いよいよ、このアルバムについて語る時が来ましたな。
思い起こせば、もう30年以上前に、ワクワクしながら、このアルバムを買いましたわ。
というのも、当時はインターネットなんて無い時代でしたからね。
おいらは「ロックの名盤」とか「ロック・クラシックス」なんていう本を購入して、それを読みまくっていたのです。
そのほとんどの本で、リトル・フィートの3枚目のアルバム「ディキシー・チキン」が大名盤であると紹介されていたのです。
いやあ、もう、本当に、絶賛の嵐!!
ただ「当時は売れなかったアルバムである」とも書かれていました。
他に「当時売れなかったアルバムで、ものすごい大名盤」として紹介されているアルバムとして、
ヴァン・モリソンの
「アストラル・ウィークス」
が挙げられます。
このアルバムも、とんでもないアルバムですよなあ(遠い目)
リズムがはっきりしない、意識の流れのようなバッキングの中を、
ヴァン・モリソンが、それこそ縦横無尽に駆け回るような感じですわ・・・
素晴らしい内容だけども、一般受けするかと言われると・・・
そうだよなあ、売れないよなあ、と納得?する感じです。
んで、この「ディキシー・チキン」ですけども、おいらも20歳くらいの時には、
ふううむ。すごいんだろうけど、よくわからん。
みたいな感想を持っていました。
なぜ、そう思ったか、というのを今の時点で考えてみると。
情報量が多すぎて、1度聴いただけでは、頭に入ってこない。
ということが挙げられると思うのですわ。
本当に細部の細部まで作り込まれていて、とんでもなく緻密なんですわ。
なもんで、全貌を理解するまでには、たくさん、たくさん聴かないといけないわけです。
その代わり、ある程度つかめるようになってくると、聴くたびに新しい発見があって、
底無し沼
にハマったような状態になり、現在のおいらのように、
リトル・フィートしか聴かない
状況に追い込まれてしまったりします(遠い目)
そうなると・・・
こういうことになりますよ・・・
リトル・フィート関係のCDだけで、こんなにたくさん(笑)
ディキシー・チキンだけでも、3枚ありますからね(遠い目)
そう、20歳くらいの時に買ったものと、今回購入した5枚組のうちの1枚。
そして、やっぱり、購入してしまったわけですね・・・
リマスター版のデラックス・エディションを(爆笑)
いやあ、もう、完全に、レコード会社の思うがままですわ(さらに遠い目)
おいら、本当に、リマスター版をたくさん買っているなあ(さらにさらに遠い目)
好きなバンドのリマスター版が出るたびに、お金を貢いでいる気がしますぞ・・・
というか、新譜はほとんど買わないので、買っているのはリマスター版ばかりかも・・・
んで、このアルバムについては、名曲が目白押しでして、とてもとても一言では語れません。
もう、今の段階でこんなに長くなってしまっているので・・・
このアルバムの収録曲については、
以下次号じゃ!!