 競馬

 まずは府中のユニコーンSJRAの3歳ダート王者決定戦です。GⅢ格付ではありますが、実質的には、大井のジャパンダートダービー(GⅠ)と同等の価値がある3歳ダート重賞であります。

 人気は割れているようですが、最終的には、前哨戦である青竜Sを勝ったヘニーニューズ産駒①ゲンパチフォルツァと、そのゲンパチフォルツァを端午Sで破ったマクフィ産駒⑯ルーチェドーロ、またサウジダービーを勝ったリオンディーズ産駒⑬ピンクカメハメハあたりに集まると思いますが、私個人としては、やはり、ペルーサ産駒④ラペルーズに期待

 幻のダービー馬ペルーサは、その気の悪さのせいでGⅠレースの勝ちがありませんでしたが、その潜在能力の高さを期待され、種牡馬になることができました。しかし、産駒にも気の悪いところが遺伝したせいか、早くも種牡馬引退に追い込まれてしまいます。その直後、現れたのが、このラペルーズ。昨年JRAでデビューしたものの、結果が出ずに、すぐに門別へ移籍。秋になってダートの短距離を連勝して再度中央へ。中山ダート1800m1勝クラスでディールクルム以下に圧勝したあと、2月のヒアシンスSでも、今回の主力メンバーを相手に豪快な差し切り勝ちしかし、前哨戦の青竜Sでは、スタート直後に両側から挟まれて、走る気を無くして凡走。父親譲りの気の悪さを出して惨敗してしました。

 ラペローズよ君がもし、このレースに勝って、7月のジャパンダートダービーにも勝利すれば、父ペルーサはGⅠ馬の父となるので、種牡馬復帰の道が開けるかもしれない。君の走り次第で、お父さんと君の血脈が、後世に残る道筋を広げることが出来るかもしれないのだ。ここで頑張らなくて、いつ頑張るのだ! もし勝ったら、藤沢和雄調教師も泣いて喜んでくれるはず

 馬券は、④ラペローズからの馬単10点 ④⇒①②③⑥⑦⑧⑩⑬⑭⑯ と、④ラペローズ頭固定で⑥クリーンスレイト2着3着付の三連単18点 ④⇒⑥⇔①②③⑦⑧⑩⑬⑭⑯

 

 おまけで、阪神のマーメイドS芝2000mの牝馬限定戦ですが、地力の高さを要求されるレースです。こちらも藤沢和雄厩舎、3歳時に牡馬相手にシンザン記念を勝ったディープインパクト産駒⑭サンクチュエールに期待。相手は、地力のある馬の中から、⑤シャドウディーヴァ②アブレイズ⑫アンドラステ⑧ソフトフルート⑦レッドベルディエスの5頭。

 馬券は、⑭サンクチュエール頭固定の馬単5点 ⑭⇒⑤②⑫⑧⑦ と、⑭頭固定の三連単20点 ⑭⇒⑤②⑫⑧⑦


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