トランプ大統領と金委員長の米朝首脳会談は、2月25日にベトナム中部のダナンで開催されることになりそうです。本日の一般教書演説にて発表される見込み。
トランプとしては、2回目の首脳会談ですので、前回のように「会っただけ」では成果としてアピールすることはできませんから、何かしらの合意項目を発表できる目処が立ったということなのでしょう。
このブログでは、1月30日に朝鮮半島の地政学リスクについて取り上げ、最大のリスクは「在韓米軍の撤退」であると述べました。今回の首脳会談ではせいぜい、北朝鮮側は「非核化に向けた措置」、アメリカ側は「経済規制の緩和」くらいが出せるネタだとは思いますが、トランプが米国内世論へのインパクトを強く求めた場合、「在韓米軍の縮小検討」くらいまで、大サービスするリスクはあります。
ご案内のとおり、韓国とアメリカは在韓米軍のコスト負担割合の議論が暗礁に乗り上げ、決着の目処は全く立っていません。これにイラついているトランプが、韓国への脅しも含めて言いかねないリスクはあると考えています。しかし、韓国の文政権は、それを狙ってやっている節すらありますので、嵌っているのは、むしろアメリカの方かも。
万が一、在韓米軍の話が25日の会談のテーマとなった場合、これは日本の金融マーケットにとっては、かなりのネガティブニュースになると思います。いきなりダウンというより、ジワジワ効いてくるボディブローのようなパンチかもしれませんが‥。
そうはならないことを祈るばかりです。
トランプとしては、2回目の首脳会談ですので、前回のように「会っただけ」では成果としてアピールすることはできませんから、何かしらの合意項目を発表できる目処が立ったということなのでしょう。
このブログでは、1月30日に朝鮮半島の地政学リスクについて取り上げ、最大のリスクは「在韓米軍の撤退」であると述べました。今回の首脳会談ではせいぜい、北朝鮮側は「非核化に向けた措置」、アメリカ側は「経済規制の緩和」くらいが出せるネタだとは思いますが、トランプが米国内世論へのインパクトを強く求めた場合、「在韓米軍の縮小検討」くらいまで、大サービスするリスクはあります。
ご案内のとおり、韓国とアメリカは在韓米軍のコスト負担割合の議論が暗礁に乗り上げ、決着の目処は全く立っていません。これにイラついているトランプが、韓国への脅しも含めて言いかねないリスクはあると考えています。しかし、韓国の文政権は、それを狙ってやっている節すらありますので、嵌っているのは、むしろアメリカの方かも。
万が一、在韓米軍の話が25日の会談のテーマとなった場合、これは日本の金融マーケットにとっては、かなりのネガティブニュースになると思います。いきなりダウンというより、ジワジワ効いてくるボディブローのようなパンチかもしれませんが‥。
そうはならないことを祈るばかりです。