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さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

桁の表面処理実験

2005年10月25日 | FRP班の作業
 人力飛行機の重量に、桁の重量の影響は大きい。FRP班では、桁の表面全体にピールという、エポキシ樹脂を吸い取る布を巻いて焼くことで、強度を維持しながら軽量化を図れないか実験をしている。
 前回、主翼に使っているC桁にピールを巻いて実験したところ、ピールがエポキシ樹脂を吸いすぎてしまった。
          前 
  D C B  A  |
=======|=======主翼
          |
          |
         --|--尾翼
          後
そこで、OBのアドバイスなどをもとに、今回はピールの内側に小さな穴が沢山開いた、穴あきフィルムを巻いて、ピールが樹脂を吸う量を減らせないか、実験してみたのだ。
 表面の状態をみるだけなので、径の小さいコクピットフレーム用のマンドレルに、短い桁を3つ巻いた。それぞれ、①「ピールなし」②「ピールあり穴あきフィルムあり」③「ピールあり穴あきフィルムなし」。
 で、できたのが写真の3つ。

いつもの桁と同じ。表面にエポキシ樹脂の層ができている。強度は1番あるそう。重量は一番重い。

ピールだけ巻いた時に比べて、表面に光沢がありきれいだった。重量は①とほとんど変わらなかった。強度も①ほどはなさそうで2番目かな。

前回と同じように、エポキシ樹脂を吸いすぎて表面はザラザラ。手で曲げるとミシミシと層間剥離したような音が…。強度的には一番ダメ。ただ、重量は他の2つに比べて極端に軽かった。

②は重量的にも強度的にも予想を裏切った結果になってしまった。ただ、今回はプリプレグ不足もあって、3plyしか巻いてない。本番桁用のプリプレグが届いたら、もうちょっと本格的に実験したいね。

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