こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

絆・・・いつまでも。

2011-12-19 18:59:56 | SEASON

ルナです。


今日は、ママさんは、お仕事・・・・
ルナは、ママさんの隣で一緒に時間を過ごす。
先日、「今年はこれで最後」ってスカート2枚頼まれていたお客様・・・
スカートが出来ましたって連絡したら、
「また、生地屋さんへ行って来たの・・・お願い、あと2枚・・・」
そう言われて、断れないママさんは、今日から、あと2枚なんだって。
早く終わると良いね。







今日作ったのは、ニットのチュニック。
極細編地の軽く暖かい風合いだよ。
きっと、この色と、手触りに魅せられて買った来たのだろう・・・って、
襟のフリルを伸ばさないように、そこが大事なんだって、ママさん頑張っていたよ。



この仕事を始めた頃、ニットの生地を縫うのが難して、
仕事を引き受けたけれども自信が無くて、
ママさんのお友達に「お願い・・・手伝って~」
そう言って、縫ってもらいながら、いろんなことを教えてもらって来たんだよね。


ママさんは、その昔・・・・専門学校の教師だったらしい。
何を教えていたかというと、被服の材料・・・綿・絹・ポリエステル等の繊維の成分や特徴、
染色全般、被服の管理とその取り扱い方等など。
いわゆる、実技では無くて、学科の方を教えることが仕事だったらしい。


一緒に働いていた仲間は、みんな、洋裁や和裁のプロフェッショナル。
ママさんは、その頃は、針を持つのも覚束なかったんだって。





ママさんも、お針が苦手だったの?


そんなママさんが、いつも、を出すと教えてくれたのが、
洋裁科の先生だった、Rさん。もう、30年以上のお付き合い。
そんなRさんが、今年もお米を送ってくれたんだよ。






地元の新米なんだよ。
実は、今年は、ようやくこの時期になって新米が出て来たんだって。
放射能レベルの測定が、流通を妨げているらしい。
生産者さんがお顔が見える、個人のお名前入りお米だよ。
宮城米は県北のこの辺りのものが一番美味しいよ。






お米やおまんじゅうも嬉しかったんだけど、
ママさんは、この折り紙になっているお手紙に、
涙かでそうだった・・・・って言っていた。


今日の河北春秋より
「絆」  一度結んだ絆は長く大事に保ちたい。

これからもよろしくね。  R







Rさんのところは、石巻に近い所で、震災でずいぶん長くライフラインが復旧しなかったんだよね。
なかなか電話もメールも繋がらなくて、ママさん、とっても心配したんだよ。
お互いに落ち着いて、また、この「絆」
生きてる限り・・・・


  





コメント (18)
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