さてさて、夏真っ盛りですなあ。
東京は連日のように35度くらいで、雨もあんまり降りませんなあ・・・
ただ、おいらは、とても好きな季節なんで、毎日わたわたと、いろんなイベントを詰め込んでおりまする。
さて、ピンク・フロイドについて語り続けているこのシリーズですけども。
今回は、ついに「壁」ですな。
これまで、うちのバンドで演奏するならどの曲だ、と考えながら、それぞれのアルバムを見てきましたけども。
結局のところ、候補曲になったのは・・・
「炎」の中にあった、
Wish you were here
だけとなっております(爆笑)
でも、今回は違いますよ!
この「壁」の中には、名曲が目白押し!
その中でも、アコースティック・ギターの音色が光る候補曲を出していきましょうか。
まずは、この曲!!
Pink Floyd - Hey You / Is There Anybody Out There? (acoustic cover)
また、おいらが大好きな方の演奏を引用しておりますが。
この最初のアルペジオ、たまらんですよね・・・
そして、歌のメロディも、たまらんです(遠い目)
ただやっぱり「暗い」と言われてしまいそうですなあ(苦笑)
本物の場合は、ギルモア印の泣かせのギター・ソロも入ってますからねえ。
さらに後半、歌がオクターブ上がるところなんか、何度聞いても素晴らしい!!
これは、おいら的には、かなりポイント高いんですけども・・・
うちのバンドのミーティングを通過する確率は、かなり低いでしょうね(笑)
ただ、このアルバムには、これ以上の名曲がありますからね(鼻息)
本家もここぞという時には、必ずこの曲を演奏するという、
Pink Floyd - Comfortably Numb (Recorded at Live 8)
いやあ、とんでもないでしょう、これ!!
まさか、本家が再結成するとは、全く思ってなかったもんで、たまげました。
あれだけ大ゲンカして、裁判までやって、お互い雑誌とかで悪口言いあって・・・
それでも、いっしょに音楽をやると、こんなに素晴らしいなんて・・・
もちろん、この曲をライブで演奏出来たら、ちょっとマニアックな洋楽ファンだったら、大喜び!
間違いなく、楽しんでくれるでしょうけども・・・
やっぱり、うちのバンドでやるには難点があるんですよね。
まずは、ギルモア印のギター・ソロを、それなりに再現できるか。
次に、2人で歌い継ぐ曲なんで、おいら以外の2人に歌詞を憶えてもらうのが大変。
さらに、曲調がけっして明るいとは言えないんで、演奏する曲順と場所を選びますよねえ。
だが、それらの難点を押し切ってでも、演奏する価値のある曲であることは間違いないでしょう!
ピンク・フロイドのファンなら、感涙ものですからなあ。
とは言っても、この曲を演奏するのは、ハードルが高すぎるのも事実(遠い目)
いつか演奏したいと、ずーーーーっと思っている、
キングクリムゾン
の
「21世紀の精神異常者」
と同じ箱に入れて、大切にしまっておきますか(苦笑)
ただ、このアルバム、ずっと「暗い」と思っていて、あんまり聴いてこなかったんですが。
ここ最近、おいらがピンク・フロイドにドはまりしている期間中に、20回くらい聴いてみて。
国宝級の名盤だと思うようになりました(恍惚)
このアルバムが作られた時期には、もうロジャーの独裁体制が始まっていて。
バンド内は、かなりギスギスしていたらしいのですが。
ロジャーの作る曲が良すぎる!!
という1点だけで、完全にほかの欠点を塗りつぶしてますなあ。
というわけで、次回あたりがこのシリーズの最終回になるのかなと。
以下次号じゃ!!