片目を閉じてこれからの夫婦生活を・・・
先日、卒団生の結婚式に出席した際に敦賀気比高校野球部OB会会長の言葉だ・・・
両目で見れば、良い事も悪い事も見えてしまう・・・
夫婦と言うものは、最初は愛し合い、好きなもの同士で結ばれるが、その内に生活を共にしだす・・・
当然、お互いに生きてきた環境が違うから、その内にすれ違い、摩擦が生じてぶつかり出す事もある・・・
悪い面を見出せば見出すほど気になり、その人のいい面すら全く見えなくなってしまうもの・・・
だから、片目で見て、悪い面を見ずに、いい面を見ていきましょう・・・との事だった。
その言葉を聞いて、自分自身を振り返ってみた。
今の我が子の野球チーム、会社、夫婦生活に於いても当然、生きてきた環境の違うもの同士が、一緒に時を過ごす。
考え方・・・生き方・・・色々と違うから、心に疑問を抱いてしまうときが、多々ある。
しかし、全て自分本位で考えを持てば、持つほど一度起きたジレンマは大きくなり収集がつかなくなる。
野球チームでは、保護者会運営に於いて、唯一誰もが同じ意見となる事は
子供の為に・・・だ。
スタートラインが違っても、行く道順が違っても、目指すゴールは「子供の為・・・チームの為に」・・・だ。
目指すゴールさえ同じであれば、ひょっとしたら、道順までが同じになっていくかも知れない。
野球はチームプレーと言う事は誰もが判っている・・・それが自分の子供だけ・・・俺だけ・・・となるとチームプレーがギクシャクして崩壊するだろう。
昨晩、楽天の酒井コーチと長々と電話で話したが、プロ球団とて同じだとの事。
ベンチワーク、選手同士が、個人的な考えを誇示してしまえばしまうほど、チームは崩壊していくとの事だ。
一度、両目を瞑って自分自身を振り返ってみる事にしよう。
話は突然変わるが、11月のシーズン(宮崎フェニックスリーグ)が終了したら、オールスター福井GM酒井楽天コーチが福井に戻るとの事。
暫く見れていないから、チームの部員がどう成長してきているか楽しみで仕方ないとの事。
冬季期間に於いては、又指導を受けれそうでありがたい話だ。
そして、平沼君とLINEをした・・・
「高校野球生活3年間、本当にご苦労さん・・・そして色々と思い出をありがとう」と送ると
「いえいえ、オールスター行ったからこそ、今の自分があるんで此方こそ有難うございます・・・体験行くんで!」
だった・・・涙が出た・・・