小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

屑とカス

2024-07-09 07:47:56 | 日記

       R,06,07,10  クズとカス  NO,4201

同じようなものですが、まったく違います。 屑はまだ経済的価値があるものですが、

カスにはそれがありません。

戦後ガリオアエロアで、アメリカから供与された、「トウモロコシのコーン油脂の絞りカス」

がそれでした。 豚の餌にしていたようですが、煮ても焼いても、人間が食えたものではなかった。

木屑を食べている感覚だった。

名前は「卯の花」としゃれていたが、豆腐の搾りカスの「オカラ」だってそうだった。

なんたって安いものだから、貧乏家庭ではしょちゅう食卓に出されたたが、見るだけで

「ゲ」が出ほどに嫌いだった。 今でも食えない。

その点酒粕を使った「かす汁」は空腹の青年時代にあっては命の源泉ほどにうまかった。

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