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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

ど~でもいい話:僕と「医療費増大、医師数増大批判記事」

2008-07-29 16:22:45 | ど~でもいい話

さて、先ほど荷物が出て行きました。

 

いよいよ、出立の日が近いと思わずにはいられません。

 

さて、僕は余り人のことを責めるような記事は書くことはないのですが、少しだけ厳しいことを書いてみます。

 

時折ですが、医療制度に関して声を上げている医師を批判する内容のブログもあります

 

いつも書いていますが人の考えは個人個人違うものであり、Blogでの批判などはむしろ参考記事として非常に勉強になると思っています。 自分と同じ意見であれば「うんうん」と思っておくとよいのでしょうけど、まったく異なる意見であれば「この状況をどう考えるべきか?」と悩んでしまうのである。

 

なぜ、認知の違うがこれほど大きくなるか…ということであるが、個人の利益のために医師が立ち上がったと思われているのではないかと、考えられるのである。

 

多くの医師、勤務医は特に・・・非常に忙しい勤務体系の中にいる。それゆえにおそらくインターネット上でこのような話が上がっていることも多くの人は知らないかもしれない。

 

知っていても深くかかわらないかもしれない。 7割以上の医師はなんだかんだ言っても忙しいから、声を上げる暇もなく「日常診療」を行っているだろうし・・・少しでも時間があれば「家庭」の中に残りの時間を使っているのではないだろうか?

 

僕は独身ゆえに使える時間をかなり自由に使用できるが、家庭を持っている人たちはこんなことを行っていたら「家庭崩壊」も起こしてしまう。

 

もう一つ、現在医療インフラであるので少なくとも医師は増員せざるを得ないのだが、大増員の話を持ち出すことができる人間は「日本の医療」「日本の将来」を本当に考えている医師だと言える

 

何故かと言えば・・・・医師が相対的に少なくなったら「医師一人一人の価値」が上昇するから

 

医療崩壊が起きても・・・医師やその家族、関係者はどうにかすることができるので困らないかもしれない。いや、一般の人よりも困らないだろう。

 

逆に歯科医師のように医師が余るところまで増えたら、過剰供給が起きたら価値は下がる。 そのことを考えたら、「医師を増やそう!」などと言わなくてもよいのかもしれない

 

ただ、「日本はもうだめだ。俺らの家族は守れるようにしよう」という風に考えてもよいのかもしれない。

 

一部の医師は「医者を増やすことには反対だ」という人もいる。その人たちが喫茶店などで話す会話を聞くと「将来的に医者が余ったらおれたちが困る」というのである。 まぁ、正論なんだけど。

 

僕は毎回書いておりますが、医者を大幅に増やしたい

しかし、医療費が少ないままではパイの取り合いが起きて、結局医療は破綻する。医者を増やすことも大事だが、医療費に関しては地域を支えている病院の存続、診療科の存続、地域社会の存続のために必要になってくる。

 

また、今医師を大幅に増やすと「医局」が壊れる医療教育機能が消失して、医師を増やすどころではなくなる。だから、医局改革を行い、教育整備を行った段階で一気に医者を増やしたい…という考えである。

 

医者が増えはじめることがわかった段階で、大々的に横断的な教育組織を整備する。そう考えている。

 

話を戻しましょう。

 

もちろん、僕の考えている以外の理由で「医師の増員に反対」の方もいるかもしれない。小幅な増員はほとんど効果がない…という話も確かにある。

いや、その前に忙しすぎてこのような話に参加できない医師の方が多いかもしれない。

 

しかし、純粋に将来の日本を見据えて、子供たちの未来を考えたときに医療と教育に関しては立て直しておかなかったら、国が崩壊する。 何らかの形で「医療」と子供たちに対する「教育」は立て直さないといけないのだ!

 

医療費が増えれば病院は無茶な経営をしなくて済む場所が出てくるし、先日もご指摘があったように「儲かる診療科」以外がなくなるというような現象も起きなくて済むかもしれない。

医師数が、医療従事者数が増えれば「医療のシステムエラー」も減少するだろう。また、地域医療や人間らしい生活を送りながらの勤務も送れるかもしれない。

 

日本の将来を考えれば考えるほど、どうにかして「医療費」および「教育費」を増額し、将来への投資としなくてはならない。そう思うのである。

 

また、医師教育システムを整備して「医師の増員」に対応できるようにしなくてはならないと思っている。

 

今の医療教育なんて、申し訳ないですけど・・・偏差値社会を勝ち上がってきた論理的・分析的能力が高い学生・医師の力に頼っているだけで、医療教育というのはまだまだ整備の必要があると思っています

(これに関しては最後にお知らせがあります)

 

いずれにせよ、今現在の医療・教育の分野には改革のメスが入るべきで、これは日本の将来を憂いて僕は書いているつもりです。 多くの先生がそうなのだと思います。

医療費の話や、医師数の話だけではなく、事故調だとか様々な問題に関しても同様である。

 

様々な考え方の方々がいらっしゃることは重々承知ですが、医療費増大や医師の増員を主張している医師、事故調に関しての行動をしている医師が、自分たちの利益だけを求めて行動しているような意見を書くのだけはどうかやめていただきたい

 

もちろん、書くことは自由であり…どのような考えでもよいのですが、そのような意見を複数読むと、だんだん疲れてくる人もいると思うのです。本当に変える必要があるのだと思います、日本の医療は・・・。

 そして教育は・・・。

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なかのひと 

今現実に活動している多くの方々は、私費や自分の時間を使って「将来の日本」のために動いています。本当に私費を投じて大きな動きをしている先生もいます。

 

そんなことは勝手だろう…と思われるのも自由ですが、可能であればそれが「自分たちのため」だけではなくて、「日本の将来を憂いた人間が動き始めている」のだと考えていただけますとうれしく思います。

 

本文はここまで。

最後にICLSのインストのMLで流れてきた情報ですが、メールは転送自由ですと書かれていたので紹介します。

医療教育関係です

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今年も来たる10月30日(木) ・10月31日(金)に第4回医学教育研究技法ワークショップを開催する運びとなりました.

概要とプログラムが決定しましたのでお知らせします.

 

皆様のご参加、熱心な討議を心待ちにしております.

 

今回は、医学教育分野で用いられることの多い質問紙調査を行っている(または行おうとしている)方を対象としたワークショップを企画しました。質問紙調査の質を上げるために必要な知識や技能を、グループ討論や講義を通じて学ぶことによって、各参加者の抱える課題の具体的な解決方法を探ります.

企画・運営 日本医学教育学会医学教育研究開発小委員会

日時 平成20年10月30日(木) 13:00~10月31日(金) 12:00

会場 東京大学医学部総合中央館(医学部図書館)3階333号室

対象  医学教育研究に関心をお持ちの方々

参加費 2,000円(宿泊・懇親会費別)

定員 25名(先着順)

申込・問合わせ 所属・氏名・連絡先を明記の上,

医学教育研究開発小委員会 委員長(東京大学)  大西弘高 ircme-pc@m.u-tokyo.ac.jp 03-5841-3534  までご連絡下さい.

 

プログラム 10月30日(木)

13:00~13:30 開会挨拶・自己紹介

13:30~14:00 レクチャー1:医学教育における質問紙調査

14:00~15:00 グループワーク1:質問紙作成

15:00~15:30 休憩

15:30~15:50 他グループの作成した質問紙への回答

15:50~16:30 グループワーク2:他グループによる回答結果の検討

16:30~17:15 グループ発表と討論

17:15~17:45 レクチャー2:質問紙作成によくみられる問題点

17:45~18:30 グループワーク3:質問紙の改良

18:30~19:00 グループ発表と全体討論

19:00~ 懇親会(参加自由)

 

10月31日(金)

9:00~ 9:30 レクチャー3:質問紙調査の実施前後における問題

9:30~10:00 レクチャー4:質問紙調査を用いた医学教育研究の実際

10:00~10:20 改良された質問紙への回答

10:20~11:00 グループワーク4:他グループによる回答集計と振り返り

11:00~11:45 グループ発表と討論

11:45~12:00 まとめ・閉会挨拶

 

なお,昨年までのワークショップを含め,より詳細な内容については下記ホームページをご参照ください。

 http://edu-med.umin.ac.jp/Japanese/rdcme.htm

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では、この後実験室へ行って若手の先生方と合流します。

送別会を開いていただけるということなのですが…若手といっても僕が一番下かもしれないw

それでは、また。

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本当にどうでもいい話:僕と職務質問

2008-07-29 13:10:14 | ど~でもいい話

こんにちは。

 

先ほど、転居届などの提出や諸手続きを行いまして、帰ってきました。診断書も書いてきました。

帰りのバスの中、自転車を走らせていく子供たちを見て

「本州に行ったら自転車買わないとね」

と思いました。 そして、本当にどうでもよいことを思い出していました

 

 

研修医のころの話です。

 

僕は大学病院のプログラムでしたが、東京の病院でも研修をしていました。そちらに住んでいた時のことです。

後輩から「追い出しコンパ」通称「追いコン」のお誘いがあり、東京から埼玉の方へ移動しました。その時に大学に忘れてきた自転車を持って帰ろうと思い、帰りに自転車で移動しておりました。

今だったら、飲酒運転で捕まるのかな・・・・?

 

埼玉県から東京都内に入りしばらく行ったところで、後方からパトカーが接近してきました

そして少し前で止まるや警官2名が降りてきました。そして、職務質問をされました。

「君の住所は。職業は?医者?へぇ~」

「なに、埼玉から東京まで自転車で帰っていた?」

「今、3時だけどなんでこの時間に自転車なのか?」

10分ほどよく覚えていませんが職務質問をされ、いろいろ答えていたら後ろの方から別の警察官の方が来て

自転車と本人、間違いありません

と言いました。

 

するといきなり口調が変わって

「お疲れ様でした。明日の朝、頑張ってください」

 

何をだよ・・・・w

思わず、げんなりしましたが…パトカーはそのまま立ち去って行きました。

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なかのひと 

やはり、夜間に怪しい自転車の男がいたら捕まえようと思うのだろうな・・・その気持ちはわかるが・・・・。盗んだ自転車ではないですよ…忘れ物です・・w

 

そもそも埼玉県から自転車で東京まで帰ろうと思わないよな、普通のやつは・・・。 けど、3時間あれば帰れるんだよ・・・・。

 

少し自転車を走らせていましたが、また捕まるのも馬鹿らしいと思い、途中でタクシーに切り替えました。自転車は折りたたみのやつだったのでトランクに入れて・・・。 初めからそうすればよかったのですけどね・・・。

 

自転車を見てそんなことを思い出しました。まったく役に立たない、真にどうでもいい話です。

 

それでは、また。

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ど~でもいい話:僕と認知の壁と「議員さん、マスコミの皆さん」

2008-07-29 09:13:18 | ど~でもいい話

おはようございます。

この後9時くらいから区役所に行って、住民票の移動手続きなどを行ってきます。その後、病院の方からもう一人診断書書け~と言われているので書きに行きます。

さて、また地方議連の続きです。

 

地方議連の飲み会の時に議員さんといろいろ話し合っていました。

 

 「病院(診療所)に一人しかいない検査技師さんや放射線技師さんを張り付けで勤務させる(On Call体制)にするのは彼らの生活に不都合がある。そもそも、患者さんが来ることも珍しいし、検査系を動かすこともまれな地域で、検査技師がいないと困ると医者は言うがどうだろうか。」

 

そんな内容だったような気がします。

 

非常に大きな問題だと思います。

 

実際に検査をしなくて判断できる軽症の人が多いのだろうとは思います。 しかし、救急現場で医者として考えれば…何かを疑ったとしても検査を行えなくては確認できない場合もある

Triage機能を発揮するとすれば全身状態がまだ比較的良好な患者だろうから、Vitalは安定していて…というのが基本になり、症状から何を疑うか・・・。そして「何かを疑った」から検査をして確定診断へ近づけるわけで・・・。

検査が全くないということであれば、病院のTriageというよりは救急隊に近い、現場のTriageに少し「医師」としての知見が加わった程度になるかもしれない。

 

ところが・・・高齢者などでは「症状が非典型的」になったりして、検査なしでは確認できないこともある。まったくわからないこともあった。

 

研修医のころの話だが、大学の指導医と一緒に救急外来を受診した患者さんを見ていた時に、80歳前後の男性が腹痛で受診した。

症状も身体所見も軽かった。熱もなかった。

ただ、高齢であること、持続時間が長すぎるなどの理由もあり胸部腹部の単純写真を撮ったら、フリーエアーがあって、造影CTなどで腸管の穿孔部位と思われる場所(手術で確認された)を特定するということがあった。

 

この方は敗血症を起こしていたので、その後も大変だった(外科の先生)が、無事歩いて退院したとのこと。

 

これは胸部単純写真に写っていたフリーエアーなしではこの方は生きてはいなかったでしょう。

 

まったく検査がないと・・・そういう方の救命ができない可能性もある。それを住民の方には理解してもらって・・・・とは思います。

 

ただ、実際に一人しかいない検査技師さんが毎日On Call体制が難しいというのは理解できる。だって、産科医だって一人勤務は24時間On Callだし、血液内科は365日、24時間On Call体制だから。

 

実際このような患者さんも来る。

しかし、こんな症例は少ない。実際病院でも極力無駄な検査はしないが、時折風邪のような症状の中に混じっている「急性喉頭蓋炎(この1年で2人いたから…意外といるのかもね)」は検査なしでは何とも言えないし、帰せなければ送るしかない。

 

疑ったら送る。それしかできなくなる。いや、それは正しいのだけど・・・。オーバートリアージになって二次救急が疲弊するかもしれない。

 

その地域の夜間救急として診療所の果たすべき役割はTriage機能だと思う。それは議員さんも同じ考えだろう。

 

そのTriage機能をどこまで高めるか・・・・という問題。

 

あと、技師さんが24時間張り付けが負担になっている・・・ということであれば、

「夜間救急に関しては検査はしません」

というのを住民の方々に知らせる必要があるし、住民の方々がそれを理解した上でどういう選択肢を選ばれるのかが重要だと思う。

 

 

それではよくない。技師をもう一人呼ぼう

という話になるかもしれないし

「めったに必要な患者が出ないのであれば金の無駄である。夜間は診察だけで、疑わしかったら大きな病院へ行けばよい

と、いう話になるかもしれない

 

このような話は医療従事者からも言わなくてはならないのかもしれないが、可能であればしっかりと認知の壁を取り払って、理解してもらった地方議員さんからそれを住民の方々に説明してもらう方がよいように思う

 

ただ、本当にいろいろと話し合いをして、認知の壁を感じました。お互いにまだ越えるべき、壊すべき壁がいろいろ残っています。

それを解決していくためにこのような機会を持って話し合いを進めていかねばならないし、マスコミの方々・議員さんの協力・ご理解も必要なのだと思う。

 

意識の高い議員さん、マスコミさんたちでも、まだまだ認知の壁がある。一般の議員さん、一般市民の方々は当然だと思う

 

まとめます。

 

今回の議員連に参加して特に思ったのは医療に関して「高い意識の議員さん」「高い意識の記者さん」たちでさえ、医療従事者との間には認知の差がある。

 

われわれ医療従事者はその認知の壁を壊し、お互いの認識・理解を深めるために協力していく必要がある

そして可能であればその認識の違いを理解してもらったマスコミ、議員さんから国民・住民への啓蒙活動、選択肢の提供をしていってもらえればと思う

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なかのひと 

住民の求めに応じて医療従事者は行動できるとは思う。ただ、どこに限界を設けるかを住民が決めてくれたらよいのではないか…と思うのである。

 

ということで、書いていたらバスが行ってしまいました・・orz

 

とりあえず、とぼとぼ歩いて5kmほど先の区役所まで行ってきます。

ま、走れば20分ですけどね

では、また。

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地方議連:地域の特色を生かした議連を!

2008-07-29 00:15:26 | 国会議員・地方議員連盟

さて、続けていきます。酔っぱらいモードなので、記事の内容に関しては書かずに自分の意見を書いてみたいと思います。

 

昨日、北海道の地方議員連盟の会合に参加してきました。

 

僕は「日本」という国を「よりよく改善していく」ために、どのようにして地域住民、国民が「医療」と「教育」に向き合っていくか…を最近はいつも考えています。

 医療と教育に関しては「未来への投資」であり、それを改善していくのは「医師」「教師」だけでは不可能で「国民全体がこのことを考える必要がある」と思っています。

 

今回、夕張に行った一番の理由は「市民一丸となってどのような活動をしているのか」というものが見たかった…というもの。

実は夕張市民医療センターを見るまで(そして質問するまで)、医療センターが北のはずれにあることを知らなかった。

北のはずれにあるということは…どなたかがおっしゃっていたが「南北に長い夕張市」において、南側の人の医療は市民医療センターよりも他の町に行った方が近い可能性がある

この状況では…市民一丸となって・・というのは難しいのかもしれない。しかし、医療センター…希望の森の皆さんの努力は多くの方々に迎え入れられているのだろうとは思う。

 

また、事実上地の利の関係で、「利益」を享受できない人々の存在もある。 そのことがよくわかった。さらに…もう一つの問題も。

 

北海道はおそらく全体が、このような特色があるのだと思う。だからこそ、地方議連の皆さんが「医療」を中心に「地域を守る」ために活躍してくださることを祈念している

 

 

その一方で「柏原」のような場所もある。

帰りの車中で話をしていたのだが、柏原は議連が立ち上がらなかった。議連が動く前に住民が動いたから・・・。

「地域医療を守る」という意味で・・確かに議員さんたちの役割は「啓蒙活動」が大きな役割だと思うし、北海道でもその役割が期待されていると思う。

その意味では「啓蒙活動」をする前に「柏原市のお母さん」方の目が開かれてしまった。それゆえに啓蒙活動を中心とした議連…の存在は必要がなくなったのかもしれない。

 

しかし、それでも「議連は必要なのではないか」と思う。

何かを決めるために最大の力を持つのは「目が啓かれた」国民だと思う。そしてその国民の力を受けて何かを行うのは議員である。 国民が声を大にして動き出した場合、政治に影響を与えうるとは思う。政治に対して影響力がないはずはないのだ。

 

 しかし、その声を本当に理解するためには「同じ目線」「同じ活動」まで下がっていく必要があるのだろう。そういった意味合いの議連でもよいのではないだろうか?そう思うのである。

 

また・・・・議員連盟が「お母さん方」を中心とした地域住民の声を聞き入れるために、同じような活動を通して・・・違う目線(議員としての目線)からそれに参加、協力すること。それも必要なのだと思う・・・。

 

議員連盟、現在「北海道」と「千葉」に存在している。北海道の議連と千葉の議連は異なる性質を持っていると思う。

同様に今後立ち上がるかもしれない「奈良県」も異なる性質をもつだろう。柏原も作ろうと思えば作れるだろうが、趣は異なるものになるだろう。

それは良いのではないだろうか?

 

議連の最大の目的は「地域を良くすること」。まさに地方議員の目的を達成することにあるのだと思う。一人一人では信じる活動をできないかもしれない。だから、組織として動く。 自民党だから、民主党だから…ではなくて「地域住民のために」自分の信念に従って活動するために利用する力としての議連地方を守るための議連。それでもいいのではないだろうか?

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なかのひと 

まったく同じ目的ではないかもしれない。動き方も異なるかもしれない。しかし、議連というものが「地域住民のため」に動くものだというのは間違いないと思う。

国会議員が「地域のために」と思っていても、どう考えても地域の性質の違いから「全体を見渡しながら」では問題解決への糸口をつかみにくいかもしれない。

 

だからこそ、地方議連を作って「地域のために議員が立ち上ことは素晴らしいこと」だと思う。 青臭いことを書きましたけどね。

まぁ、こんなことを言うのであれば「地方議員の給与」の問題だとか、立場の問題とかももっと考えなくてはならないのでしょうけど・・・。

 

さて、明日は午前中のうちに「諸手続」を行い、午後から荷物を発送し、夕方は若手の先生方が送別会をしてくださるということで、それに行ってきます。

 

また、飲みかw

 

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