アメリカン・ブルーです。
先週、およそ2年半ほどかかっていた発掘調査が終わったようで、
整地に取り掛かっていた重機たちが撤去され、
広い空き地が残りました。
東日本大震災から今日で10年になります。
こちらは震災で家を失った方々が身を寄せた仮設住宅が並んでいた場所でした。
周辺に高層の復興集宅が3棟出来て、
仮設住宅が撤去され、
その後、発掘調査が行われていました。
昨日の新聞折り込み、
跡地に建設が決まっていたヤマダデンキですが、
近隣住民に説明会の開催を知らせてきました。
10年の月日・・・
その土の部分はようやく商業施設に変わるようです。



3月11日は毎年のように当時のブログを読み返しながら、
あの日を振り返って過ごしています。
その予兆は前々日の3月9日から始まっていました。
夫が福島へ転勤になったばかりでしたが、
たまたま会議で仙台に帰っていた日にその揺れは激しくやって来ました。
3月10日に投稿したブログのコメント欄、
14時46分以降、私を心配してくださる方々の「大丈夫ですか?」が続いています。
ブログのコメントには必ずお返事をして居ますが、
その日の分は、未だにお返しをせず・・・
10年が流れています。
先日の地震の際も、
当時からの大阪や京都のブロ友さん、
何も変わらず、10年心配を続けてくださいました。
ありがとうございます。
東日本大震災は、
東日本だけではなく、日本中が悲しみを背負ったものだったと思っています。
ブログ内でも、海の画像を使わない、
美味しいものを投稿しない、
楽しんでいる話を書かない・・・
そうして、私達に気遣いをしてくださった「自粛」でした。
10年を振り返れば、個人的にはそれはそれは最も変化のあった10年でした。
でも、変わらないのは、
忘れられない3.11への想いです。
世界的なパンデミック・・・
コロナ禍にあって、
何が自由で不自由か、恐怖は見えるものか突然来るものか・・・
比べる視点は違いますが、
「命」の大切さは変わらないものです。
間もなくその時間がやって来ます。