フォーサーズ撤退を真剣に悩んでいます。
フォーサーズの特徴はセンサーの小ささからくる深い被写界深度を生かした撮影に向いているということですよね。
しかし私は特にポートレートの時は大口径を開けて撮るのが好きです。
以前シャパさんが実験してましてが、フォーサーズの大口径25/1.4とフルサイズの50/1.4の撮り比べで、25/1.4の開放と50/1.4のF2.8が同じくらいのボケ具合でした。
フォーサーズだと1番明るいレンズでもF2.8のボケ具合しか得られないということですよね。
大口径を開放付近で使うのが好きな私には、この特性は辛いです。
そしてもう1つ、フォーサーズは画面の比率が4:3ですよね。
私は3:2に慣れているので4:3が難しく感じます。
他の人がアップしてるフォーサーズの写真を見て違和感を感じるというほどでは無いので、4:3が嫌いな訳ではないです。
ただポートレートは3:2で撮りたいという拘りは有ります。
私にとっての1番の被写体であるポートレートにフォーサーズが使えないということになると稼働率はかなり低くなります。
E-620ならライブビューの時に3:2にできますが、ライブビューで撮るなら一眼レフである必要がないんですよね。
そういったことからフォーサーズ撤退をここのところ考えていました。
ただDMC-L1、E-420、E-620とパナソニックのセンサーを搭載した機種ばかり使ってきて、コダックのセンサー搭載機種を使ったことが無かったので、撤退前にE-300を購入してみました。
そんなE-300で撮った写真ですが見てください。
OLYMPUS E-300+LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. MEGA O.I.S.
カメラの出す絵が好きか嫌いかと言う前に、フォーサーズの特徴と私の撮影スタイルが合わないんだなと実感しています。