夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

快晴のスノーシューイング

2024-02-12 07:42:28 | 山歩き

昨日は、大雪山を登り自然を学ぶ「ひぐま大学」の本年度最後の山行「冬路(ふゆじ)山スノーシュー登山」に夫婦で出かけて来ました。妻は昨年6月の白雲山以来のひぐま大学での登山でしたが、この久しぶりの活動を祝したのか天候はこれ以上ないというほどの快晴に恵まれました。

冬路山は旭川市と幌加内(ほろかない)町の境界にある625mの低山です。幌加内町は全国一の蕎麦の生産地として道内だけでなく全国的にも名が知れていると思いますが、この町出身のスタッフの方のお話では林業が盛んで最盛期には1万2千人の人口があったそうですが、林業の衰退や稲の減反などで今では最盛期の1割1200人まで人口は減少しているそうです。蕎麦の生産は稲の減反後に始まったものだそうです。

日本海側からの雪の影響も受けやすい地なので雪の量は圧倒的で、今まで美瑛や旭川で雪を見ている私にも「雪深いなぁ」と思わせるには十分でした。

スノーシューイングは江丹別峠から冬路山の頂上を目指して尾根を歩くもので、多少のアップダウンがありましたが気持ちの良い林の中を歩く印象でした。先日の天人峡クルミの沢同様雪は深く、新雪を歩くと50㎝くらいは身体が沈みました。ただ雪はふかふかで軽く、全行程をラッセルして歩くことは体力的に出来ませんが、時々人の歩いたトレースを外れて歩いてみると雪のかき分けが気持ち良かったです。

山頂では西側にそびえる標高1000m程度の天塩山地の山々の絶景を見ながら昼食を取り、記念写真を撮って下山して来ました。片道4㎞はしばらく運動していなかった私達、特に妻にはきつかったようですが、天気の良さと歩きながらの仲間達とのおしゃべりで何とか乗り切りました。

下山の時には少し吹雪かれ山の気候の変わりやすさを実感しましたが、出発地点に戻る頃にはまた晴天に戻っていました。充実の冬の登山でした。

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