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あなたのそばを秋風が・・・

2006-09-14 23:40:48 | ○ すろ~ 奈良 ○
急に涼しくなり、秋風の匂いがしてきました。

明日香の万葉文化館にも、秋の気配が近づいています。










秋萩の散りのまがひに呼び立てて鳴くなる鹿の声の遥けさ



くさかんむりに秋と書かれ、秋の七草の一つでもある萩は、万葉集で最も多く詠まれた植物で、140首ほどみられます。

「萩の花」と詠むことよりも「秋萩」と詠まれることの方が圧倒的に多く、秋の景物として定着し、好まれていたことが分かります。

一緒に詠まれる対象として、露が30例、鹿は24例と多くみられます。
露を置いた萩の繊細な美しさが様々に詠まれる一方、鹿は、秋になると盛んに鳴いて雌を呼ぶ習性のためか、秋に咲く萩を鹿の妻と見立てたらしく、妻である萩が散るのを悲しむ歌などがみられます。


 このように萩は、その花が咲くのを待たれ、咲いて愛でられ、散ることを惜しまれた秋を代表する花であり、はかなさでは同じでも、桜より身近にあった植物として、万葉人に最も愛された花なんでしょうね。


”萩”の由来は、地上部は一部を残して枯死するため、毎年新しい芽を出すことから「はえぎ(生え芽)」となり、しだいに「はぎ」に変化したそうです。


奈良では、白毫寺が「萩」で有名です。




ほら、あなたのそばを秋風が・・・






これを詠んで、秋風を感じた人は ”文学の秋”

       きんちゃん(萩本 欽一さん)を思い浮かべた人は ”スポーツの秋”(?)

       おはぎを食べたくなった人は ”食欲の秋”
       ・・・近くのスーパーへ^^



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re: (ann)
2006-09-20 04:20:50
きゃ~>_<

今週末まで咲いてて~!!
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明日香の稲淵棚田 (Iga)
2006-09-20 00:42:23
行ってきましたよ。

珍しい黄色や白い華も見ることができました。
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Re: (ann)
2006-09-18 00:23:59
Igaさま>またまたまぶしぃほどのお写真の数々ですね。

    奈良のお寺や田園風景、いっぱい撮っといて

   くださぃね。

    今日奈良市写真美術館にて、入江泰吉氏の昭和

   の奈良写真展を見てきましたが、さすがに人物に

   は時代を感じますが、自然やお寺の景色って、

   ほとんど変わりないんですょね。

    この変わらぬ奈良をたくさんの目や心はもち

   ろん、きちんとデータとして残して伝えていく

   べきだな、と思いました。

    秋桜は浄瑠璃寺、曼珠沙華は明日香の稲淵棚田

   やお茶の起源といわれている仏隆寺が今週あたり、

   見ごろかも。



    このサイト自体が芸術してるから、”芸術

   の秋”はジョーシキなんですょ、Igaさま♪
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萩の花 (Iga)
2006-09-17 01:12:06
こんばんわ。

初秋の花と言えば、萩と秋桜、曼珠沙華。



休みには、これらの写真を撮りに行こうと思っているのですが、奈良なら白毫寺ですね、メモメモ。



芸術の秋を、お忘れですぞ。
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秋風が・・・ (好好爺)
2006-09-16 15:07:51
annさんこんにちわ。好好爺といいます。

同じ日に奈良の「萩の寺」巡りをしていましたが、

全体に一週間ほど早いみたいで残念でした。

状況をTBさせてもらいました。

明日香の萩は綺麗に咲いていますね~。

秋風が・・・ の写真も素敵です。

彼岸花のころに訪れようと思っています。
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Re: (ann)
2006-09-16 00:15:29
そぅそぅ、ここだけのヒミツですが(?)、お庭と日本最古のお金、1400年ほど前に”富本銭”が作られていたとういわれている飛鳥池工房の遺跡は観覧無料ですので、明日香にお立ち寄りの際はぜひ♪



来月は毎週くらい野外ライブもあるので、芸術秋にひたりにお越しくださぃ★
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素敵です(*u.u*) (もんちゃん☆こまつ)
2006-09-15 10:30:13
万葉文化館の庭いいですよね~。



私も萩が好きで、昨日萩の苗を買ったところです。

今年は小さいですが来年を楽しみにして育ててみます♪



そして、annちゃんの文に「文学」を感じました!

「秋の七草」わたしも調べてみます(*^-^*)v
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