金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【天皇賞】 やっちゃえ、祐一! フィエールマンでロングスパート!!

2020-10-30 07:21:30 | 競馬

 日曜日の天皇賞(秋)に出走する12頭のうち、GⅠ馬が7頭で、取ったGⅠが合計16個という豪華メンバー。当然ながら、みんな、大本命のアーモンドアイを負かしに出てくるメンバーばかり

 キセキジナンボーは、淀みのないペースで逃げて、そのまま逃げ込む戦法ダノンプレミアムダイワギャグニーは、昨年同様、早めに抜け出して、後ろの馬が来る前にゴールになだれ込む戦法

 これらのスピードのある先行馬を捉まえられるよう、アーモンドアイのルメール騎手は、出来れば5・6番手くらいの位置で前を追いかけていき、ラスト200mで差し切る、昨年と同じレースをしてくると思います。

 

 さて、祐一君稀代のステイヤーであるフィエールマンに乗って、府中の2000mで何をする。普通に乗ったらアーモンドアイには敵わない。上記のように、淀みのないペースで進むのならば、2000mのレースを消耗戦に変えてしまい、スピードよりも、スタミナが試されるレースにすることこそ、取るべき選択肢なのでは?

 答えはアーモンドアイの外側で徹底マークの上、残り700mからのロングスパート。もし、無理に追いかけてくれば、あのアーモンドアイでさえも、ゴール寸前で脚が上がってしまう可能性が出てくる。一方、フィエールマンを追いかけてこなければ、そのまま逃げ込まれるリスクが高い。名手ルメールにも迷いが生じる。

 

 その昔、同じ天皇賞(秋)で、逃げたトウショウボーイの横から、名ステイヤーのグリーングラスが残り700mでロングスパートゴール寸前まで、2頭によるマッチレースとなりましたが、両馬ともに脚が上がってしまい惨敗。勝ったのは、最後方から追い込んだホクトボーイでした。

 そんな激しいレースが観てみたい! 先週に続いて‥。


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