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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その5

2017年01月16日 11時47分00秒 | ブルースマンへの道


なんだか、すさまじく寒いですけども、みなさまお元気ですか?
東京は雪が降ってないですが、他の地方は軒並み大雪!!

おいらの故郷の、広島でも大雪が降ったらしい。
広島で大雪なんて30年ぶりくらいらしくて、大騒ぎになってますなあ。

といっても、おいらの故郷は、広島は広島でも、島根に近い山間部なんで、雪なんて珍しくもなかったですが(笑)






そういえば、先週の土曜日の、VROOOM宅での練習プラス飲み会の時には、たまたまカポタストが必要なのに、無いという状況になりまして。

昔のブルースマンから学んだ、カポタストの作り方を披露したところ。


店長・VROOOM大絶賛(爆笑)


その時のことは、こちらの記事に書いてありますけども。


ちょっと捕捉しますと、皆さんご存知の通り、カポタストというのは、ギター演奏の時に使う小道具のこと。

こういうやつですね。


弦を押さえっぱなしにすることによって、指の押さえ方を変えずに、転調させることができる道具なわけです。


んで、それが無い時は、手近な棒2本と、ヒモがあれば簡単に作れるという技があるわけですよ。


おいらはそれを、冒頭の写真のブルースマンである、スリーピー・ジョン・エスティスから学んだわけですね。


このスリーピー・ジョン・エスティスというブルースマンは、いわゆる「再発見」されたアーティストというやつでして。

1930年代に活躍した後、忘れ去られてしまい、1970年代になって、カントリーブルースのブームが来て、再び脚光を浴びたわけです。

なもんで、再発見されたばかりの時は、そうとう貧乏だったらしく、カポタストなんか買えなかったわけで、
冒頭の写真のように、鉛筆をカポタストにしていたわけですよ。

それを見た時の衝撃はすごかったなあ。

そんで鉛筆でカポタストを作る方法を調べたことがあるんですわ。



普通は輪ゴムなんかで、きつくなるように、ぐるぐる巻きにするんですが。

輪ゴムがない時はヒモでくくって、ネックの裏側でもう一本の棒をヒモに差し込み、それをぐるぐる回すだけ。
するとヒモがキリキリとしまって、弦が押さえつけられます。

あとは、そのぐるぐる回した棒を、ヘッドの裏側のペグとかに引っかければ、完全に固定できますわ。

この写真がわかりやすいですね。
(ちなみに今回は、コンビニ袋をヒモとして使いました。)
もう1本の割りばしが、コンビニ袋をぐるぐる巻いたうえで、ヘッドの裏のペグに引っかかってますよね。
青いヒモはギターのストラップなので紛らわしいですけど気にしてはいけません(笑)


いやあ、こういう技術って、ブルースを聴いていなかったら、知る機会もなかったなあ。

「カポタストがなかったら諦める」
というのが、店長とVROOOMの共通の見解だったので、この方法を知っているギタリストは、相当少ないのかもしれん。

考えてみたら、おいらが使っているスライド・バー市販されているものだけども。
昔のブルースマンは、瓶の先っぽとか、水道管の切れ端とか、場合によってはナイフなんかで演奏したわけで。
手近なものを利用して演奏する、彼らの姿勢からは学ばねばならんすね。





さて、それはともかくブルースマンへの道ですよっ!!


前回は、ブルースをうまく演奏するためには、歌えるようにならなくてはならない。
でもブルースはワンパターンだから、歌えるようになるのは簡単さ。

と説明したところまででしたな。



そう、ブルースは、基本的にはワンパターン!!
おんなじコード進行を、延々と繰り返すことが特徴なのです。


そのコード進行は、基本的には、以下のような12小節でできてます。

これは、ものすごく有名なパターンですよね。



でも、これだけだとまだ、その構成がわかりにくいっす。


次の図を見てください。

上の図に書き足しました。


左側の赤い丸(3回目のはわざと色を変えてあります)の部分が、です。
その部分はヴォーカルの声が入る部分ということですね。
3回目の丸の色を変えたのは、そこだけメロディが違うからです。
そう、逆に言えば、1回目と2回目は基本的に同じメロディになります。

右側の青い四角(これも3回目はわざと色を変えてあります)の部分が楽器の演奏です。
簡単に言うと「合いの手」と言っていいでしょう。
ブルースだと「レスポンス」と言ったりします。

そして3回目の「合いの手」だけは「ターン・アラウンド」と言います。
12小節の終わりを分かりやすくして、さらに次の12小節に続くということを宣言する、定型句みたいなものです。



そう、ブルースはこれの延々繰り返しなんですよ。


同じメロディを2回繰り返して、ちょっと違うメロディで3回目を歌って、ターン・アラウンド。

このワンパターンな流れが、頭の中に入っていることが必要なんですね。
裏を返せば、頭の中にこの流れが入っていさえすれば、ブルースは歌えるわけです!!


ブルースが歌えれば、良いギターソロも弾ける!!

こうつながってくるわけですねっ!!

そう、多くのギタリストがよくやる「ペンタ1発ソロ」からの脱却には、ここが第一歩なわけですよ。


以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その4

2017年01月12日 15時21分58秒 | ブルースマンへの道


さて、本格的に仕事が始まって、忙しい日々を過ごしておりますが、みなさまはいかがですか??


なんかね~、年末にひいた風邪が、いまいちしっかり治りきらない・・・

はるか昔に書いた「風邪対策シリーズ」でも述べたように、おいらは、

風邪対策に全力投球してます!!(笑)


濡れマスクを毎日つけて寝ているし、
首にタオルを巻いて寝るし、
鼻うがいだってしているし、
養命酒も飲んでいる(爆笑)



でも、風邪をひくときにはひくんですよね~。


とくに周りの人が「ゴホゴホ」「ずるずる」と言い出し始めると、やっぱりうつってしまう。
これはね~、人に会う仕事だと、仕方ないことですよなあ(ため息)






それはともかく「ブルースマンへの道」ですよ。


ここまでの流れとしては、

・ブルースは人気がない。

・最初にロバート・ジョンソンを聞くからいかん。

・白人さんのカバーから聞きはじめるとよいかと。

・ラリー・カールトンが言うには、「BBキングアルバート・キングアルバート・コリンズが入門として最適」

・アルバート・キング、アルバート・コリンズってどんな人?


みたいなところまで、つらつらと書いてきたわけです。


そして「ブルースの演奏には、速弾きは必要不可欠ではない」というところまで話しましたな。


そうなんですよ、ブルースの場合は、速弾きというテクニックは、必須ではありません。
いや、もちろん、要所で速弾きすれば、盛り上がることは間違いないのですが、無くても成立するのがブルースなんです。




それはなぜかというと、ブルースというのは、基本的には歌(人間の声)が中心の音楽なんです。

人間の声を中心に発展してきた音楽だから、人間の声以上の速い演奏は、必要ないんです。

人間が歌うようなスピードで、音を出していけばいいわけだから、必然的に音の数は少なくなります。



だから、ブルースを演奏するのは簡単か、と聞かれると、「イエス」とも言えるし、「ノー」とも言えるっす。



速弾きとかのテクニックはいらないし、使われるコード(和音)の種類も少ないから、「簡単」とも言える。

でもそのかわりに、1音1音に込められた情念とか、メロディを歌わせるテクニックが必要だし、
そもそも、リズムが黒人さん独自のノリなので、それを自分のものにするのは「とても難しい」
とも言える。



これは、今うちのバンドの店長が目標としているところですね。
店長は速弾きが得意なのに、それをひとまず封印して、ブルースのギターソロを歌わせることを目指して、日々練習しているわけですよ。



そう、「ブルースを演奏する」というのは、基本的には「歌う」ことが中心になるんですね。

なもんで、「ブルースマン」と呼ばれる人たちは、基本、誰でも、歌えます!
(楽器だけしかやらない、という人はほとんどいないはずっす)



もちろん、今まで名前を出してきた人たち、


BB・キング


アルバート・キング


アルバート・コリンズ


エリック・クラプトン


スティービー・レイ・ヴォーン


ボニー・レイット


の全員がギタリストですけども、ヴォーカルでもあります。



つまり、店長がブルースソロをより進化させるためには、声に出すかどうかは別として、

「ブルースを歌えるようになること」

が必要なわけですねっ(鼻息)


でもこれは、実は慣れてしまえば、けっこう簡単なことだったりするんです。
なぜなら、ブルースっていう音楽は、わりとワンパターンだから(爆笑)

いや、ワンパターンの中に、本当はすんごいものが、たくさん込められているんだけども。




このワンパターンさについては、以下次号じゃっ!!

ブルースマンへの道! その3

2017年01月05日 14時49分20秒 | ブルースマンへの道


さて、新年明けまして、そろそろ仕事始めですなあ~。

あ~!! 働きたくないっ、働きたくないっ!!(爆笑)




さて、それはともかく、ブルースマンへの道ですよっ!



前回は、ギタリストのラリー・カールトンが、

ブルースを理解したいなら、BB・キングを聞きなさい。

そしてさらにもう1枚アルバムを買うなら、

アルバート・コリンズを買いなさい。

と言っていた、というお話までだったはず。




んで、年末年始の間に情報源を調べてみましたよ。

そしたら、正確には、やっぱりこの本の、

アルバート・コリンズの紹介の欄に、こう書いてあったのですよ。


ジャズ・フュージョン畑のギタリスト、ラリー・カールトンが、ギタリストとしてブルースのことを知りたければ、BB・キングのレコードを1枚聴けばいい。さらに深く理解したかったら、アルバート・キングとアルバート・コリンズを1枚ずつ加えなさい、とインタヴューで語っていた。


なるほど、

アルバート・キングと、


アルバート・コリンズの2人でしたか!!



で、ここがブルースの面白さなんですよね~。

この2人は、例えばジャズとかロックの世界だったら、第一人者として認識されたかどうか・・・




ちなみにBB・キングはギタリストとしては、わりとスタンダードな弾き方をします。

もちろん、一度聞いただけで「あ、BBキングだ!」とわかるような独特な音色と節回しですけども。
レギュラー・チューニングで、ピックを使ってギターを弾く、オーソドックスなスタイルです。

ところが、この2人、アルバート・キングとアルバート・コリンズは、そもそものギターの弾き方、持ち方からして、異様です(爆笑)


この写真を1枚見ただけで分かるとおり、

アルバート・キングは左利きなので、フライングVを、左右逆に構えています。


それだけじゃなくて、写真じゃわかりづらいですけども、1弦から6弦までの並びが上下逆です。
つまり、普通のギタリストだと、構えた時に、細い弦が下にあって、太い弦が上になるんですけども。
全く逆なんですね。

これはたぶん、当時は左利きのギタリストが少なかったから、右利き用のギターを、そのまま左右逆にして練習しちゃったからでしょうね(笑)
この時代のギタリストでは、こういう人は結構います。


日本の有名どころとしては、

松崎しげるさんですよねっ!!
もう、この写真を見るだけで、弦の並びが上下逆になっているのが分かるはずです。

というか、松崎しげるは本当に黒いから、
見た目だけなら、完全にブルースマンです(爆笑)


そして、アルバート・コリンズも、

この写真を見るだけで、明らかに異様ですよね。

いや、じゃないですよ(笑)
顔も、ものすごいインパクトですけども。

まず、ストラップのつけ方が普通とは違う!
普通なら首まで通すはずなのに、右肩だけに、ちょこんとストラップをひっかけている感じ。

さらに、カポタストが、かなりハイフレットにつけられていますよね。
ふつう、カポタストはコード・バッキングをするときに、使われることが多いのですが。
この人は、リード・ギターをバリバリ弾くときに、カポタストをハイフレットにつけるのです。

これはおそらく、解放弦を絡めた指癖があって、やる曲のキーに合わせて、カポタストの位置を調整して対応しているのでしょうね。

つまり、フレーズは、ほとんど同じようなのの、使いまわしですわ(笑)


そして2人とも、右手はピックを使わずに、で弦を弾いている。


ちなみにおいらもピックを捨てて、指で弾いていますけども。
指で弾くと、ピックを使うよりも、速いフレーズが弾きにくくなるのは仕方ないこと。
(もちろん、フラメンコやクラシックのような、凄まじい技を会得すれば別ですが)

だからこの2人とも、速弾きはしません、というか必要ありません(笑)
そう、この必要ないというのがポイント。
これがブルースを理解するための第一歩なんです。



うちのバンドの店長が崇拝するギタリスト、

イングヴェイ・マルムスティーンの音楽とは対極に位置するわけですよ。


それにしてもなんだろ、この写真、面白すぎる(笑)

ロレックスの時計を、じゃらじゃらとギターにつけているところといい、日焼けしている感じといい、

松崎しげるの雰囲気そのものじゃん(爆笑)


イングヴェイと松崎しげるが同じ枠に入るとは、発見だぜ(笑)




まあ、それはともかく、ブルースという音楽は、速弾きが無くても成立するというところが、今回最も言いたかったこと。

だから、ラリー・カールトンはこの2人の名前を出してオススメしたんでしょうな。


では、なぜブルースには速弾きが必要ないのか、それは次回へと持ち越しましょうか。


以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その2

2016年12月26日 10時50分28秒 | ブルースマンへの道



クリスマスも終わって、いよいよ2016年が終わってしまいますな~!
今年の大みそかで、SMAPも解散するわけですよ。
考えてみれば、今年の芸能ニュースはいろいろありすぎでしたなあ。

記憶に残っているのを、ちょいと列挙してみるだけで、


・SMAP解散
・ベッキー不倫
・ASKA逮捕されて釈放される
・いろんな人の不倫(笑)
・いろんな人が麻薬で逮捕(笑)
・デビット・ボウイ死去
・高畑の息子の逮捕
・北川景子の結婚
・ボブ・ディランがノーベル文学賞
・成宮寛貴のコカイン疑惑
・グレック・レイク死去


うわあ、なんだか、大変な1年間でしたわ。

そいえば、今日になって、ワムのジョージ・マイケルが亡くなったという情報も出たし。
そんな2016年も、いよいよ終わるのですなあ。




さて、それはともかく、ブルースですよ。

前回ロバート・ジョンソンを最初に聞いたらあかんというお話でしたな。

そして、

この本の写真を出したところまででしたな。

その後、友人のS氏に新しいギターを買わせた記事が続いたので、ちょっと間が空いてしまったけれども。



そう、耳に心地よいポップスを聞きなれた我々現代人が、いきなり戦前ブルースなんか聞いたら、なんじゃこらとなるのは仕方ないこと。
そもそも、アコースティック・ギターとヴォーカルしかありませんからな。
しかもそのバランスもあんまし良くない(笑)

それについては、昔このブログにも書いたことあります。


だから、ここはですね、いきなりそんなハードルの高いブルースを聞くんじゃなくて。
もっと、聞きやすいところから聞いて、耳を慣らしていきましょう!!

はっきり言って、ブルースはオリジナルになればなるほど、聞きにくい(爆笑)
そう、オリジナルのブルースは良い意味でも悪い意味でも、毒性が高いのです
だから、オリジナルの中のオリジナル、ロバート・ジョンソンなんて、身体に免疫ができてからでないと受けつけられないのだっ!





というわけでまずは、黒人さんのブルースを、白人さんがカバーしたものから聞き始めるのがベター!!


んで、オススメなのは、当然のごとく、

エリッククラプトン様ですよね。

特に「アンプラグド」以降の作品は、ブルース色が強くて、どれもオススメですわ。
まずは、このあたりから攻めていくのが基本中の基本!

ただね~、これはおいらの私見ですけども、

きっちりしすぎている。

と思うのですよ。
なんか、とても几帳面なブルースでして、きれいにまとまりすぎているんですなあ。


そんで、ギターが好きでバリバリ攻めてほしい方には、

スティービー・レイ・ヴォーン様ですよねっ!

この人は若くして亡くなってしまったので、そんなにアルバムが出てません。
が、どれを聞いても限界までバリバリ弾いていますので、何を買っても大丈夫!

ただね~、これはまたおいらの私見ですけども、

弾きまくりすぎて緩急がない。

と思うのですよ。
なんか、ずーーーーーっとフォルテシモで、哀愁を感じられないのですなあ。


すんません、おいらごときが、こんな巨匠たちに文句言う資格なんてないわけですけども(汗)




おいらが個人的に、白人さんのブルースで、ここから聞き始めるといいんじゃない、と思う方は、

ボニー・レイット姐さんですよっ!

ポップで聞きやすいのに、時にはバリバリとスライドギターを弾き倒し。
時には泣かせる歌で、ささやくように緩急をつける。

うーん、姐さん、素晴らしいなあ~。
おいら、まだあんまり姐さんのCDを持ってないけども、時間をかけて集めたいお方です。




そんで、もう一度、

この本の話題に戻りますと。

この本は、ブルース好きの人たちにとっては、まさにバイブル!!
おいらも、ブルース関係で調べたい時があったら、まずこの本を開きますからね。

この本ではブルース初心者のために、まずはこれから聞いてみなさい、というコーナーが冒頭にありまして。
それぞれブルース界の巨匠たちが取り上げられてます。
ただ、全員オリジナルの黒人さんたちばかりなので、なかなかそれでもハードルが高い。



そんな中、これはやっぱりおいらの私見ですけども、

BB・キングを聞くことから始めるべき

なのではないかなと。

もちろんこの本でも、BB・キングについては、しっかり紹介されてます。



ほんで、思い出したんですが、たしかラリー・カールトンだったか誰か、著名なギタリストが、こう言っているのですよ。
(ちょっとあいまいな記憶なんで、資料に当たったら、また正確に書き直したいと思います。)


ブルースというものを簡単に理解したいなら、どれでもいいからBB・キングのCDを買いなさい。
そして気に入って、もう1枚加えたいなら、アルバート・コリンズのCDを買いなさい。








え??



そこ・・・

アルバート・コリンズなの??


ものすごく衝撃を受けた記憶があるんだけども、よくよく考えると、的を射ているな~、と思ったわけですよ。




それについては、以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その1

2016年12月08日 16時38分36秒 | ブルースマンへの道


さてみなさま、年末になってきましたが、お元気ですかな?


おいらは、職場の引き出しから発見されたファミコンソフトについて語りまくり。
なんと、半年くらい、このブログにはファミコンゲームのことしか書いてきませんでしたよ(爆笑)

というか、ファミコンで、そんなにも語る内容があったことが恐ろしい!!

いやあ、おいらの少年時代は、本当にゲーム三昧だったのですなあ~!!


んで、ひとまずそのファミコンシリーズが終了したので、今回からは、やっと音楽関係のことを書けるわけですねっ!


はい、全国数十万人(すくなっ・笑)のブルースファンの皆さま、お待たせしました。

今回からは、ブルースについて書いていきますよ~。

そう、ちょうど昨日の店長のブログにもあったように、今まさに店長のブルース化が進行中!!(笑)

おいらがどんどん、ブルースを聞かせて洗脳してますからね~!!





さて、それはともかく、もう一度冒頭の写真を見てみましょうか。

はい、若き日のBB・キング様ですよっ!!

ブルースと言えば、このお方ですよね。

もはやブルースの代名詞になってしまったかのような、BB・キング様ですけども。
BBの音楽はかなりソフティケイトされてまして。

ブルースの中ではかなりポップ寄りでして、聞きやすいほうに入ります。

もちろん、耳当たりがいいのと、内容が濃いのとは矛盾しませんから、BBの音楽には濃いブルース魂が入ってますよっ!!

いずれ、BBについても語っていきたいと思ってます。



さて、今回から始まるブルース関係のブログですけども、冒頭にあるように、題名を、

ブルースマンへの道

としてみました。


というのは、おいらがブルースマンになりたくて、そのためにどんなことをやってきたか、やろうとしているか、なんてことを書きたいわけですよ。

ここ最近、金属性のリゾネーターギターも買ったし。
うちのバンドのレパートリーに数曲のブルースを入れたし。


そこらへんも含めて、おいらが突き進むべき、ブルースマンへの道について語っていこうと思うのですよ。




んで初回から数回のテーマは、

「ブルースを聴く」

ということについてですわ。





はい、はい、わかってますよ、退屈ですよね、ブルース!
慣れないうちは、全部おんなじ曲に聞こえてきますよね、ブルース!
オジサンのダミ声と、スカスカの音で、寂しくなりますよね、ブルース!



だから、多くの人がブルースを聞かないのですよ。

聞いても、ロックやジャズやなんかを聞いていて、ほんの合間に、資料的な感じで、ブルースを聞くんです。

そう、多くのロック・ファンが、「ロックの原点はブルースである」と知りつつも、毎日は聞かないわけです。



ブルースは敬遠されちゃってるんですよね~。







その原因は、いったい、どこにあるのかというと~。


たぶんっ

こいつのせいだっ!!(爆笑)

ご存じ、ロバート・ジョンソン様ですよね。


いや、すいません、おいらの独断と偏見ですっ!


多くのロックファンが、

ブルースの原点と言えばロバート・ジョンソン!!

エリック・クラプトンもキース・リチャーズも絶賛しているではないか!!


と思って、このCDを購入して、聞いて幻滅して、ブルースを聞かなくなったわけですよっ(涙目)



はっきし言ってですねっ、

ブルースの初心者にはハードルが高すぎるんです、ロバート・ジョンソンはっ!!




ブルースで初めて聞くべきCDは、

これではないのじゃっ!!(爆笑)





音質は悪いし、

伴奏はアコギ1本だし、

寂しい歌が多いし、

歌声は独特だし。



どう考えても、初心者向きではないのですよ・・・


ということに、おいらが気づくまでに20代のころ、数年くらいかかったなあ。


あのころは、つまんないな~、と思いつつも、毎日、ロバート・ジョンソンを流していたもんです(遠い目)





では、最初は、どういうブルースから聞いていくべきなのか。


それはね~。

この本が教えてくれました(笑)



以下次号じゃっ!!