京都へお引越しして早10カ月 ようやく通りの名前と位置が分かりかけてきた
この頃です。京都の夏の暑さは 何度も体験してる筈なのですが 観光で滞在するのと 住んでみるとでは エライ違い・・・。只でさえ錦市場が目の前という立地で 朝が早いうえに この暑さで アラームが鳴る前に 寝汗で目が覚めてしまい
慢性的寝不足状態・・・起き掛けの顔は 絶対お見せできません(笑)
まぁ 見たくもないですよね(汗)
さて お店のお客様から「宵山は メチャ混むからいかんほうがええよー」と
言われていたのですが 東京の知人のお誘いで 屏風祭りを見に四条烏丸駅の地下で 待ち合わせ。すでに 地下通路は 地下鉄と阪急の乗客で ゴッタ返しています。ほうほうの体で 上へ上がると地上も凄い人出です。四条通りの大丸前の
長刀鉾の周囲は写真を撮る人で大変な混雑。 でも とっても 綺麗です。
水引も 丁寧な仕事で ほーぉ と 思わず見とれてしまいました。
小雨が ぱらつく中 目的地の 杉本家へ。
京都のど真ん中の 繁華街に これ程の敷地を持ったお屋敷があるとは驚きでした。案内してくれた知人は 仕事の取材で訪れたことがあるということで
女主人と 言葉を交わしてご挨拶。
座敷に案内されると 江戸時代中期からの見事な屏風が いくつも並んでいます。
たくさんの入場者が 思い思いにゆったりと 庭を眺めながら 楽しんでいます。
好きな屏風もあったのですが 残念ながら 撮影禁止。
その後 土間の素晴らしい釜を拝見して 杉本家を 後にしました。
このまま帰るのは勿体ないと 四条通りを新町に上がったのが 間違いの元。
狭い通りの真ん中に デンと構える放下鉾のおかげで ほとんど身動きできない
状態。もう四方から ギューギューに押されてクチャクチャです・・・
それでも 食べ物の匂いには敏感なわたし 目敏くみつけた夜店をパチリ。
人込と鍋の暑さで汗だくになりながら オネエさん頑張ってました。
因みにこれは もつの煮込みです。
これは 新町通りの鉾を見上げたショットです。 見事な刺繍です。
雨よけのビニールがなかったら もっときれいに見えたのに残念。
初めての宵山 感じたのは 宵山は 地元京都のカップルやファミリー 子供達が
楽しむ祭りであるということ。金沢でも 縁日は家族連れで賑わいますが それの
スケールを 大きくした感じ。そして色んな鉾を目の当たりに出来る楽しみ。
翌日の祇園祭りのメインイベント 山鉾巡行は 生憎の土砂降りでした。
お昼頃 お店の近くの ロイヤルホテルの前で しばし見学。
来年の巡行は 晴れるといいな。