ゆーらゆーら海中遊泳を楽しんでいると ウラサワさんからそろそろ戻るよーの合図。
ヘタクソなフィンキックで エッサホイサ エッサホイサ 一行に懸命についていく。
脚力のない杏っ子には このゴム製の重くて大ぶりなフィンはちとキツイ。
梅田のMIC スタッフお奨めのフィンだけど 高かったのだ・・・
買い換えるのは もったいないし しゃくである。
やっぱジムで脚力鍛えるしかないなぁ・・・と思い悩んでるうちに
エキジットのロープが見えてきた。
皆様方の後塵を拝した杏っ子 ロープの後尾にしがみついてエキジットを順番を待つ。
海面のうねりが水深5M辺りにもあって ゆーらゆーら揺れながらまってるうちに
・・・・ヤバイ
だんだんムカムカしてきた!!
胃の奥あたりから ムググググーーーっとこみ上げてくるものが。
マズイ 酔ったらしい!
海中で吐くなんて経験がない!
レギュ(口にくわえて空気を呼吸する器材)ん中が オエーだらけになるのは
なんとしても避けたい。
一瞬 昨晩何食べたっけ?と考えてる。
ここは ウムッと耐えてエキジットするしかない!
あー みんな早く上ってくれーーーーー
顔を真っ赤にして(見えてないけど多分)みんなが上りきるのを待ってエキジット。
タンクやBCを降ろすや否や 舳先から身を乗り出した!
オッ! エーーーーーーーー
ゲホッ ゲホッ オエーーーーーヒイヒイ
オッ! エーーーーーーーー(シツコイ)
こんな場面 陸の上なら 街中ならば 飲み屋さんだったら
「だ、大丈夫ですかー?」
と 背中をさすったりして貰えるのだが 船の上では日常の光景。
誰も背中さすったりしてはくれない。
楽しそうな歓談の笑い声が聞こえてくる。
吐くものも無くなって 胃液だけがこみ上げてくる。
涙でぐしゃぐしゃになった顔で振り返ると
ウラサワさんが 楽しそうに笑っている。
「どお? 初ボートーは。楽しかったぁ?なかなか海中では落ち着いてたじゃん」
「・・・ゼイゼイ」
状況を見て質問してちょ(泣)
ベンチに倒れこんで肩で息をしていると 目の前にシマちゃんが背中を丸めて海中に向かって オエーをしている。
ああ しまちゃんも酔っちゃったか・・・
こりゃ2本目は 杏っ子もシマちゃんもパスだな。
治まりそうも無いムカつきと戦いながら考える。
二人で船上でお留守番してるか・・・
と、おもむろに振り返ったシマちゃん。
な、なんと笑ってる!!!
「えへぇ 吐いたらなんだかスッキリしちゃった♪」
「ゲッ・・・!」
「大丈夫っすかぁ?」
さがちゃんの問いかけに
「大丈夫 大丈夫 まだまだイケル」
2本目のポイント スポットライトに着くとみんなエントリーして行った。
船上には 杏っ子と船長さんの二人だけ。
干からびたマグロのように倒れこんで 頭っからバスタオルをかぶってめをつぶっていると 遠慮がちに船長さんが近づいてきた。
「ARE YOU OK?]
「THANK YOU・・」
「Don,t givu up」
「I know but・・・」
「You shoud try agein」
「アカン いっぱい いっぱい」
英語で いっぱい いっぱい って何て云うんだっけか。
「Full Full」
ちゃうなぁ(苦笑)
こんなやり取りを交しながら みんなが上ってくるのを待つこと40分余り。
皆さん 楽しげにエキジットしてきた。
「あー めっちゃお腹空いたぁ!!」
「透明度はイマイチっすね♪ でも楽しかったぁー」
「お昼何食べるぅ?」
・・・・・・・・・
ようやく杏っ子に気づいた面々。
「だいじょうぶ?」
「・・・はい おかげさまで」
ウラサワさんが覗き込んできた。
「午後から 1本ビーチ行くけど どうする?」
「・・・ちょっと 考えさせて下さい」
へタレめ・・・情けない
しかし この後
杏っ子 奇跡の復活を遂げるのであーる。
続く。
ヘタクソなフィンキックで エッサホイサ エッサホイサ 一行に懸命についていく。
脚力のない杏っ子には このゴム製の重くて大ぶりなフィンはちとキツイ。
梅田のMIC スタッフお奨めのフィンだけど 高かったのだ・・・
買い換えるのは もったいないし しゃくである。
やっぱジムで脚力鍛えるしかないなぁ・・・と思い悩んでるうちに
エキジットのロープが見えてきた。
皆様方の後塵を拝した杏っ子 ロープの後尾にしがみついてエキジットを順番を待つ。
海面のうねりが水深5M辺りにもあって ゆーらゆーら揺れながらまってるうちに
・・・・ヤバイ
だんだんムカムカしてきた!!
胃の奥あたりから ムググググーーーっとこみ上げてくるものが。
マズイ 酔ったらしい!
海中で吐くなんて経験がない!
レギュ(口にくわえて空気を呼吸する器材)ん中が オエーだらけになるのは
なんとしても避けたい。
一瞬 昨晩何食べたっけ?と考えてる。
ここは ウムッと耐えてエキジットするしかない!
あー みんな早く上ってくれーーーーー
顔を真っ赤にして(見えてないけど多分)みんなが上りきるのを待ってエキジット。
タンクやBCを降ろすや否や 舳先から身を乗り出した!
オッ! エーーーーーーーー
ゲホッ ゲホッ オエーーーーーヒイヒイ
オッ! エーーーーーーーー(シツコイ)
こんな場面 陸の上なら 街中ならば 飲み屋さんだったら
「だ、大丈夫ですかー?」
と 背中をさすったりして貰えるのだが 船の上では日常の光景。
誰も背中さすったりしてはくれない。
楽しそうな歓談の笑い声が聞こえてくる。
吐くものも無くなって 胃液だけがこみ上げてくる。
涙でぐしゃぐしゃになった顔で振り返ると
ウラサワさんが 楽しそうに笑っている。
「どお? 初ボートーは。楽しかったぁ?なかなか海中では落ち着いてたじゃん」
「・・・ゼイゼイ」
状況を見て質問してちょ(泣)
ベンチに倒れこんで肩で息をしていると 目の前にシマちゃんが背中を丸めて海中に向かって オエーをしている。
ああ しまちゃんも酔っちゃったか・・・
こりゃ2本目は 杏っ子もシマちゃんもパスだな。
治まりそうも無いムカつきと戦いながら考える。
二人で船上でお留守番してるか・・・
と、おもむろに振り返ったシマちゃん。
な、なんと笑ってる!!!
「えへぇ 吐いたらなんだかスッキリしちゃった♪」
「ゲッ・・・!」
「大丈夫っすかぁ?」
さがちゃんの問いかけに
「大丈夫 大丈夫 まだまだイケル」
2本目のポイント スポットライトに着くとみんなエントリーして行った。
船上には 杏っ子と船長さんの二人だけ。
干からびたマグロのように倒れこんで 頭っからバスタオルをかぶってめをつぶっていると 遠慮がちに船長さんが近づいてきた。
「ARE YOU OK?]
「THANK YOU・・」
「Don,t givu up」
「I know but・・・」
「You shoud try agein」
「アカン いっぱい いっぱい」
英語で いっぱい いっぱい って何て云うんだっけか。
「Full Full」
ちゃうなぁ(苦笑)
こんなやり取りを交しながら みんなが上ってくるのを待つこと40分余り。
皆さん 楽しげにエキジットしてきた。
「あー めっちゃお腹空いたぁ!!」
「透明度はイマイチっすね♪ でも楽しかったぁー」
「お昼何食べるぅ?」
・・・・・・・・・
ようやく杏っ子に気づいた面々。
「だいじょうぶ?」
「・・・はい おかげさまで」
ウラサワさんが覗き込んできた。
「午後から 1本ビーチ行くけど どうする?」
「・・・ちょっと 考えさせて下さい」
へタレめ・・・情けない
しかし この後
杏っ子 奇跡の復活を遂げるのであーる。
続く。