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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

サベージ改造日記17:盛って削っての日々

2018年09月11日 08時19分55秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY職人ブルームです。

サベージの外装が何故かヤフオクで沢山転がってるので
一式そろえてチョップ&リペイントしてしまおう計画。

わざわざ一式揃えないでも、今付いてるやつを塗ればいいじゃない。
って思うかもしれませんが、外装一式のリペイントに加えて
リアフェンダーもカットしたくてしょうがない。
そしてそれはとても時間のかかる作業になるので
元のを塗ると1~2ヶ月くらい乗れなくなってしまうのです。

そんな訳で、元の外装の紺色塗装の部分である
前後フェンダー・タンク・サイドカバーをゲット。
塗装をはがして下地処理からじっくり丁寧に仕上げていこうかと。


タンクは凹みのパテ埋めが中々終わらない…
曲面部分の大きな凹みなので大変です。
下地塗装が終わり次第、本塗装→クリアー塗装→ウレタンクリア、の予定。


リアフェンダーはディスクグラインダーでカット完了。
これから更にカット面のエッジをならして下地塗装へ。


サイドカバーは黒塗装にしました。
1週間くらい完全乾燥させて研磨すれば完成。

毎度のことながら、フロントフェンダーは後回し。
付いて無くても走行できるので。

つづく。


サベージ改造日記16:タンク塗装剥がし

2018年08月31日 12時34分56秒 | バイク


こんばんわ。
アップルビデオ高津店 サンダー使いブルームです。

30年前の不人気バイクなのに
なぜかヤフオクでパーツがゴロゴロと転がっているサベージ。
なのでタンク・前後フェンダー・サイドカバーを落札し
塗装とかチョップとかやってみようっていう計画。

早速届いたタンク。内部錆び無し3900円。
安い理由はこの自家塗装。凹みのパテ埋めも多数ありそうな予感。


では作業開始。まずは塗装を剥がします。

おそらく一番大変な作業です。
自家塗装品は、大体元の塗装の上から塗ってあるので
地金が出るまで磨くのは時間がかかる作業。

塗装剥がし剤を塗りたくって塗膜を溶かし、ヘラでそぎ落とします。


次に電動サンダーで地金が出るまで磨く。

ほ~ら、思ったとおり凹みだらけだ。ていうか凹ませすぎだろ!

年輪になってるとこ見れば少し分かると思いますが、
地金>下地>メタリックレッド>クリアーっていう元の塗装の上から
パテ埋め>下地>メタリックレッド>クリアーのリペイント。
そこからさらにパテ>下地>ホワイト>メタリックレッド>
オレンジ>クリアーっていうミルフィーユ状態
これが30年モノのバイクパーツの恐ろしさだよ。

つづく。


サベージ改造日記15:外装一式

2018年08月28日 19時21分49秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 塗装職人ブルームです。

この前ヤフオクにてサベージのシーシーバーを購入しました。
旧エボスポーツに乗ってた頃から利用するようになりましたが
絶版バイクのパーツ探しには便利です。

しかし、販売台数も現存数も多い絶版ハーレーは解かるんですが、
なんであまり売れなかった販売期間の短いバイク・サベージのパーツが
今現在ヤフオクでゴロゴロ転がっているのだろうか…

シーシーバーを探してた時からずっとウズウズしてたのですが
外装をチョップしたりリペイントしたくなりました。
やっぱもっと明るめな青がいい。

そんな訳で、前後フェンダー、サイドカバー、タンクを落札。
外装一式そろえても1万円くらいです。(送料除く)



俺が落札したのは変な塗装してあったりで、もっと安かったです。

タンクはメーターの移設が面倒なので純正品をリペイントするのみ。
リアフェンダーは気兼ねなくチョップ出来るし
例のデカいテールランプの穴なんかもパテ埋めできます。
フロントフェンダーは…そもそも形状がダメすぎる。
タイヤのカーブと合ってないし、妙に角ばってるし。
ってことで、余ってるハーレーのフェンダーとニコイチするか~

届く前からすでにバラして準備万端。

つづく。



サベージ改造日記14:シーシーバーその2

2018年08月17日 08時19分55秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 臆病者ブルームです。

サベージ時代に標準装備だったシーシーバー
俺のブルバードS40にはコレが付いておりません。
やはり古き良きジャメリカンには必須なパーツだと思い
取り付けることにしました。

届いてからずーっと休みの日を待ちわびてて
夏季休暇の初日の早朝から早速取り付け開始です。

片側取り外して比較してみる。

表から見える前側のネジ穴は同じ位置にある。
裏面のネジ穴も同じだ。
全体的に低くて後ろに長い。


片側入れ替えてみる。幅が薄くて良い感じだ。

ところが、両側入れ替えたところでシーシーバー本体が付かない。
これは、やってしまったか?
リアフェンダーごと古いのに変えないとイカンかったやつなのか?

って、いったん外してサイドプレートとシーシーバーを
組み立てた状態(トップ画像)で車体に取り付けると、すんなり取り付け出来ました。

ビフォー


アフター



うむ、やっぱこのスタイルこそジャメリカン。
2人乗りなんて滅多にないけど、荷物を括り付けたりするのに便利。
荷物括り付けるなんてことも滅多にないけど。

あとウインカーの取り付けも前回から少し工夫して、
元の穴の内側にフランジナットを逆さに差し込んで
ウインカーステーを固定することに成功。
こっちも非常にすっきりとしました。

しかし、乗り降りが若干大変になった気もします。
脚を大きく振り上げないといかんので。
っていうか、ここ2~3日の右脚股関節の謎の痛みの原因が
たった今判明しました。

おしまい。


サベージ改造日記13:シーシーバーその1

2018年08月14日 09時13分21秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 引き籠り中のブルームです。

昭和のジャメリカン・サベージ650。
実は輸出専用として現在も生産&販売されています。

そんな北米仕様のサベージ650改めブルバードS40、
基本的に80年代に日本で売ってたモデルと変わってませんが
いつからかオミットされたパーツがあります。

その名もシーシーバー。

後部座席の背もたれ的なやつね。
やっぱこれあった方がB級感が増してイイよね!

ってことで、見つけてきました。

ヤッホーオークションで何故か当時モノがゴロゴロと転がってます。
その中で比較的状態のいいのがありました。

問題は、これを取り付けるリアフェンダー。
昔は分割式だったシートが一体型に変更され
リアシートを固定するネジ穴の位置が変わっております。
そのほか、テールランプ取り付け穴も周りに無駄な穴が増えてたりします。

ですが、一体型シート仕様でシーシーバーの付いている車両の写真も見かけるし、
見た感じのネジの位置も同じっぽいので、たぶん大丈夫でしょう。


後篇に続く。

充電器を買い換える。2

2018年08月03日 08時19分55秒 | バイク


こんばんわ。
アップルビデオ高津店 低電圧なブルームです。

長年使っていたバッテリー充電器が限界っぽいので
新しいのを買ってきたんですが、
何か説明書に萌えキャラ。
コレが時代の流れだ!



ツナギのお姉さんと充電器擬人化。
こういう文化との付き合いの長い私ですが
まさかバイクの充電器業界まで侵食していたとは驚きです。


ってことで、気になって検索してみましたところ
こんな動画を発見しました。

スーパーナット充電器 取扱説明


3分ほどの商品PR動画のようですが、
社員さん?が個人アカウントでアップしてる??



キュルルル!… キュルルル!…
ヤバい!エンジンがかからない!
と、よくある光景。



新メンバー発表会(!?)に間に合わない!
え?この人がそうなの??



ナンカデターーー!
お前じゃねぇよ!もう一人居るだろうが!!
そして何気にボクっ娘のお姉さん。(2:03あたり)


無事充電完了して発表会開場へ。

充電器子キターーーーーーー!!

ってな感じの動画でした。

私は良いと思います。
なんかこう、頑張って作りました感が。
このくらいの動画って、製作費いくらかかるんだろう。


ではもう一回観ますかね。


ええ~~い!ちょっと待った!!
これよく見たらヤマハSRじゃん!
このクラスで唯一のセル無しキックスタートオンリーのバイクじゃん!!
写真トレスだろうけど、デコンプレバーまでしっかり描いてあるし紛れもなくSRだよ!!

(キックスタート補助装置の手動レバー。多分オフ車以外ではSRにしか付いてない)
いったい何がキュルキュル言ってるんだ!
お腹か?お姉さんのお腹なのか!?


プロの絵描きでもバイクに興味のない人だとほぼ100%間違える、
バイクと人物のサイズ比率はおかしくないだけに痛恨のミス。
なんでよりにもよってSRを描いてしまったかなぁ~…
でもこういうツメの甘さ、コレはコレで微笑ましくて良いですね。

おしまい。


充電器を買い換える。1

2018年07月31日 07時31分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 ニンゲン発電所ブルームです。

長年使っていたバッテリー充電器が限界っぽい。
普通こういうのはなかなか壊れないもんですが
保管場所が悪かったのでしょうか。
おそらく防水性能は無い機種なので。
(バイクテントの奥の方に置いてました。湿度とかは半端ない)


で、新しいのを探していたところ、
こういうのを見つけました。


安い!なにこれ!? 評価も随分と高いし。
維持充電機能もあるので性能的には問題なし。
何と云っても防水性がある。

前のは1万円くらいしたけど
良い時代になったものです。


早速取り寄せました。

シンプルな箱でとても小さい。
え?こんなに小さいの!?

中身も驚きのサイズ。


説明書も非常に丁寧だ。


…って、なんか萌えキャラ的なのが居る。

ツナギ姿のお姉さんと、


充電機の擬人化っぽいのが。


うーむ、コレが時代って奴か。(いいぞもっとやれ)
でも、バイクユーザーの平均年齢って50歳くらいなんだけどね…
しかも毎年1歳ずつ上がっているらしい…

つづく。


サベージ雑記

2018年07月13日 13時13分13秒 | バイク


こんばんわ。
アップルビデオ高津店 バイク人生四半世紀のブルームです。

スズキ・ブルバードS40ことLS650サベージ。
昭和末期からの生き残りバイクです。

数えて13台目のメインバイクなのですが
今までに見たことのない不思議な構造だらけ
困惑することが多々あります。

昨年まで乗ってた少し古いハーレーでも
独自の構造に困惑することはありましたが、
今回はそれどころではありません。
なんせ一応まだ新車販売もしてる国産車な訳で。


例えば、ウインカーやフォークブーツ交換の際にも触れましたが
トリプルツリーとフロントフォークの接続。
基本的に上下ともツリー側のネジで締めますが
サベージは上側がフォークキャップで固定してある。


ケーブル内をワイヤーが回転する古い構造のメーターケーブルは
なぜか前輪からではなくクランクケースから生えている。


リアのドラムブレーキはロッドがワイヤーだ。


ハンドルロックは専用キーだ。

鍵ってのは写真からでも偽造可能らしいのでギザギザを隠しておく。

ちなみに知り合いの大型KATANA(旧車)に乗ってる方に見せてもらいましたが
コレと全く同じカタチのハンドルロックキーでした。80年代スズキ車では当たり前の構造らしいです。

 


そして、今日気付いたけどサイドスタンドのバネが何故か2重になってる。

なんだこれ??わけがわからないよ
引きと戻しでバネが役割分担してるのか??



と云った感じで、色々と奇妙な部分がでてきます。
なぜこのような構造になっているのか謎です。
昭和末期の設計によるものなのか、それともスズキ車だからなのか、
その両方なのかは分かりません。

ともかく、メンテナンスが楽しくてしょうがない。


サベージ改造日記12:フォークブーツ交換その2

2018年07月06日 12時34分56秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 ものぐさメカニック・ブルームです。

前回のつづき。
フォークブーツ交換・後編。

フロント周りをバラすのが面倒だったので
少し大きめのフォークブーツを縦にカットして
フォークに巻きつけて接着する方法で装着してみたものの、

なんか太いな…(まぁ、当然だわな)

ってことで、やはり面倒がってはいかんな。
普通にバラして細いのに履き替えることにします。


ブーツの履き替えはサベージのφ38㎜フォークよりもやや細い
昔のハーレー用として売ってるφ35㎜のものを使います。

案外知らない方も多いと思いますが、古いハーレーって割とコンパクトなのよ。
俺はそんな古いハーレーが好きなのですが、
現行ハーレーや国産大型アメリカンのやたらとデカい車格が好きになれない。
故に古いバイクに乗るのです。


では作業開始。
バイク用ジャッキ、久々の登場です。

サベはフレームやエンジン、マフラーがシンプルな形状なので
アンダーチューブ前寄りに置けば前輪、後ろ寄りに置けば後輪が素直に持ち上がります。
ってことは、うまく重心を捕まえれば両輪同時に持ち上げもできそうです。
そんな機会ないだろうけど。

作業手順として、フェンダー・ブレーキキャリパー・前輪・フォークの順に取り外します。
トルクレンチは持ってるけど規定トルクが分かんないので
とりあえずガンダムマーカーで印をつけておきます。
ガンダムマーカー、水性で隠ぺい力があるのでオススメです。

グレーじゃなくて赤とか青とかにすべきだった。写真で分かりにくい。

まずはフェンダーとキャリパーを外す。
キャリパーはシフトペダルのとこに置いておく。


次に前輪を外す。ネジ2本外すだけの簡単なお仕事。


前輪はどっか安全な場所に避難。

それにしても小さくて頼りないブレーキディスクよのぅ…。
いまどき穴どころかスリットすらないディスクなんて見たことねぇよ!
25年前に乗ってたヤマハ・ビラーゴ400がバイク人生初のディスクブレーキ車なんだけど
穴じゃなくってスリットだったってことは良く覚えている…。

そしてフォークを外す。
古いスズキ車だけの構造なのか分かりませんが
トップブリッジ側はフォークキャップで固定されております。
このキャップを回すのが困難なのでフォークを外すのを忌避していたのですが、
キャップ側を押さえながらインナーチューブを捻ると意外と楽だと判明。とくに再装着時。


新しいブーツを履かせ、古いのと比較。


うむ、いい細さだ!
長さもぴったりで、蛇腹のくびれ内径も余裕があるので動作に支障はなさそう。
ボトム側は空気抜き通路のため少し凸凹してるけどタイラップなしで固定できている。
思ってた以上にジャストなサイズであった。


最後にバラすのと逆の手順で組み上げて完成。
ビフォー

アフター


実際やってみると短時間で終わる簡単な作業でした。
最初っから面倒くさがらないで、ちゃんとやっておけばよかったですね。
ジャッキを準備したついでに、後輪を持ち上げて
鳴きの気になってたドライブベルト側面にシリコンオイルを塗布したり
回しながらホイールの汚れを拭き取ったりと、
それなりにメンテっぽいことも出来たのでよかったです。

おしまい。


サベージ改造日記11:フォークブーツ交換その1

2018年07月03日 07時33分01秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 NOブーツNOライフ・ブルームです。

平成が終わるっていうのに、昭和バイク・サベージ650。
昭和末期に発売され、輸出専用車として現在も生産されている
生きた化石シーラカンスのようなバイクなのです。

そして30年以上前の発売当初からほぼ姿が変わってませんが
一部だけピンポイントで近代化していて気に入らなかったのが
このフォークガード。


で、これを当時のバイクのようにフォークブーツに換装しました。


今ではオフロード車ですら倒立フォークにデカいフォークガードが当たり前、
公道不可のガチのオフロードレース向け車両の一部や、
レトロ感をデザインの売りとしている車両くらいにしか
フォークブーツなんて付いておりません。

ブーツを履かせるにはジャッキアップして
フロントフォークを取り外すっていう
結構大がかりな作業になってしまうので、
横着して少し大きいのを切って被せたのですが、
やはりなんか太すぎる。

ジャッキアップが面倒っていうか、トップブリッジの構造。
前にウインカー交換してもう二度と外したくないと思い
切って被せるっていう手法に臨んだのですが…。
やっぱ何ていうか太すぎる。

ということで、ジャストサイズと思しきものに交換することにしました。
肚を括ってジャッキアップ&トップブリッジのアレを再度分解だ!


サベのフォークはφ38㎜で、これまでφ39㎜のハーレー用を装着していました。
39㎜ってのも、現代の大型バイクとしてはかなり細い部類。
ネオクラシック路線の走りであるエストレヤなどは250㏄でも39㎜で
これは当時のこの手のバイクとしては太いものだったと思います。
(同ジャンルではGB250クラブマンが33㎜、SR400が35㎜)

新しく見つけてきたのがハーレーのさらに古い時代の35㎜フォーク用。
86年のエボスポーツ最初期が35㎜で、88年から現在の39㎜になりました。
それでも当時は標準的なサイズだったと思いますが、
それがそのまま現在まで変わってないのがハーレーらしさ。
そういう意味では86年の発売時から38㎜のままのサベージも似たようなモノです。


そしてその35㎜フォーク用ブーツ、当然ゴム製なので伸びますが
38㎜フォークへの取り付けが出来るかどうかは、半分バクチ。

ジャバラのくびれの内径が38㎜以上あれば問題ないですが
38㎜未満だと動作に支障がでます。
っていうか、伸縮するたびにずり上がってしまう。
で、色んな通販サイトで調べたところ、
上部の内径35㎜のものは、対応チューブ径35㎜~38㎜ってのが多く、
この初期スポーツスター用のも行けるんじゃないか?ってことで。

そんな訳で、ジャッキアップからのフォーク外しっていう大仕事、開始。


つづく。