まずは土曜日の府中牝馬ステークス。不良に近い重馬場で、逃げたトロワゼトワルが1000mを59秒6のハイペース。前々で勝負した有力馬は総崩れで、重馬場を上手くこなしたサラキアと、一番後ろからついていった2頭の、人気薄3頭で決まる大波乱となりました。勝ったサラキアは、先週勝ったサリオスの半姉で、初重賞勝利。多分クロノジェネシスが出てこないので、馬場が重くなれば、次のエリザベス女王杯も楽しみになりました。心配なのは、ラヴズオンリーユー。この程度の馬ではなく、世界レベルの馬のはずなのですが、まずは1800~2000mくらいの距離を、パンパンの良馬場で走らせてあげたい。今のままだとメンタルが心配です。今、この天才牝馬には「運」が足りない!
そして、秋華賞。デアリングタクトと松山弘平騎手、史上初の無敗の牝馬三冠達成です! また、岡田オーナーもおめでとうございます。日高に新たな希望を有難うございました‼ ちなみに、デアリングタクトの次走は、順調であれば、JCが有力だと思います。
想定したとおり、前半1000mが59秒4で、稍重馬場ではハイペースで、淀みのない展開。デアリングタクトにとっては理想的な流れであり、松山騎手は、直線半ばで勝利を確信したと思います。2着3着も、デアリングタクトよりも後ろから差してきたマジックキャッスルとソフトフルート。この三連単440倍は美味しい馬券でございました。
それにしても、レースを除外されたレイパパレが京都10R大原Sを楽勝していましたが、もし本番に出ていたら‥。こちらも無敗の3歳牝馬でありますから、デアリングタクトとの無敗対決は、次の楽しみに致しましょう。