今週は２歳牝馬のGⅠレース、阪神ＪＦです。桜花賞と同じコースでもあり、来年のクラシックに直結する重要なレースですが、特に今年は、リアアメリアとウーマンズハートという２頭のスーパー牝馬の決戦ムードで、注目の一戦となっております。人気もこの２頭に集中しますので、馬券を買うならば、馬連１点か、馬単１点か、というところであり、まぁ、買わずに観るのも有りだと思います。
さらに、もう１頭、クラヴァシュドールの走りにも注目。前走のサウジアラビアロイヤルＣで、来週の朝日杯に出てくるサリオスの２着でしたので、リアアメリア・ウーマンズハートに対して、クラヴァシュドールがどこまでやれるかで、来週のサリオスの評価が決まってくると思います。サウジアラビアＣのタイムは優秀でしたが、この頃の府中はとにかく時計が出る芝状態だったので、２頭のスーパー牝馬との力関係が見極められれば、本当の評価が定まるはずです。
さて先週、ついに「呪いが解けた」川田騎手。今回はリアメリアの力を信じて、折り合いだけに注意を払った乗り方になると思います。今までよりもペースは速く流れることになりますので、それもこの馬にとっては好都合で、中段あたりでジッとすることになるでしょう。一方、スローしか経験のないウーマンズハートは、速い流れについていけずに最後方あたりに置かれるリスクも。むしろ、前走に速い流れを経験済みのクラヴァシュドールの方が位置取りには心配がなさそう。
自分は、⑮リアアメリアの頭固定で、③ウーマンズハートと⑩クラヴァシュドールへの三連単２点で勝負します。
それから香港国際競走。前にも書いたとおり、遠征組ならば牝馬を優先するのと、牝馬がいなければ地元のモレイラ騎手を優先します。まず香港ヴァースは⑩ディアドラ。香港スプリントはJモレイラの①ピートザクロック。香港マイルは⑩ノームコア。そして香港カップは⑦マジックワンド。すべて単勝１点で。
