昨晩、福井のあるボーイズリーグのコーチから「飯行きましょう」と連絡が入った。
彼とは、十数年近くお付き合いをしているが、コロナ禍で久しく会っていなかったので
長男を連れて飯に入った。
色々と、野球情報を交換する予定だったが、彼もコロナ禍で全く練習に行っていないと言う事で
世間話に切り替わった。
どうやら、孫が出来るようでお爺ちゃんになるそうだ(笑)
そんな訳で、少々寝不足と、年寄りと言うものは疲れが後から後から出て来るもの。
若い子は、一日寝れば疲れが吹っ飛ぶのだろうが、老人はそういう訳には行かないのだ。
まだ膝と腰が痛くて叶わない。
さて、本日は、敦賀ボーイズさんと練習試合だ。
新チームとして、初の練習試合だ。
敦賀ボーイズさんは、既に新チームに8月には移行しているから
13日に行われる新人戦に向けて調整だ。
色々と、ポジショニングを変えたりして作り上げなければいけないが少々時間が短すぎる。
スコアを見ると「E」マーク=エラーだらけだ。
2日前、日本ハム監督になる新庄氏がこう言っていた。
「野球は9イニングだったら27個のアウトを取る事。その27個を全て俺がアウトにすると言う意気込みでいれば、おのずとスタートダッシュが速くなるし
そうすれば、余裕も出てくる」など等と。
そうだ・・・お互い守備で譲り合ったり消極的なプレーは厳禁だ。
攻めた結果のエラーやミスでオールスター福井の指導者は怒らないけど
消極的なプレーでのミスは、許されるものでは無い。
積極的にプレーするには、強い心を育たなければいけないが
この部分は、自分自身で強くするしかない。
平沼翔太は卒団式でこう言いました。
「オールスター福井の練習より、練習が終った後の、足羽山の走り込みが一番辛かったです。
けど、あの辛さを乗り越えられたから今があると思います。」と
平沼翔太は、練習が終ると、即足羽山に行くのが日課だった。
入り口で車から降ろされ、出口で父親が待つ・・・
敦賀気比高校の東監督もこう話していた。
「僕は、宇治市から京田辺ボーイズにちゃりんこで通っていました。大体1時間半くらい掛かるので、グランドに行くと練習が終ってました。
そして、そのまま又ちゃりんこで家まで帰る・・・すると親父に車に乗せられ、宇治の山奥まで連れて行かれ、そこから家まで走って帰る。
兄弟で・・・辛かったですし、お墓のある所なんで怖くて怖くて。」・・・と
只、今とは時代や教育が違いますから、「ど根性論」では中々育成は出来ません。
やはり、自発的に、悔しい思いを持ち、自分で行動する選手になって欲しい。
そして、その時は、お父さん必ず付き合ってあげて下さいね。
無理強いは駄目ですよ。
ここも子供の性格を良く見抜いて考えて下さい。