夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

珈琲亭ちろる

2024-09-13 07:35:11 | グルメ

昨日は、旭川に出かけ用足しをしたらお昼近くになってしまったので、友人から薦められていた旭川市で一番古い喫茶店と言われる「珈琲亭ちろる」に立ち寄ってみました。

「一番古い」には謂れがあって、オープンしたのは1939年だそうですからそれは古いですね。お店の名前を聞いてピンと来た方もあると思いますが、旭川市出身の三浦綾子の小説「氷点」にも登場する喫茶店です。70~80年前に普通の主婦として旭川に暮らしていた彼女もここをなじみに愛用していてご自分の小説にも登場させたのでしょうか?

ただその当時からそのまま営業しているわけではなく、一旦お店は閉じられ現在のお店がオープンしたのは2011年だそうです。でも外観も内装も当時のままなのでしょうか?歴史を感じさせるいい雰囲気です。店内は昔のクラッシック喫茶がそのまま残ったと言う感じで落ち着きます。今はスタバとかドトールとかの仕様ばかりでこんなに落ち着く喫茶店はなくなってしまいましたね。

珈琲は自家焙煎で豆の炒り方も選べて私達は深入りを選びました。食事のメニューは多くはありませんがミックスサンドとリッコタパンケーキを頼んでみました。ミニソフトもあると言われたのでそれもお願いして頂きました。美味しい深入り珈琲にソフトクリームを入れてアフォガード的に頂いたのも良かったです。

パンケーキは超ふわふわの物が3枚で胡桃バターとメープルシロップが付いてきて美味しかったです。ツナと野菜チーズのミックスサンドも頼み夫とシェアして頂きました。足りないかなと思ったのですがいやいやお腹は一杯になりました。

日本の古き良き喫茶店文化がここにはありました。店内はまばらな客数でしたが、ずっと存続してほしいですね。

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