《アルゼンチン旅行期③》
ブエノスアイレスは、観光客が見て回る地域としては、主に8地区に分かれているんですが、今回はそのひとつ、ボカ地区のCaminito(カミニート)というところの紹介です。ちなみにCaminitoとは“小径”という意。
カミニートに着くと、真っ先に目に飛び込んでくる建物。この建物を挟んだ両側の道が、カミニートと呼ばれている一帯みたいですね。この建物の入り口で、みんな必ず写真を撮ってます(もちろん私も撮りました)
ここ、す~んごく可愛い一角なんです!ご覧になって分かるように、一軒の家が何色にも塗り分けられています。
この一角全部がそうなんですよ。これ、ボカ生まれの画家キンケラ・マルティンさんの手によるものだそうです。私は知らなかったんですが、世界的に有名な方だそうで・・・彼のお陰で、すっかり観光名所になっています。
私にはとても真似できない事ですが、彼は自分の絵が売れると、そのお金でこのボカ地区に病院やら、学校、幼稚園、美術館などを建設したのだとか。う~ん、素晴らしい!
色が塗られているだけでなく、随所随所にArtな置物も置かれていています。
歩いているだけで、なんだかウキウキ楽しくなっちゃう
観光客相手のレストランや土産物店もいくつかあって、こんなシーンも見られます。
そう、アルゼンチンと言えば“アルゼンチン・タンゴ”ですよね!実は、ちょっと告白するのが恥ずかしいですけれど・・・アルゼンチン・タンゴを習いたいなぁ~と思っていた時期がありますのです、はい。今でも素敵だなぁ~とは思っているんですが、やっぱりこれはスタイルが良くないとね・・・ 体も柔らかくないとね・・・
数年前に、TV番組で『藤原紀香がアルゼンチンに行って、アルゼンチン・タンゴを習う』というのをやっておりました。アルゼンチン・タンゴにも紀香ちゃんにも興味のあった私は当然見ました。で、そのスタイルのよさを見て、「やっぱり、こういう女性がやらないと絵にならんわな~」と心に寂しい風が吹いたのを覚えています。
こちらのお爺ちゃんは、店員さんらしき女性を相手に踊っていました。微笑ましい構図でありんす
もう、本当に、ブエノス・アイレスのどこに行ってもタンゴをしている絵や置物を見かけます。CDショップではアルゼンチン・タンゴの曲が流れ、タクシーに乗ってもラジオから聞こえてくる。タクシーでラジオを聞いた時が、一番「あぁ、ここはブエノス・アイレスなんだな」と感じた瞬間。
ここら辺一帯にも、もちろん住人はいるんですが、カミニートのこういった建物には人の住んでいる気配は無かったです。中は大体、土産物屋になっています。
週末になると、芸術家のタマゴ達が集まってきて、こうやって路上で自分の絵を売っているんです。こういうところも、なかなかいい雰囲気
このボカは、すぐそばに港があるんですが、昔はここがアルゼンチン随一の港だったそうです。ふと「母を訪ねて三千里」のマルコが旅立ったのも、ここが舞台だったのかな・・・なんて考えちゃいました。
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今週のAB-ROAD記事(12月19日更新)
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アルゼン・チンタンゴ、あのダンスはもちろんの事、なんとも言えない哀愁のこもったメロディー・・・たまりません。日本ではダンスを踊る機会も、子供のころから教え込まれる事もないので、外国に来ると「いいなぁ、私も踊れるようになりたいな」といつも思います。