美瑛町では、もう小麦の収穫が終わりました。朝の散歩の途中に麦畑があって、それが刈り取られた後に丸められているのを見て、「えっ刈り取った麦でヘイロールを作るのか!」と初めて見たことでちょっと驚きました。
酪農が盛んなこともPEIと美瑛の似ているところで、PEIでは良くヘイロール(牧草を丸めて作った冬の牛用の飼料)が畑に転がっているところを見ましたが、それと同じものが美瑛でも見られるわけですね。
しかし、麦わらで作るロールと牛の飼料用の牧草ロールは同じものだろうと思っていた私の認識は間違いでした。初めて知ったのですが、牧草ロールと刈り取った後の麦わらで作る麦稈ロールは似て非なるものでした。牧草ロールは牛が好んで食べる牧草(クローバーやチモシーなど)をそのために育成し丸めて乾燥させて冬の飼料とするものであり、一方麦稈ロールは小麦を刈り取った後の麦わらを丸めて牛用のベッドに使うものでした。ご飯と寝床の違いでした。
麦稈ロールは7月に小麦の刈り取りが終わった後に作られるので、8月の今が一番見られる時期だということです。PEIでもヘイロールの写真をたくさん撮ったはずだと思いグーグルフォトで探しましたが、意外と少なくこういうものが出て来ました。
サマーサイド近くのフェスティバル会場で
向こう側に見えるのはシャーロットタウンの街並み
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