こんばんは
7月最後の記事を書きたいと思います
ネットサーフィンをしていたら、2つの記事が目に留まりました。
ひとつは寿命が最長になったという喜ばしい記事
もう一つは人口は増えたけど、生まれた人と亡くなった人の差は亡くなった人の方が3万人多いという記事
まずはこの二つの記事をお読みください
平均寿命過去最高、女性85・99歳は23年連続世界一
7月31日20時47分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000059-yom-soci
厚生労働省は31日、2007年の日本人の平均寿命が女性85・99歳、男性79・19歳と、過去最高を更新したと発表した。
女性は23年連続で長寿世界一。前年に比べると、女性は0・18歳、男性は0・19歳のびた。男女差は6・80歳で、前年より0・01歳縮まった。
国際的に見ると、女性では、日本に次いで長寿なのは香港で85・4歳で、第3位がフランスで84・1歳だった。
男性の長寿世界一はアイスランドの79・4歳で、次いで香港の79・3歳、第3位が日本だった。
0歳児が将来どのような死因で死亡するかを予測する「死因別死亡確率」も公表した。男女ともに、がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因による死亡が50%を超えており、男性55・57%、女性53・02%だった。
厚労省によると、仮に3大死因で死亡する人がいなくなれば、平均寿命は、男性87・44歳、女性93・11歳と大幅に伸びるという。
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つぎに朝日新聞のこの記事です
人口3年ぶり増、「自然減」は最多3万人 総務省調査
2008年7月31日21時26分 http://www.asahi.com/national/update/0731/TKY200807310252.html
総務省は31日、住民基本台帳に基づく人口の調査結果を発表した。全国の人口は昨年よりも1万2707人多い1億2706万6178人で、3年ぶりに増えた。ただ、生まれた人数から亡くなった人数を引いた「自然増減」は2万9119人減と過去最大の減少幅で、総務省は「人口の減少傾向は続いている」としている。
07年度に生まれた人は2年連続で増えて109万6465人だったが、亡くなった人も増えたため、「自然減」となった。一方、海外への転出と転入の差などによる「社会増減」は4万1826人増となり、人口を押し上げた。
東京、名古屋、関西の3大都市圏の人口は6378万6830人と全国の50・2%を占め、昨年に続いて半数を超えた。人口が増えたのは東京都(10万460人)、神奈川県(5万7264人)、愛知県(4万130人)の順。減ったのは北海道(2万8935人)、青森県(1万5049人)、福島県(1万3884人)の順で、地方から都市への人口流出傾向が続いた。
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寿命が延びているにもかかわらず、人口減少は続いている。非常に気になる現象である
寿命が延びていることは、医学の恩恵はあるのだと思う。しかし、現在の医療崩壊によって「医療を受けられない人」「医療が受けられずに終わった人」が増えてしまったのではないかと思う。
多くの人は・・・完全に医療崩壊していない日本の医療をまだ享受できる状況にある。しかし、明らかに制度の変更などにより「一部」の人が医療の恩恵を受けられなくなったのではないだろうか?
自殺などが増えたのはある。しかし、若い人間の死亡が増えていれば寿命は下がるだろうから、やはり死亡数が増えているのは高齢者だろう。
そのうち、おそらくかなりのお年寄りがなくなっているのだとは思う。 もし、70代前半の方々の死亡が増えているのであれば、寿命は下がるのだから。
今起きていることが、自然の摂理なのか…それとも医療崩壊の結果なのか。それが大きな問題だと思う。
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まとめます。
寿命の延長と死亡数増加という二つの結果が何を意味しているのか。自然の摂理で老衰で死んでいる人がたまたま増えているのか、それとも医療崩壊の結果で様々な死亡が増えたのか。
もし後者であれば、医療崩壊をこれ以上進めてはいけないと…本当にそう思う。
最後に7月の記事をまとめて終わりにします