夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

JR富良野線

2024-09-11 07:53:15 | 日記

旭川から富良野までを結ぶJR富良野線には美瑛町に住み始めてから何度か乗りました。1両または2両のディーゼル車が単線を走り、途中の駅は美瑛町を除いてはほとんどが無人駅でワンマンバスと同じようにワンマン状態で運行されています。

その富良野線を含むJR北海道の経営状況が先日発表されました。以前この記事で書きましたが、JR富良野線は他の7線と合わせて「存続予定だけどJRだけでは維持が難しい」といういわゆる黄線区に指定されています。

その8つの線区の現状は以下のようになっています。

一番下の富良野線は、営業キロ54.8㎞、輸送密度1233人とは1日平均1キロ当たりの輸送人員で昨年より180人増えている、営業損益は13.08億円の赤字で昨年より1.76億円赤字が増えている、営業係数とは100円稼ぐのに457円経費がかかるということです。

8つの線区の中では輸送人員が最も多く、従って営業係数は最も低い路線ということで少し誇らしい気持ちになりましたが、依然として、JR北海道はそうは言っていませんが「このままでは将来廃線だよ」と考えられている路線に変わりはありません。

参考までに、JRが維持可能と考えている他の線区の現状は次のようになっています。

札幌近郊の函館線は輸送密度が3万人とか4万人とダントツです。先日車で新広島市に出かけた時に岩見沢辺りを走っていてこの辺の電車の在り方は札幌への通勤利用などで都会の様相を感じましたが、それでも赤字なのですから富良野線他の黄線区に対して更なる経費削減をと迫られても沿線自治体は途方に暮れるというものです。

最近訪れた幸福駅、布部駅、増毛駅、皆廃線後観光客は訪れていますが寂しさを隠せないものがあります。美瑛駅がそうはならないことを願うばかりです。

 

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