Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

古代の日本とハワイの和合 in 琵琶湖 〜感想〜

2016-10-30 16:47:30 | 日本とハワイの共通点
アロハ ウハネ

先週、初めて琵琶湖を訪れて来ました。龍神様が住んでおられると聞いたので、早朝、琵琶湖にご挨拶に行きました。
すると鷹が数匹上空を迂回して近づいてきて、一匹がかなり下の方に来て、まるで「ようこそ琵琶湖へ」と挨拶をしてくれているかのように空中で両足を下に下ろして停滞するような不思議な格好をとりました。4〜5秒くらいでしょうか、翼をパタパタさせて、私の上に止まっていました。そして、また去って行きました。びっくりして、すぐに写真を撮りたかったのですが、そういう時はつい見入ってしまい、カメラを忘れてしまいます。少し上空に上がってしまった頃ですが、この鷹さんでした。

そうして、午後からワークショップの始まり〜。初めてのコラボで少し緊張していましたが、神道家の矢加部さんもとても気さくな方で最初に神道のお話をしてくださったので、その後にアロハ・スピリットの知恵をその流れに合わせてお話する事が出来ました。

今回もう一度本の内容を直接聞く事で、ますます太古の大和とハワイは、繋がっていたのだな〜と確信しました。以前にも書きましたが、まずは宗教というものは「OO教」というものが付き、神道は道の世界であるという事。ホ’オポノポノ・ケ・アラもアラは道という意味です。古代、大和の国、あるいはハワイに他の文化が入っていなかった時には、その信仰には名前はなかった。。他に比べるものがなかったので名前が必要ではなかった。。土着の自然発生した道の世界であった。。。などというところからして同じです。

そして、ピリキアは、禍事(まがごと)の事であり、穢れとは、気が枯れている状態、それは「気懸かり」があると起きるといいます。まさにマナ’オ(思考)が物事をネガティブに取らえている時がこの「気懸かり」なのです。気が枯れている状態。。でも禍事も悪いものでない。全ては弥栄(いやさか)に向けて起こるべくして起こる過程に過ぎないという事です。弥栄とは、ますます栄えていく状態。ポノな状態です。ピリキアも悪いものではく、ポノに変えるチャンスが訪れたという事。

西洋の教えのように対立がない、あいまいな日本。でも白黒はっきりすると対立が生まれ、あいまいな文化は調和を重視している。

アロハとロカヒ(愛と調和)を重視して、気がかりを手放し、弥栄への道を開いていきましょう!

ところで先日興味深いニュースがありました。フィリピンのドゥテルテ大統領が日本を訪問されておられた時、天皇陛下との会見が中止になったというニュースです。ちょうど会見の日の朝に三笠宮さまが薨去されたのでした。暴言を吐いてこのところ話題になっていた大統領でしたから、それは当然神人でおられる天皇陛下との面談は叶わなくて納得行きました。神界はおそらく三笠宮さまをお使いになられて最後の使命を果たされたと感じました。その翌日、ドゥテルテ大統領が飛行機の中で神が語りかけてきたという珍しい話がまたニュースになっていました。「暴言をやめないとこの飛行機を落とすぞ」というお叱りがあったという事でした。せめて、この声が聞こえた大統領は、弥栄への道へと再度軌道修正するチャンスが与えられたというのは、救われています。

大きな禍事(ピリキア)は、大きくポノに変えるチャンスです!

私たちも日々自分を見つめ、弥栄へと軌道修正して、波動を高めていきましょう〜。 
これが何よりも重要な時節です。 

琵琶湖の空と水龍のエネルギー



コーディネートして下さった中家かおりさんと矢加部幸彦さんと一緒に。


本「神ながら意識」矢加部幸彦著書 ナチュラル・スピリット社出版
とても分かりやすく神道の叡智が書かれています。もっと内容詳しく知りたい方はおすすめです。




今週も愛・喜び・感謝に意識を向けて「うれし楽しの道を〜!」
ポノな一週間をお過ごしください。

ク-プナ(ご先祖さま、龍たち)、天使たちにいつも見守られていることを忘れないように



aloha&pono
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古代ハワイ物語 つづく。。

2016-10-16 21:58:55 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

清里は数日前から薪を焚き始めました。夜中の外の気温はすでに0度の日も。すっかり秋も深まってきました。なかなかパッと晴れ日が連続してなかったので、ここ数日ようやく梅を干す事ができましたが。。長い事漬けていたので塩からくなってしまいました。

以下の物語は、昔昔の語り部たちが神話、伝説、チャントを編み込んで語ったものの一部です。

「三人の王子」

ターネは、彼の三人の息子たちに使命と担当する領域を与えることにしました。創造の天界である彼らの住処ラニ・ウルから父が住む太陽の家に来るように命じました。

まずロノにこう言いました。「おまえは、地球から見える太陽のスピリチュアルな君主として命ずる。タ・ルア(地球から見える太陽)を中から温め、地球に住む人々が快適に過ごせるようにするのじゃ。太陽のスピリチュアルな次元からハワイに生命の源となるパワーを地上に送り込み、植物が育つようにせよ。わしの子供達、人間や動物たちが病気になった時に必要な薬草が全て揃っているように管理しなさい。汝の名は、ロノ、別名 テ・アテュア・イ・ラ’アウ(アテュア=神、ラ'アウ=植物)薬草の神、癒しの神とする。人間のヒーラーたちに力を与えよ。私の力をおまえを通して、彼らに与えよ。信心深い子供達を病から救ってあげるのだ。苦しみから救う手助けをしなさい。」

「おまえは、テ・アテュア・テ’ア、白い神、光の神、悟りの神でもある。信心深い私の子供達は、知恵の神としておまえを崇めるであろう。真実を知ろうとする者に力を貸し、この永遠なる神聖な王国へと導くのだ。ハワイの人々は、"E Rono E Taurana Mai Nu'u" (エ ロノ エ タウラナ マイヌ’ウ) ロノ神よ、私の中の神聖な社を平和にお導きください、と祈るであろう。太陽を通して、私の愛を届けてほしい。」

 ターネは、次にテューに向かって言いました。「おまえは、大地から育つ木々の神、として命ずる。私の子供達が充分な穀物や野菜、果物に恵まれるように管理しなさい。ハワイの人々は、おまえを穀物、収穫の神として崇拝するであろう。もう一つ、おまえに仕事を与えよう。天界の最高裁判官という任務を与える。人間を宇宙の法則に基づいて公平に裁きなさい。私の作った報いの法則に則り、人間に充分な教訓を与える事も大事だ。さらに、別名 テ・アテュア・タ’ウア(友情の神)として、人々に平和を与えなさい。同時にテ・アテュア・タウ’ア(戦いの神、怒りの君主)ともなるのです。人間の中には、欲が強くなり力を振る舞いたがる者が絶対に現れ、兄弟同士が戦うであろう。そして、彼らは自分たちの怒りを神のせいにするであろう。その責任を追うのがおまえの役割だ。」

最後にターネは、タナロアに向かいます。 「タナロア、おまえは、南太平洋全域を担当することを命ずる。私の海の子供たちを養うのだ。海の王国に息吹を注ぎ、珊瑚や海藻、魚たちにスピリットを与え給え。私の人間の子供たちが海からの恵みを頂けるように管理しなさい。漁師の神となるのだ。おまえは、さらにテ・アテュア・ポー、闇の神にもなるのだ。ロノが現れる朝焼けまでの間の夜の時間、子供たちを見守りなさい。」

つづく。。。

〜 建築の三神の十字 〜
一が二を作り、二が三となった。この世界を最初に創造した三神を表現している。(上記の内容からするとこの三神とはターネの息子、ロノ、タナロア、テューであると想像します。)





今週も愛・喜び・感謝に意識を向けてポノな一週間をお過ごしください。

ク-プナ(ご先祖さま、龍たち)、天使たちにいつも見守られていることを忘れないように



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来週は、琵琶湖でのワークショップにつき、ブログの更新は再来週になります。
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古代ハワイ物語 つづく。。

2016-10-09 09:02:03 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

めっきり寒くなり、清里ではストーブを焚いています。北海道は雪とか。。一気に秋短かく冬の気配がしています。皆様体調にお気をつけ下さい。前回の続きです。。


以下の物語は、昔昔の語り部たちが神話、伝説、チャントを編み込んで語ったものの一部です。

1日目
  
  創造の神の四大男性神、ターネ、そして息子たち ロノ、タナロア、テューは、時の始まりの初日の夜明け前に上空に現れました。ターネは、炎の黄色っぽいオレンジ色に輝き、ロノは太陽のような白い色、タナロアは、海の色のグラデーションをまとい、テューは血色の赤に輝いていました。それぞれの頭には、虹色の光の王冠が踊るように廻っていました。

  四大神は、アウヴァ'アラルア、真珠の貝殻の乗り物で飛行し、溶岩の海が埋めく地球の上空を巡回しました。そして、その溶岩を形付けていこうと決めたのです。輝く大きな四神の手で山々を盛り上げ、谷間を掘り出し、平地をなめらかにしていきました。

神々は、その出来栄えを眺めました。ターネは、真珠のネクレスのように連なった銅色の島々を見てとても満足そうにしています。しかし、土地は乾ききっていました。植物、木々、穀物が育つには水が必要です。そこで 神々は、谷間のところに山頂から線を掘り出し、海へと流れる道を形成しました。そしてターネが「平地が潤うようにこの道に水が流れよ!」と命令します。すると、どこからともなく隠れた泉から水が噴水し、その道を下降して滝が出来、川が出来て、果ては海へと繋がって行きました。

  ターネと息子たちは、これから生まれて来る人間たちのために創造したこの世界に満足していました。既に息吹を吹き込まれている魂たちが住んでいるヌ'ウメアラニ。そこに人間の原子が待機しているのでした。四神は、また真珠の貝殻の飛行船に乗ってこの世界から去って行きました。ハワイ諸島に神々が到来した証として大きな虹を後ろに残して。。

つづく。
  

〜 建築の三神の十字 〜
一が二を作り、二が三となった。この世界を最初に創造した三神を表現している。(上記の内容からするとこの三神とはターネの息子、ロノ、タナロア、テューであると想像します。)






今週も愛・喜び・感謝に意識を向けてポノな一週間をお過ごしください。

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古代ハワイ物語 7

2016-10-02 11:22:03 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

高貴なハワイアン達の生活

 古代ハワイの社交場は、位の高いチーフたちの中で行われ、国の方々より優れたエンターテイナーを招待しました。美しい男女は、香り高いマイレの蔦やシダの衣装に花々でデコレーションしたものなどを身にまとい、藁葺き屋根の草の宮殿で夜集まるのでした。放浪する吟遊楽人、フラのダンサー、詩人、神話や伝説の語り部など色々な芸人がロイヤル・ファミリーにその技を披露しにやって来て、楽しませていました。人々はラウハラ・マットに座り、ククイ・ナッツの灯りの中で夜を楽しんだものでした。
 当時のハワイアンは、特に神々の話を聞く事を好みました。自然と密接に生活していたので、歌う鳥たちの話、滝壺に降り注ぐの滝の様子、風にそよぐ葉っぱのざわめき、大風の唸り声、大波の叩きつけるような音、火山の噴火や雷の音など自然の様々な様子を物語にしたものが大好きでした。そのどの自然現象にも自然の神様が登場することになるのです。
 
  詩や神聖なチャント、伝説や伝統の語りなどは、最高の文化的エンターテインメントと考えられていました。その中でも最上とされたのが聖地で行われた古典フラです。今日と同様にこれらのパフォーマーたちは芸術家として大変に尊重されていました。
  詩人が村にでやってくると大変な歓迎を受けます。招待した家族の家に招かれ、食事を共にしたり、寝泊りもさせてもらいます。灯りが消えた後の夜を共に過ごす相手も当てがわれます。その相手となる者はそれを大変光栄に思うものです。

  語り部は、天空を真珠や雲に乗って飛行する神々の話をしました。物語によっては、神々が人間に大変似た行動をとるような内容もありました。雲の中で愛の営みを楽しんだ後に結婚し、しばらくは幸せに夫婦として暮らしているのですが、お互いに愛想を尽かし喧嘩が始まり、雷が鳴り響き、離婚するといったような神話もありました。
  神々は、生活が単調で退屈になってくるとTa Ao Po (タ アオ ポー)という幽霊界に行き、幽霊たちのふざけた様子を見に行って退屈しのぎをしたものです。時には、幽霊の体の中に入って死者たちの中に混じり遊ぶ事もありました。まさか神が幽霊に化けているとは死者たちは思っていないのを見て楽しむのでした。
  ハワイでは人間の女性が神々に好かれる事もあり、女性たちもそれを好みました。神が人間に恋をして言い寄るという事もしばしあったのです。遠距離恋愛はなかなかうまくいかないので、神は人間の姿になり、その女性に言い寄り一緒に暮らし始めます。夫婦として楽しく暮らし子供も作りしばらくは幸せに暮らしますが、やがて地球での生活と妻が退屈になり、浮気をするようになります。それにも飽きてきて、高次元の世界に帰りたいという気持ちになります。すると神の姿に戻り、半神半人の子供たちを残し、神界へと去って行くのです。

  神話や伝説の語り部は、神官でもあり、カモフラージュの技のマスターでもありました。物語の中には神官たちの秘儀も編み込まれていたりします。その内容を理解できる者と出来ない者がいたことでしょう。神官である男性あるいは女性は、祈りや神聖なチャントを物語の中に組み入れる場合に内容を一切変えてはいけないという掟がありました。一語一句正確に語り又発音しなければ、その意味は失われてしまうからです。

以下の物語は、昔昔の語り部たちが神話、伝説、チャントを編み込んで語ったものの一部です。


巨大な白い鳥

  天地創造がされる以前、世は全くの暗闇に包まれていました。天界の上に海があるだけでした。その海の中にまだ生命はありませんでした。なぜなら神がまた生き物を創っていなかったからです。地球にも生き物はまだ誕生していませんでした。ただ太平洋が広がっているだけで波もない静かな海でした。

  巨大な白い鳥が天空高くより現れました。その大きな広い翼を広げ、華麗に飛行するとそこには虹が出来ました。その鳥は、天なる父ターネと聖母Uウリ ア 'ナ'ナの使いとして天地創造の役割を遣わされたのです。炎が出ている赤茶色の大きな卵を翼の間の背中に乗せています。そして海の方へど翼を左右に傾けてながら下降していきます。優美に海の表面を飛行し、その卵を落とすスポットを探しています。
  ここだという場所が見つかると上に急上昇し、卵を落としました。来た時と同じ滑走路辿るように、左右に体を揺らしながら再び天界の王国へと消えて行きました。

  中から吹きです炎の巨大な卵はもの凄い水飛沫を上げて、静かな海の上に叩きつけられました。そして、爆発し幾つもの破片に砕けて溶岩がロケットのように方々へと飛び散ります。その勢いに駆られて、海には大きな波が色々な方向へと誕生します。燃える炎の塊は、水面に雨のように降り、パチパチ、バンバンと唸るような音をたて、その音は宇宙にまで鳴り響いて届きました。新しく生まれた小島たちは、しばらく飛び回り、水面を上がったり下がったり、浮き沈みを繰り返し、やがて海は再び静けさを取り戻しました。小島たちは、海の底にしっかりと根を張り一箇所に定着します。このようにして、この諸島は生まれたのでした。

続く。。


マラマの十字 太陽と月の女神であり、太陽が空にない時間帯、ターネ神の子供たちが平和でいられるように見守っている。




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