kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

失恋した

2019-01-11 09:34:41 | ウェブログ
去年の夏から来てくれているヤクルトさんが、地区変更になった。好きだったのに。


ジブリに来ていたヤクルトさんはもののけ姫のエボシ御前似の美人さんである。

ハヤオがスタジオでボーっとしている。おっ!という顔をして手をあげる。たちあがるハヤオ、少しテンションもあがる。
ハヤオ「なんか、久しぶりな気がする。」
ヤクルトさん「あーんお久しぶりですぅ。最近こちらには来ないから。来ないって言われた。」
ハヤオ「あっちに居たり、こっちに居たりするから。向こうで寝てると思われているみたい。」
ヤクルト「あら。www」
ヤクルトさんがヤクルトの七本パックを差し出す。財布を取り出してポケットもまさぐるハヤオ。お釣りの出ない様に払いたいらしい。すこし間ができる。
ヤクルト「いよいよですね。」
ハヤオ「うん、もうお爺さんなんで疲れきって・・・」
ヤクルト「あら、疲れきって・・・」
小銭を気にするハヤオ。

ヤクルトさん「センセ、おいくつになられたの?」

自分で振ったくせに年齢を聞かれいきなり不機嫌になるハヤオ。
ハヤオ「七十・・・七十二だよ。」
ヤクルト「あたしの母親とまるっきりいっしょだわ。」
もう面倒臭くなったハヤオ。札と小銭を適当に差し出す。

ヤクルトさんに甘えたいハヤオ。年齢を聞かれて不機嫌になる。の巻


夢と狂気の王国(砂田麻美)より。