早速、映画の「手紙」を見てきました。「本」を読んでイメージしていたのですが、「よく出来ている」映画でした。お勧めです。「本」とは主人公が目指した物が「バンド」と「漫才」と大きく違いがありますが、殆どそのまま映画化してあります(その他、若干の違いもありますが)。その「バンド」と「漫才」の違いにより、最後の部分が「本」以上に感動を呼ぶという憎い設定でした。 「犯罪者の家族は、差別されて当然だ」と、通常は言えない、答えが無いような言葉について、深く考えさせられる「本」であり「映画」でした。本当にお勧めな映画でした。 失敗したのは、折角、前売り券=¥1300を買っていたのに、本日は「メンズデー」で¥1000で見れたことです。前売り券を買わなければ良かった。
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(PS)
ついでに、「DEATH NOTE the last name」も、見ましたが、それなりにトリックがあり、それなりに面白い物で、アイデアには関心させられますが、「手紙」の後だったので、薄っぺらな物でした。「手紙」とは、ハシゴしないように注意しましょう。
特にラストの盛り上がりは感動的でした。
「犯罪者の家族は、差別されて当然だ」という言葉はその考えを支持しているのではなくて、それはしょうがないどうしようもことなのだ、と達観した上での言葉のように思いました。
人生どうしようもないことはままありますが、この映画で言っていたように「そこから始める」ことが大事なのでしょうね。
良いメッセージだったと思います。