鉄鍋ぎょうざとお酒のお店 杏っ子 店主徒然日記

梅雨の合間 鴨川散策
子連れの鴨が のんびり泳いでます

大阪はキタよりミナミが面白い

2007-01-11 11:48:06 | 杏っ子
大阪のO氏から久しぶりのお誘いです。
「8日 高津神社に日本一の屋台が立つけどご一緒しませんか?」
「是非是非 よろしくお願いします♪」
「では 当日 10時半本殿前で待ち合わせしましょう。」
当日 O氏からのメールで目が覚めました。
「本殿横のテーブル席で待っています。」
時計を見ると なんと10時!!ぎょえーっ 寝坊したぁ!!
これから阪急に乗って 梅田で谷町線に乗り換えて谷町9丁目・・・・
どう考えても お昼を過ぎてしまいます。
とるものものもとらず とにかく急いで現地へ。
それでも お昼少し前には着いたのですが 境内は物凄い人人人・・・
掻き分け 掻き分け本殿までたどり着くと すでに 宴たけなわの様子。
O氏 お友達のワンさん ナオさん 今日はO氏のお父様もご一緒です。
テーブルの上には 空になったワインの空き瓶が並んでいます。
皆さんほどほどに 気持ちよさげであります。

そのうち 女性三人組のチンドン屋さん 境内では トミーズの雅さんと辻調のトークショー 向こうでは 綱渡りと 賑やかになってきました。
目玉の屋台は 大阪の有名店が出店しているとあって どこも長蛇の列。
ひたすら O氏が買って来てくれたワインを ガブガブ飲んでいます。
それにしても こういう雰囲気は 何年振りだろう。
カップル 家族連れ 老夫婦 初詣帰りの女の子達 様々な人たちが 富くじや
催しを楽しんでいます。

富くじが 全員はずれになったところで 宴はお開き。
その後O氏に引率されて全員で 天王寺は阿倍野の居酒屋へ。
彼によると こちらは日本三大居酒屋の一つだそうで その名声を聞きつけてお客が殺到 なかなか入れなくなったとのこと。
お店の名前は「明治屋」。
結論から言いますと 京都にこのお店があったら 毎日でも通うかも知れません・



この店のお酒の定番 「松竹梅老」の樽酒を 薄いガラスのお銚子で頂きます。
ここんちの燗はかなり熱いので お銚子持つにも年季がいるかも。
樽の香りが ほんのりして本当に旨い。



こちらでは 酒のアテに最初に頼むのが この湯豆腐だそうです。
木綿豆腐の上に 刻んだ葱とおぼろ昆布 柚子の皮。
お酒が がんがん進みます。
弱ったなぁ・・・日本酒はあまり強くないんだけど 旨いんで止まりません。



O氏お薦めのシュウマイです。シュウマイの皮ではなく 薄焼き卵でくるんであります。お肉は ちゃんと塊を叩いて刻んであるようで とてもジューシー。



大好物のしめ鯖が出てきました♪
こちらでは 「きずし」というそうですね。
金沢に居た頃は近江町市場が近かったので よく馴染みの魚屋さんから新鮮な
鯖を買ってきて しめ鯖を作りました。
私のしめ鯖は 太平寺の名店 「太平寿し」のご主人直伝であります。
お砂糖 塩の分量 いれるタイミング 酢の種類 絞め具合 時間 など 事細かに教授されていますので 美味しいのは当然です。
よく 友人たちに振舞って喜ばれました。

夕刻から 梅田で人と待ち合わせだったので 名残惜しかったのですが
皆さんを置いて 中座させて貰いました。
この「明治屋」さん 日曜以外は休日も午後1時半から開いていて 早い時間から賑わっているそうです。お酒の種類も多く アテも300円から500円前後と
正に居酒屋の鏡。
熱燗が美味しいうちに 是非また来ようと思います。
O氏 素敵なお店を 有難うです。

原酒はロックが一番

2007-01-11 11:11:36 | 杏っ子
奄美大島帰りの友人のお土産です。
2泊の予定で母子で奄美大島へ行って来た友人が持ってきてくれました。
黒糖焼酎は 奄美大島の特産ですが これはその中でも市販やネット販売をしていない この蔵元でだけ売っているという なかなか貴重なシロモノです。
その名も 「浜千鳥の詩」原酒。
なんだか 演歌のタイトルみたいなネーミングですが 中身は どっしりとして
香りもよく 旨い。おまけにアルコール度数は38度!
最初はお湯割りにしてみましたが やっぱりロックが美味しかった。
さすがに2杯で 気持ちよくなっちゃいました。

神戸の一日

2007-01-11 02:03:32 | 杏っ子
昨年暮れに訪ねた、神戸市立博物館「オルセー美術館展」へお正月早々再度出掛けて来ました。阪急の十三駅で友人と待ち合わせ、三宮駅で降りて歩くこと10分余り。
前回は平日の昼の鑑賞で余裕だったので 今回も正月早々絵を見に来る人も少なかろうと訪れたのですが・・・ホント甘かった。京町筋を少し下った頃には 前方に人だかり。 イヤーな予感が走りましたが、的中でした。狭い館内に入りきれないため 時間制限で外で待っている人の列は建物を迂回して博物館の裏側まで続いています。
「・・・・どーするよ?」
「お茶して 閉館間際に滑りこもうよ」
というわけで 歩いて数分の南京町のスタバで一服。ここも 新春の買い物帰り 生田神社で初詣帰りの人でゴッタ返しています。漸く座れた居心地のいい椅子で
ホッとしていると 先ほど、三宮で食べた瓢箪のギョウザのせいか ウトウトしてきました。
ビールと一緒に注文した水餃子です。
瓢箪は 神戸では老舗の有名なぎょうざ専門店で お店を始める前に何度か食べに来ています。以前に比べると 皮がとても滑らかで口当たりがよくなっています。
私の好きな腰のあるモチモチ感は無くなっていました。店舗数も増えているそうなので 手作りは難しいのかもしれません。




こちらは 大振りでもっちりした焼きぎょうざ。味噌ダレで頂きます。
とても あっさりした味付けなので何個でも食べられそう。

さて スタバで一服した後は 南京街で買出しです。通りは、やはり観光客で賑わっていました。中華のお店が軒を連ねるこの街には 京都では手に入らない食材も安く売っているので 時々こうして買い物に来ています。



よだれ鶏用のタレに使う四川豆板醤2種 四川ザーサイ 中国の山椒 五香粉。
山椒は かおりがとてもよいので 粉末にしてぎょうざの餡や味噌ダレにも使います。



ほかでは なかなか手に入らないピー県省の豆板醤です。
辛いだけではなく すこし甘みを感じる豆板醤で  プライベートでもよく使います。

買い物を済ませると 閉館間際の「オルセー展」へ。
さすがに、行列は無くなっていましたが 館内はとても混雑していて とても絵を鑑賞できるような環境ではありません。今日が初めての友人は それでも人だかりの館内を、かき分けて入ってゆきましたが 私は 待合のコーナーで座って友人を待つことにしました。あと数日で閉幕なので 駆け込みの鑑賞者が多いのかも知れません。

ようやく出てきた友人と 阪神に乗って芦屋で下車。
今日は ギョウザ屋さんのはしごです。
歩くこと10分で 博多一口ぎょうざのお店 大鳳です。



こちらは 私が金沢でギョウザ屋を始める前から、何度も通ったお店です。
博多出身のお母さんと娘さんで、営んでいらっしゃいます。
こちらは どれも小ぶりで 紫蘇や梅を皮に練りこんであるのが 特徴です。
以前に比べて 置いてある焼酎のレパートリーが増えていました。
いくつか飲み比べてみて 参考にさせて頂きました。

神戸には 食材の買い物も兼ねて また3月頃に来る予定です。
次は 中山手通りにある老舗の美味しい広東料理のお店へ行きたい。
しかし・・・我ながら、ほんとうに中華が好きなんだなぁ。