金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【雑感】 今年は、「クリスマスの約束」がある!

2019-12-06 07:22:21 | 雑感

 若い頃は、小田和正さんがそんなに好きではありませんでした。まぁ、タモリさんが物凄く嫌っていたこともありましたからね。

 でも、2000年過ぎから毎年TBSで放送された「クリスマスの約束」を見続ける中で、ハマってしまったのです。小田和正さんという人が、とにかく音楽が好きで好きで、特に歌が好きで好きで、そのパワーを信じ続けて活動を続けていることが判ってからは、とにかく毎年のクリスマス・イブ、あるいはクリスマスの夜が楽しみでどうしようもありませんでした。今年のスペシャル・イベントは? 今年のスペシャル・ゲストは?

 特に、吉田拓郎さんがゲストの時が凄かった。吉田拓郎さんといえば、1970年代の日本のミュージック・シーンを変えた英雄ですが、その背中を追いかけたのが井上陽水であり、オフコースだったことを、本人の前で当時の心中を打ち明けた上で、二人で歌った「洛陽」。涙が止まりませんでした。病気でエネルギーを奪われていた拓郎さんに、これを歌わせてパワフルな拓郎を復活させた小田和正という人物を見直した瞬間でした。

 しかし、昨年は都合により、「クリスマスの約束」の放映がなくて、非常に残念な思いが募りました。小田和正さんも既に72歳。それを意識させられた瞬間でした。でも、今年は「クリスマスの約束」があります。それを楽しみに、また年末まで走り続けようと誓った自分でありました

【追加】最近気が付いたのですが、小田和正さんにとって「クリスマスの約束」は「クラス会」なんだと思います。一緒に、昭和・平成・令和と走り続けた同級生、あとから追いかけてきた後輩連中と、好きな曲・歌を、何の打算もなく、何の目的もなく、ただ楽しくセッションをする場が欲しかったのだと思います。それくらい、「音楽の力、歌の力は凄い!」という確信が、活動の根底にあるのでしょうね。


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