2011年にアップしたものをもう一度アップします。復習しましょう!
(上のSiとは、スペイン語でYesの意味。スペイン語圏でのサインのようです。)
内容記述者:
アメリカン・レスキュー・チーム・インターナショナル(ARTI)、隊長ダグラス・コップ氏:
「私は、これまでに60カ国で875軒の倒壊した建物にもぐり込み救命活動した経験があります。すべての大きな被災地の現場で目撃した結果、地震の際の最も安全な地帯は、三角に空く隙間だという事です。」
1)一般的に机などの下にもぐるという意識をお持ちの方が多いですが、建物が倒壊した時には机や車の中に入った場合、ほとんどがつぶされて死んでいます。低くて安定した家具、ベッド、ソファー、ピアノ、金庫等の横の方が安全です。
2)猫や犬は本能で警戒時には、丸くうずくまります。人間も同じように、家具の横で、できるだけ小さく丸くうずまると良いです。
3)地震の場合には、木造が最も助かる確率が高い。木は地震に揺れて柔軟性があり、上から落ちて来ても重量が他の資材に比べると軽い。レンガもまだ助かる可能性があるが、コンクリートの建物が倒壊した場合、下敷きになったら、ほとんど助かるケースがない。
4)寝ている間に地震が起きた際には、丸くなってベッドの横に移動する事。ホテルも地震時には、ベッドの横にうずくまる事を掲示しておくと、利用客が助かる率が高くなるので掲示する事をお薦めします。
5)地震時に窓やドアから逃げる時間がないと思ったら、ソファーなど家具の横に丸くなってうずくまる。(私の意見:外に出たなら、8)を考慮すると、家や建物の外壁にそってうずくまるのが良いかもしれません。近くに木造があれば、その方が良い。)
6)ドアを開け、ドア枠の下に立って様子を伺う人が多いが、これは大変危険な場所です。ドア枠は構造上弱い場所で倒壊すると上からつぶされます。横に倒壊すると二つに体裁断される事になります。
7)「階段は絶対にダメ」については、日本は耐震基準があるので、高層ビルや1981年以降の建物であれば、大丈夫であろうという意見があります。ただ深刻な大地震の場合、木造の階段はやめておいた方が良いと思います。特に地震後の倒壊していない木造建物の階段は危険です。
8)できるだけ、建物の外枠の壁に側した家具の横に行きましょう。建物の内側であればある程、倒壊後の脱出ルートを失います。
9)車の中にいた場合は、ほとんど助かるケースがありません。サンフランシスコで起きた大地震の際、ニミッツ・フリーウェイ(橋)を車で走っていた人たちは、ほとんど車の中にいて、全員死んでいます。もしも、車を降りて車の横にいたなら、生存率はもっと高かった事でしょう。車の中にいると、上からものが落ちて来た時に完全につぶされます。横にいると三角に隙間ができて、助かる率があがります。
10)新聞社の倒壊現場で気がつきましたが、紙が積み上がっている場所は、くずれていませんでした。会社にいる際は、家具でなければ、書類などがたくさん積み上がっている場所の横も良いという事です。
「三角形の救命スポット」(Triangle of Life)と名づけていますが、写真でわかる通り、この三角地帯にいる事で100%の確率で救命が可能であると思っています。世界中のテレビで既に報道されています。
以上翻訳した内容です。
いざという時は、冷静にしっかり対応して行きましょう。咄嗟の判断は、反射神経です。普段から運動もして体を動かしておく事も大事です。
*** 注意しつつ、恐れを手放し、ポノでいきましょう~! ***
アロハ&ポノ
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