どうしてもダメ？

着底した辺りから　やったらマスクに海水が入ってくる。
頻繁にマスククリアをするんだけどおっつかない。
そのうち目に海水が入っちゃって痛くなってきた。

「鼻から息出しちゃダメ」

ガイドさんのダメ出しで納得。
杏っ子　気を抜くと鼻で呼吸する悪いクセがある。
鼻から息を吐く度に　マスクが上にせり上がってしまい
海水が入ってくるのだ。

気をつけるも　今度はそっちに気をとられてしまい　お魚ウオッチングどころじゃない。
それに　透視度もイマイチで　小さなお魚がなかなか見えない。

">

それでも　かわいいタツノオトシゴみっけー。
ゆるい流れのなかで　ゆーらゆーら。

最深度２３ｍ　潜水時間３８分で　エキジット。

一旦帰港　　ランチタイム。

「２本目は　ショウガセに行きましょう」

「ヤッター！！　念願のお花畑♪　嬉しいなー」

「お花畑には行きません」

「エッ！？　なんで？」

「無理　あなたのスキルじゃ」

「・・・はっきり云うなぁー」

「もっと　本数重ねてからね　ね」

「どうしてもダメ？」

「ダメ」

「そうか・・・わかりました。じゃあ近いうちにいけるようになろう」

「あはははー　近いうちはなー　どうかなー　随分先かも」


・・・・あったま来るなぁ。
はっきり云うガイドさんだ。

でも　考えてみれば　ダイビングは楽しいけど　ひとつ間違えると
命の危険に関わる。
充分なスキルと　安全に対するしっかりした認識があって　初めて楽しめるスポーツなのだ。
このオジサンの云うことはもっともなのだ。

お花畑とは　みなべで一番の人気スポット　「ショウガセ」の水深４０ｍにある
黄色のイソギンチャクがまるでお花畑のように群生しているポイント。

いろんなブログや写真で　以前から行ってみたいなーと思っていたのだが・・・


">


「お弁当食べたら　トイレ済ませて準備しといて下さいねー　１５分後に出航しますから」

「はーい　だ！！」

お花畑はまだまだ遠い・・・

お迎えの車で５分ほどのショップに到着。

うわぁー　目の前に黒潮の太平洋が広がってる。
それも　快晴！！
これも　日頃の行いの賜物!　か？

波もなく穏やかな海況。
これならいけるかも　と

「今日は流れが多少あるからね」

「えっ！？」

「大丈夫　今日のコース　もう一人お客さんが来る予定だったけど　遅れるらしい　から　マンツーマンで行きましょう」

「わーい♪　ラッキー」

準備を済ませて　ショップ前の船つき場から　ボートで出発。

ボートには　神戸からやってきたという女の子３人組も同乗。
１００本以上潜っているらしく　ドキドキそわそわの杏っ子と違い
でーんと座って余裕の表情。
若いイントラのお兄さんと談笑してる。

１本目のポイントは　ミサチジマ。
１５ｍくらいの棚に　クマノミの団地があるらしい。

ポイントに到着！
朝のんだ酔い止め薬が効いてるらしく杏っ子珍しく余裕の一瞬。

がー！！

バックロールでエントリーした瞬間
またもや　前後左右が判らなくなってプチパニック・・・・
何回やってんだ　全くもう。

「フガフガッ　ゴボゴボ！」

「落ち着いて　落ち着いて」

「フギャー！　ゲボゲボゲビ」

「深呼吸して・・・そおそお　大丈夫」

「フガ　フガ・・・フゥー」

「オッケイね」

「フガ」

水面で暴れること数分
ようやく落ち着いたので　耳抜きしながら　ロープで潜行開始。

潜行してしまえば　こっちのもん。
ロープを手繰りながら　周囲を見渡す余裕も出てきた。

ふーむ・・・
先月の串本に比べると　うねりも少なく透視度もマシかな。

１３ｍの棚に着底。

さぁ　クマノミ団地へ。

ダメ出し連続の２ボート トホホ

残暑お見舞い申し上げます。

ジムのプールでの平泳ぎ　頑張り過ぎたせいか三日も経ってから筋肉痛・・・・
遅いんだよ　出てくるのが・・・
そのうち　なんのせいでの筋肉痛か忘れちゃうかも（泣）

さて　ぐっすり睡眠をとって備えたダイビングの朝。
７時４５分きっかりに　田辺のショップ　「インデイゴ　ブルー」のオーナーが
迎えに来てくれた。

「おはよーございます。　チョー初心者なのでご迷惑かけるかも知れませんがヨロシクでっす！」

「あー　はいはい。おまかせを」


おっと　仕込みの時間！

　　　続く・・・

黒潮の海に沈む夕陽は

特急が止まる駅以外は　ホンマアクセスが悪い中　各停を乗り継いで
今夜のお宿みなべの　国民宿舎へ到着・・・
時計を見ると　６時半を廻っていた。

最初に出迎えてくれたのは　この夕陽。

「うおおぉ・・・なんと」

「グッドタイミングだね」

「お腹ペコペコ　はよ　行こ」


">

案内されたお部屋は　なんていうか　ワンルームマンション　いやＫ付きワンルームアパートといった風情のなんとも殺風景なもの。
まぁ　２食付いて１泊１万円でお釣りがくる料金　贅沢は言ってられない。

しかし　お部屋からの眺めはなんとも贅沢。
窓を開けると　潮の香りいっぱいの爽やかな風が入ってくる。

穏やかなみなべの海を眺めながら　明日のダイビングに思いを馳せる杏っ子。

波が高くなりませぬように・・・

うねりが強くなりませぬように・・・

スキルが低いと切ないなぁ・・・・


お楽しみの夕食は　一階のレストランで。


">

団体専用の各テーブルには　それぞれの部屋番号がたててある。

「あっ、ここだ」

座るなり　次　次に運ばれて来るものと思っていたら　なんといつ配膳されたものか　ぜ－－－んぶすでに並んでいる。

「あっちゃー・・・全部冷めてるやん（泣）」

「贅沢云わないの。　美味しく頂こうよ」

「・・・うん」

さすが　南紀　お魚メインの献立。
お造りや　焼き魚が並ぶ

">

本日のオススメと書いてあった別注文の「もちガツオ」のたたき。

新鮮で旨かったけど　厚く切りゃいいってもんじゃないでしょ。
口ん中で　モグモグしちゃった。

お部屋に戻ると　お楽しみのお風呂。

露天風呂もあり　泉質もつるつるで結構なお湯でした。


">

部屋に戻ると　白浜駅の土産物屋で買った地ビールでいっぱい。

「ブファー　うまー♪」

想定外に旨いビールです。
香りもよくて　味も濃い。
ベルギービールを飲んでる感じ。
ちょっと高かったので迷ったけど　買ってよかった。

このビール何処かで見つけたら　迷わず買って下さい！

さぁ　明日は早起きしなきゃ。

おやすみなさーい。

パンダだって ○▼×するのだ

深夜　三条大橋を渡ると　鴨川を渡る風の涼しさを感じるようになりました。

「もう　秋やなぁ・・今年は夏があったような　なかったような・・・」

日中　まだまだ残暑は厳しいけど　朝晩めっきり涼しくなっちゃった。
梅雨がダラダラと長かったせいで　今年は夏が短く感じる。


さて　こちらも　ダラダラ引っ張つてる（？）アドベンチャーーワールド。
今回は　パンダ館。

炎天下　バスに乗りながらとはいえ　広いサファリパークを廻っていたので
さすがにお疲れモード。

「もー疲れちゃったよ。　さっさと宿に向かおうか」

「せっかく来たんだから　パンダの顔だけでも見ていこうよ。ナッチ楽しみにしていたじゃん」

「・・・それもそうだ」

夕方　近くとあってか　人気のパンダ館はガラガラ。


">

おぅ　いたいたー　と思ったら　なんだ剥製じゃん。

中国から贈られてきて　この園で生涯を終えたパンダ君　剥製になってまで
お仕事してます・・・

">


生きてるパンダは　何処にいる・・・・

おーーーっといた。

しかし　すべり台に　しな垂れかかるようにして爆睡中・・・

と　よーく見るとですね

">

な、なんとこの子　ウンチをしたまんま　お昼寝してるわ。

ウンチをしてから寝てしまったのか　寝てるうちにウンチをしてしまったのかは定かではありません。

・・・・んなこと　どっちでもいいか。

君　一度　お風呂に入れてもらいなよ　ね。


これから　今夜の宿　みなべの国民宿舎に向かいます。

生きていくって タイヘンなのね・・・猛獣だって

キリン君　観客から餌を貰ってお食事中です。
何食べてんのかな・・・


">

ライオンのカップルも　日陰でごろ寝・・・

ピクとも　動かない。

少々つまんない・・・

みんな　暑いんだよね。

バス降りてって　そばに行って　足でお腹の辺りを

「オラ　オラ　起きろよー」　と

揺さぶって見たくなる。

やんないけど。


">

道の脇で　行き倒れのように爆睡中のベンガルトラ。
ベンガルって　何処だっけ・・・

">

あっ！　起きてる奴もいた。

おっきなヒグマ。

水浴びしながら　おててを上げて　餌の催促。


">

この子は　バスのすぐそばまで来て　おねだり。
ちょこっと　お座りして可愛いけど
バスから降りてまで　見たいとは思わない。
やっぱ　怖いもんね・・・


">

分かり辛いけど　日陰で　色っぽく横座りしているカンガルー。

みんな暑そう・・・

みんな故郷で　捕らえられ　遠い日本で　暮らしてる。
ここで　餌を与えられて一生送るのが彼らにとって幸せなのかどうか
よくわかんないけど　
やっぱ　生まれた土地に帰りたいなーって思ってるのもいるだろうし・・・

自分が　キリンやライオンだったら　どうかなーって　考えちゃった。


さて　これから　お目当てのパンダ館へ。

まだまだ続くアドベンチャーな夏休みなのだー

お盆明け　お店は静かです。
お電話お待ちしています・・・

さて　つづき　つづき。

お次は　白クマクン。
えさのおねだりが　とっても上手。


">

後ろ足で立って　えさの催促。
２匹とも　とっても　おっきい。

これって　いま動物園で見てるから　かわいいなーって思うけど
北極旅行（？）で　突然こんなのが現れたら・・・・


">

お馴染の　オットセイくん。

なんか　おかしな格好で泳いでません？

">

これね　思いっきり仰け反ったまま　前ひれで　器用に尾びれを曲げて　押さえてるんです。
でもって　そのままの格好で　じーーーーっとしてるんです。

これって　俗に云う　足がつった状態？
オットセイだったら　尾びれがつったって云うのかな。
かなり無理があって　辛そうな様子。

早く治るといいね。

">

思いっきりメタボなゴマフアザラシ君。
ぜったい　こんな体型にはならないぞ！！という思いを込めた水中ショット、

でも　ジムのプール行くと　たまにこんな人いますけど・・・　



">

近くでは　オットセイのショーもやってました。
みんな　賢いなぁ・・・
常にえさのお魚を与えながらのショー
何か報酬や励みがないと　動けないところは人間と同じなのね。



">

さて　お次は　サファリパークへ。

広いし　メチャ暑いので　奮発して２階バスに乗っての周遊です。
３０分足らずで２階席１５００円は　ちと高いんでないかい？

アフリカゾウさんがいます。
おっきいのは　４トンもあるそうな。
近くに寄ると　少々匂う（笑）


">

ダチョウと　シマウマ君です。
アフリカ出身でも　やっぱ　暑いものは　暑いのね・・・
上手に　日陰に避難しています。

南紀白浜１泊ツアー 始まり 始まり～ パート１

早起きして　テレビをつけると

「今朝　ＪＲ阪和線で車両トラブルが発生。各方面に遅れが出始めている模様。」

えーーーー！！またなのぉ・・・

此処１年ばかり　杏っ子が帰省や遠出にＪＲを利用するとなんやかやとトラブルが・・・
昨秋なんかは　新潟で起きた信号機のトラブルで　突然　近江今津駅で急停車。
そのまま田んぼの真ん中で　４時間半缶詰状態・・・・
その後も　時間調整の停車を重ねること数回　午後２時には到着するはずが
着いたのは　なんと夜の１１時過ぎ。
おかげで　その日の予定はすべてキャンセル。

いやーな予感を抱えたまま京都駅に到着。
駅員さんのアナウンスで　オーシャンアロー号の遅れは１５分くらいと知り　ホッ。

と、　鮮やかなグリーンの車体とワイドな窓がウリのオーシャンアロー号が入線してきました。

やれやれ・・・

キオスクで買った新聞とお茶を抱えて乗車。
昨日のプロ野球結果が気になる杏っ子。

車内はほどほどの混み具合も　天王寺駅を出るころには満席。
和歌山駅を過ぎると　車窓の風景も一変。
山々と　蜜柑畑や　海が見えてきてなんとも長閑。

「あー　いいわー　旅してるって感じ。　今日明日は仕事忘れちゃおうっと」

３時間余りで　南紀白浜駅に到着。
温泉街を抱えた駅にしては　随分ちっちゃい駅だわ・・・
数件の土産物屋と観光案内所があるだけ。

「何処行くん？」

観光案内所のオバサンが声をかけてくれる。

「アドベンチャーワールド」

「ほな　このバス乗ってき。直行やで」

「ありがとー」

乗車すること数分で　アドベンチャーワールドに着いた。

「おお！　広いやん　混まんうちに早よ行こ♪」


">

エントランスを入ると　どっちをも見ても

パンダ　パンダ　パンダ・・・・パンダが売りなのね。

広い園内　どう動いていいか判らず　案内マップを片手にウロウロ。

と　ペンギンの大きなマスコットが目に入ってきた。

「ここにしよ。　暑いし・・・」

">

「海獣館」と書いてある。

ほかに名前の付けようはなかったんかいな・・・・
なんかなぁ・・センスがなぁ・・・
まっ　いっか。

館内に入ると　クーラーがエライ効いてる。

なるほどね・・・


">

涼しい訳だわ。

それでも　暑いペンギンたち　氷のシャワーが出るところに集中して涼を取ってました。
それにしてもなんとも可愛い体型してる。
でも　人間がこんなだったら　メタボで大騒ぎかも。

">

お目当てのひとつだったラッコ。
杏っ子　実は大のラッコ好き♪

ほんま　器用に泳ぐなぁ・・・
水槽をターンする際は　後ろ足で軽くポンと壁を蹴って　見事に方向転換。
無駄な力が一切入っていない。
頼む！　極意を教えてくれい・・・もっとうまく泳ぎたい・・・


おっと　仕込みの時間！

　　　　　　　　　　　　続く・・・

訂正とお詫び

いやー暑さでボケちゃいましたわ（汗）

うちの一員となったラウンド１出身のうさ君（未だ名ナシ）のシッポが可愛いと
報告致しましたが　実は　アレは　シッポじゃなくって　可愛いくて短いあんよであることが判明しました！！

杏っ子　自らの観察力の欠如に改めて　おののく今日このごろです・・・

赤く囲ったのが　ほんもののシッポでござった。

今日から　二日間夏休みを頂きます！！

和歌山探訪の旅に出る予定。
ご報告　お待ち下さいませ。

この後ろ姿に惹かれちゃいました♪

遅がけにご来店の青年二人。
お一人は何度かお見かけしたお顔。

なにやらおっきなビニール袋に入った白いぬいぐるみを抱えてる。

「よかったら後ろの棚の上に置いて下さいねー」

おもむろに背中を向けてちょこんと座ったかわいいお尻。

店内　バタついていてなかなかお話が出来ない・
小１時間後・・・

「あのーお勘定。　相変わらず旨かったっす」

「ありがとうございます。　あの・・・つかぬことをお頼みしますけど」

「は？」

「お持ちのぬいぐるみ　うしろ姿から察して　うさぎだと思うんだけど
顔見せてもらえます？」

「へっ！？　ああいいっすよ　ほら」」


">

「か、かわいい・・・・」

「・・・そおすか・？」

「可愛すぎる・・・」

「よかったら差し上げましょうか？」

「えっ！？　ほんま？？」

「どうせラウンド１で時間つぶしにとった奴なんで」

「でも・・・ほんとにいいのぉ？」

「いいっす。おれの部屋に置いといてもしょーがないし」

という訳で　頂きましたん♪

一番惹かれたのは　このかわいいシッポ。

">

思わず　むぎゅううううと掴みたくなりません？

え？　ならない・・・・あ、そう。

現在は　おうちのソファで仲良く並んで　ＮＨＫのＢＳ観てます。